「ありがとう」と言われる仕事に就きたい。サッカー少年が選んだのは柔道整復師の道「大船エール整骨院」相田泰成さん
神奈川県鎌倉市の大船エリアで2019年に開業し、自費診療の丁寧な施術で人気を集める「大船エール整骨院」。今回お話を伺うのは、2025年4月に新卒採用で入社した相田泰成さんです。
小さなころからサッカーに打ち込み、ケガに悩まされることも多かったという相田さん。親身に寄り添ってくれた柔道整復師の先生の姿に心を動かされ、「人からありがとうと言われる仕事に就きたい」という思いを胸に、この道を志しました。
専門学校時代には、成績が下から数えた方が早いくらいの順位まで下がってしまったこともあったそうですが、自分なりの工夫で巻き返しを図ったといいます。前編では、柔道整復師を目指したきっかけや学生時代の学びについて伺いました。
今回、お話を伺ったのは…
相田泰成さん
大船エール整骨院/柔道整復師
横浜医療専門学校で柔道整復師の資格を取得。卒業後の2025年4月に「大船エール整骨院」に入社。痛みや痺れなどの慢性症状や、スポーツ外傷への施術を得意とする。
「ありがとう」と言われる柔道整復師の仕事に、大きな可能性を感じて
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――柔道整復師を目指そうと思ったきっかけは?
小学校から高校までサッカーをしていて、けがも多く、整骨院に通う機会が多かったことがきっかけです。とくに印象に残っているのは中学生のとき、試合前にけがをしてしまったこと。
病院ではドクターストップがかかり、通常なら試合に出られる状況ではありませんでした。それでも当時お世話になっていた先生が、試合に出たい僕の気持ちを優先し、テーピングを何重にも巻いて送り出してくれたんです。
――そんな経験があったのですね。
はい。ほかにも、ボランティアのような形で個人的に試合に帯同してくれたこともありました。本当に手厚く支えてもらい、感謝しかありませんでしたね。
もともと「人からありがとうと言われる仕事に就きたい」という思いがあったので、人の力になれる柔道整復師という仕事に魅力を感じるようになったんです。
――そんなに小さなころから、感謝される仕事に就きたいと思うなんて、素晴らしいですね。
飲食業の仕事をしていた両親の影響が大きいと思います。人から感謝される姿を近くで見て育ちました。
そして柔道整復師は、自分が続けてきたスポーツにも関わることができる仕事です。人の役に立てることと、スポーツに携われること。その両方を叶えられると感じました。
下から数えた方が早い順位まで転落。ひとりで抱えない勉強で巻き返し
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――柔道整復師になるためには専門学校で学ぶ必要があるかと思いますが、学校選びはどのように?
自宅から通える範囲に2校あったので、通いやすさと国家試験の合格率の高さで選びました。
午前・午後・夜間の3部制でしたが、僕は午後を選択。夜は学費の足しにするためにアルバイトをしたかったことと、生活リズムを崩したくなかったからです。
――専門学校に入った当時、どんなことを感じましたか?
勉強量が多そうだと感じ、不安になりましたね。中学や高校受験では、自分の実力の範囲内で進路を選んできたので、必死に努力をして勉強をする経験がなかったんです。
でも柔道整復師の勉強は、そうもいかなそうだと。小テストも多く、暗記も必要で、「これは本気で取り組まないといけない」と感じました。
――では勉強面では、気合いを入れて取り組んでいたのですね。
それが、入学したころはしっかりやらなければと思っていたのに、その後どんどん気が緩んでしまって。1、2年生のときはなぜか自分はできるような気持ちになって、アルバイト中心の生活になってしまっていました。
うちの学校は、成績の学年順位が出るのですが、3年生になったときに下から数えた方が早い位置まで成績が落ちていて。さすがにこれではまずいと、危機感を覚えるようになったんです。
――そこからどう巻き返したのでしょうか?
自分より成績のいい友だちと一緒に勉強をするようになりました。ひとりで勉強をするより、知識のある友だちに聞いた方が早いと思って。先生にも積極的に質問していましたね。
あとは家ではなく、学校で勉強をするようにしていました。授業の前後に2~3時間の自習時間を学校でとることで、集中できましたし、わからないこともすぐに聞けるのがよかったです。
――国家試験はいかがでしたか?
エンジンがかかるタイミングがそこまで遅くなかったからか、そんなに苦労をせずに合格することができました。
――専門学校時代に印象に残っていることは?
勉強よりも実技が楽しかったということです。
サッカーをしていたころから自分でテーピングを巻く機会も多かったので、テーピングの実技の授業があったときもスムーズでした。
あとは、学校に附属の接骨院があり、実際に施術を受けたり実習に行ったりする機会もあって。教科書で覚えた筋肉や骨の知識が、リアルな身体と結びついた瞬間はとても印象的でした。
――実際に手を動かすような授業が楽しかったのですね。
そうですね。2年生と3年生で1回ずつ実習もあり、みんなは大変だと言っていましたが、僕は本当に楽しくて。
実際に不調で困っている患者様に、自分が習った知識を使って施術をする。そうやって改善が見られると、大きなやりがいを感じました。
就職先探しの前に、自己分析。軸を決めてから動けば迷わない
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――就職活動はいつごろから始めましたか?
3年生の夏でした。柔道整復師の場合、国家試験に合格してから取り掛かる人も多いので、比較的早い方だったと思います。僕は国家試験の勉強に集中したかったので、それ以外のことは先に片付けておこうと考えたんです。
ちなみに国家資格取得前に就活をすると、「仮内定」という形で就職先が決まります。
――まず、何から取り組みましたか?
就職先探しより先に手をつけたのが、自己分析と将来の目標設定です。自分がどんな人間なのかわからなければ、自分に合う職場も見つからないと思ったからです。
――どのように自己分析を?
自分の性格や強みや弱みを紙に書き出し、少し恥ずかしかったのですが周りにも「自分はどんな人間に見えるか」を聞きました。自分の視点と周りの視点をすり合わせることで、より客観的に自分を理解することができたと思います。
――どんな自分像が見えてきましたか?
環境に慣れるのが早く、置かれた環境のなかで努力できるタイプだということです。なので就職先として環境面を気にするより、自分の伸ばしたい技術や成長できる場所を見つけるほうが大事だと感じました。
――将来の目標は?
開業することです。将来のことを考えると、ある程度の役職に就き、経営やマーケティング、集客などにも関われる環境を選ぶほうがいいと思いました。
大手の会社では幹部が固定されていて、若手がなかなか昇進できない場合も多いと聞いたので、これから発展していく会社に就職したいと考えるようになったんです。
後編では「大船エール整骨院」を選んだ決め手や、実際の採用試験の内容について伺います。
手技の技術を学べる点や、院長先生の人柄で応募を決めたという相田さん。採用試験では、通常の1次面接のほかに、ビジネス書の感想を発表する2次面接もあったそうです。
そして無事に内定をつかんだ相田さんは、就活で大切なことを「自分が成長できる場所を選ぶこと」だと振り返ります。
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大船エール整骨院
住所:神奈川県鎌倉市岩瀬1-5-6
TEL:046-795-2338
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