自宅でも、オフィスでもOK!椅子一つあれば出来る骨盤ストレッチを公開!
日々仕事をしていると、ついついルーティンワークになりがち。でも、人気のサロンやショップでは何気ないことにも工夫を凝らしているもの。お客さまに喜んでいただける、ちょっとしたメソッドやテクニックをレクチャーしていただきました。
オールマイティに使える!!!超簡単な骨盤ストレッチ
身体のあらゆる箇所に影響する骨盤の歪みを安定させる
デスクワークで、ずっと座りっぱなしの仕事をしていると『血液循環』が悪くなって筋肉が硬直してしまいす。また、日中がほぼ立ち仕事をしているという人は、片足重心の体勢となってしまい、お尻に張りが出てくることがあると思います。今回はこのような症状出てきたとき、そして出始める前にちょっとしたストレッチで解消するスキルアップ術を伝授します。
仕事場でも、家庭でも簡単にできて効果的な骨盤ストレッチ。簡単なストレッチとなるので、ご来店いただくお客様にもおすすめができるストレッチです。『骨盤』って、みなさんが思っている以上に身体のあらゆる箇所に影響をおよぼす骨になります。そのため「腰痛」「肩こり」「むくみ」「足の冷え」などといった、多くの方が抱える悩みの症状が、その原因となっています。この骨盤ストレッチはオールマイティに使えるストレッチなので、みなさんの健康体維持のために実施してみましょう!
自宅やオフィスなど、椅子が一つあれば、どこでも出来る骨盤ストレッチ。ほんのちょっとの時間で出来るので、気楽に取り組みんでみてください。
まずは用意した椅子に座り、背筋を伸ばして姿勢を正します。その状態から片方(左右どちらからでもかまいません)の足首を、逆足の太ももの真ん中あたりに置きます。座ったときの背筋を伸ばした状態から、おへそが一番遠くを通るようなイメージで股関節から屈曲させて、体を伸ばしていきます。
体を左右に動かすなどの大きな動きはなく、椅子に座って前にかがむだけなので、小スペースでも実現できるのが骨盤ストレッチの良いところです。ストレッチをする上では、体に無理な付加をかけないようにしましょう。
その姿勢の状態と保ち、力を抜いて20〜30秒くらい静止させて、ゆっくりと深呼吸をしましょう。その際に、身体のどこが伸びているのかを自分でしっかりと意識することもポイントとなります。片方の足が終わったら、もう片方の足も同じように行いましょう。
骨盤ストレッチは左右の足を交互にやるだけ。椅子以外のには、特別な器具を用意する必要はいりません。椅子さえあれば出来てしまうので、気軽に始められ、長期的に実施していくことも可能。友達やお客様にもおすすめできるストレッチです。
たったこれだけの動きですが、この骨盤ストレッチをやることで『骨盤の歪み』は安定してきます。誰かにやってもうのではなく、自分自身でやることで、身体の右と左の違い(左右差)も実感できると思います。私たちも施術をしているうちに、身体に疲れが溜まり、凝りが出てくるので、よく仕事の合間にこの骨盤ストレッチをやっていますよ。みなさんも、お風呂あがりや、仕事の合間などの日常の中でぜひ実践してみてください。
骨盤について
骨盤は一体化した腰の骨部分で、上半身を支える背骨と骨格の中で、人体の中で最も大きい大腿骨の間にあります。骨盤の形成は「寛骨」「仙骨」「尾骨」の3つで形成されています。骨盤の中央は『孔』と呼ばれており、女性の出産時、この孔が胎児の通り道となっているため、女性の孔は男性のものよりも広くて丸い形をしていることも特徴となります。この骨盤は男性と女性の差が出る骨の部分となります。このほかにも大腿骨や頭蓋骨などが、はっきり違いが現れる骨と言われています。
また、骨盤は「直腸」「生殖器」「膀胱」などといった体内で内臓を保護する役割もしています。さらに歩行を支えて衝撃を吸収する。座るときには台座としての役割をする。など人が生活をする上で、非常に重要な骨なのです。この骨盤が歪んでしまったり、ズレが生じてしまったりすると、体のバランスが崩れてしまい、それが原因で腰痛や肩こり、頭痛などの影響はおよぼすと言われています。
Profile
相原 芽衣さん
カラダファクトリー恵比寿店 店長
1990年生まれ。大学でビジネスマネージメントを学び、ホスピタリティ産業に興味を持つ。高校・大学時代は新体操、剣道、チアリーディングとスポーツ浸けの生活を送る。新卒でカラダファクトリーに入社後は池袋店に約3年間勤務。今年の5月から恵比寿店の店長として活躍中。「One for all,All for one」をモットーに、お客様の健康を支えると共にスタッフの育成にも力を入れている。