美容師としての成長を続け、現状に満足せず、いつまでもステップアップしていきたい!
美容業界に限らないことだけれど、シゴトは学校を出てからが始まり。各ジャンルの資格取得後、業界に飛び込んで数年という新米業界人の皆さんに、日々のシゴトの内容や、将来のビジョンなど、ちょっとリアルなお話をうかがってみました。
今回のスターのたまご
加藤 拓巳さん
>SEIJI MODE BUREAU ジュニアスタイリスト『夜な夜な練習に付き合ってくれた店長や先輩達のお陰で成長できた』
1989年生まれ。山形の美容専門学校を卒業後、新卒でSEIJI MODE BUREAUに入店。アシスタントとして5年半経験を積み、今年の6月からジュニアスタイリストとしてデビュー。ヘアケアマイスターの資格を持ち、しっかりとした知識に基づいた施術に定評あり。「妥協をしない」をモットーに、お客様の満足度を高め、ステップアップしていきたいとのこと。
ジュニアスタイリストとしてデビューし視野も広がりました
「美容師になりたいと初めて思ったのは高校生の頃です。自分の髪にクセがあって悩んでいたことが、美容師という職業に興味をもつきっかけになりました。高校卒業後にすぐ地元である山形の美容専門学校に通い、卒業と同時に上京しました。求人誌を見て就職先を探していたとき、『SEIJI MODE BUREAU』のカフェみたいな広々としたテラスが目に留まり、なんだか温かみのある感じに惹かれ、ここで働きたいと思ったんです。
そこからアシスタントとして5年半働き、実は今年の6月からジュニアスタイリストとしてデビューすることができました。アシスタント期間中は大変だったけど、辛くはなかったですね。店長や先輩達は、嫌な顔ひとつせず夜中まで不器用な僕の練習に付き合ってくれて、出来るようになるまでしっかりと見てくれました。そのお陰で少しずつ自信もつき、今の僕があると思っています。
ジュニアスタイリストとしてデビューしてまだ数ヶ月ですが、視野が広がったというか、見えるものが少しずつ変わってきました。どんなことも繰り返しやっていくうちに必ず身についていきます。これからもまだまだ学ぶべきことは沢山ありますが、お客さんに信頼されるスタイリストになれるよう努力を続けていきたいと思います
ヘアケアマイスターの資格を取得しさらに自身がつきました
『SEIJI MODE BUREAU』に入ってアシスタントをやっていた5年半の間に、ヘアケアマイスターの資格を取りました。ヘアケアマイスターとは、ヘアケア知識全般に精通し、お客様の毛髪診断が正しくでき、それに対する処置やアドバイスが的確に行える人がもらえる称号のことです。この資格を取ろうと思ったのは、僕自身が髪質に悩みがあって、他の人の力にもなりたいと思ったから。先輩達もケミカルに強く、僕も詳しくなりたいという思いもありました。
認定試験は何段階かあり、4年がかりでようやく取得することができました。試験期間中はスタッフの皆が協力してくれて、本当に感謝しています。勉強ができるように早く帰らせてくれたり、アドバイスをくれたりと色々気を使っていただきました。資格を取ったことで自信にもなりましたし、お客様とも自信をもって話せるようになりました。
今後、成長してくる後輩が120%の力を発揮できる環境を更に作ってあげたいですね。僕が先輩達からしてもらったことを、後輩にもやってあげたいと思います。また、今後の目標は、僕をここまで育ててくれた『SEIJI MODE BUREAU』への恩返しが少しでもできるよう、成長を続けていくこと。現状に満足せず、ステップアップしていきたいと思います。