美容師オーナーの年収はどれくらい?年収アップするためのコツについても解説!

美容師になったからには、美容室のオーナーになって、自分の店を持ちたい、今よりも年収アップしたいという夢を持つ人も多いでしょう。

本記事では、美容師オーナーの年収はどれくらいなのかについてや年収アップするためのコツなどを解説します。

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美容師オーナーの年収は売り上げや経費によってさまざま

美容師オーナーの年収は、経営している美容室の以下の要因によって異なります。

・規模
・店舗数
・売り上げ
・経費 など

美容師オーナーの年収が相場としてはどれくらいになるのかが気になるところです。ここからは、以下で美容師のオーナーのおおよその年収について紹介します。

美容師の平均年収は324万円

まずは、美容師の平均年収をチェックしてみましょう。美容師の平均年収は、厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考にした場合、平均32歳で約324万円でした。(男女合計で美容室の企業規模が10人以上)

国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」では、給与所得者全体の平均年収は、約443万円ほどとなっていますので、給与所得者全体の平均年収より美容師の年収は低いというのが現状です。アシスタントやスタイリスト、店長など役職によっても年収は異なります。

美容師オーナーの年収例

美容師オーナーの年収についてみていきましょう。上述したように美容師オーナーの年収は美容室の経営状況によってさまざまですが、一例を紹介します。

たとえば、月の売上が200万円の美容師オーナーだった場合、年商は2400万円となります。しかし、ここから経費を引く必要があるため、人件費なども含めて経費が75%だった場合、営業利益は600万円ほどです。

ここから運転資金などを差し引くと美容師オーナーの年収は、400~500万円ほどが相場であることが多いと考えられるでしょう。しかし、全てのオーナーが当てはまるとはいえません。多店舗を経営しているオーナーの場合、経営が軌道に乗っていれば年収は1,000万円以上になることもあります。

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美容師オーナーの主な仕事とは?

美容師オーナーになった場合、どのような業務を担うのか確認しておきましょう。従業員として働いていたときとは異なる、経営に関する仕事がメインとなります。以下で美容師オーナーの仕事について簡単に紹介します。

店舗の管理

美容師のオーナーは店舗管理の仕事を担います。具体的には、店舗に関する資金繰りや店舗の売上管理などです。

美容師オーナーはお金を管理し店舗経営をしていかなければなりません。経費を削減したり、銀行から借入をしたりなど美容室をうまく運営するための知識が必要です。補助金や助成金などもうまく活用します。

経営方針を決める

美容室の売り上げ状況を確認して、経営方針を決めるのも美容師オーナーの役割です。今後どのように経営していくか方針を定め、売上を上げていけるよう施策を考えます。

それをスタッフと共有し、施策がうまくいったのかなど検証をおこないます。売上がなかなか伸びないときは、メニュー改善などの対策を具体的に考えて実行していかなければなりません。

雇用や人材管理

雇用や人材管理などもマネジメントできるスタッフが在籍していないときは、オーナー美容師が担当することもあります。スタッフの状況を知り、離職を防ぐためにも、定期的な面談などを実施したほうがいいでしょう。

スタッフ全員がモチベーションを高くもって働けることで、離職しづらくなり、経営も安定します。新しいスタッフを雇う場合は、美容室が求める人物かどうかをしっかりと見極めて採用します。

マーケティング

美容室を経営する上で重要なのは、新規顧客の獲得です。新規顧客を獲得するためのマーケティング戦略などを考えるのもオーナーの仕事になります。マーケティングに詳しくない場合は、経費の割合をみながら外部に委託してみるなどの対策も必要でしょう。

・自社HPの運営・管理
・キャンペーンの実施
・SNSの運用

など、さまざまなマーケティング手段があります。自店に合う方法を探して集客に効果的な施策をします。

美容師オーナーが年収アップのためにできること5選

美容師オーナーが年収アップするためには、どのような行動をとればいいのでしょうか。無計画に美容師オーナーになってしまうと、そのあとの経営が長続きしないことも。

押さえるべきポイントを知り知識を得て行動することで、年収アップに近づくでしょう。以下では、具体的に年収アップのためにできることについて紹介します。

1.マーケティングの知識を身に着ける

マーケティングの知識を身につけることで新規顧客や既存客の再来店などを獲得しやすくなります。売上が上がれば、オーナーの年収アップにつながるため、マーケティングの勉強をして実践していくことはとても重要です。

美容師オーナーになったばかりの頃は、マーケティングの知識がない場合も多いかもしれません。セミナーや本などを活用して、マーケティングについて学んでいきましょう。

2.世の中の動きを見極め行動する

美容師オーナーという職業は、常に世の中のトレンドや動きを把握して、先取りできるよう柔軟に行動していかなければなりません。

新しいトレンドや世間の動きを一早く知って、取り入れ、見極めて行動する力が必要です。お客様のニーズをつかむことで、新規顧客やリピータ―獲得につながり年収アップを目指せるでしょう。

3.経費の削減

売上を上げるためには、経営面を見直すことも大切です。経費の使いすぎを防ぐために不必要なものをカットするなど、節約できる経費がないかを確認し、削減することで、純利益を増やして年収アップにつなげましょう。

しかし、経費を節約しすぎて魅力的な美容室とはいえない様相になったり、人手が足りなくて困ったりするような状況になってしまうのはよくありません。経営のバランスをとれるように考える力を身につけましょう。

4.シェアサロンで独立する

美容師のオーナーとして普通に開業すると、多額の初期費用がかかります。しかし、シェアサロンで独立した場合は、開業にかかる初期費用や月々の経費を削減できるのです。

個人事業主として活躍できるので、自分の頑張り次第では、店舗を持つ美容師オーナーよりも年収アップが見込めるでしょう。

5.店舗を増やす

オーナーとして経営する美容室の売り上げが好調である場合は、多店舗展開をしていくことでさらに年収アップにつながることも。

新たに店舗を増やすと経費もさらに必要になりますが、それを上回る利益を見込めるときは年収アップのチャンスです。タイミングを見ながら店舗を増やすことも視野に入れつつ、行動していきましょう。

美容師オーナーになって年収アップを目指そう!

今回は、美容師オーナーの年収はどれくらいなのかや年収アップするためのコツについて紹介しました。

規模や売上によって美容師オーナーの年収はさまざまです。美容師オーナーが年収アップするコツは、開業方法を工夫して経費を抑えたり、さまざまな創意工夫やアクションを起こすことです。

夢の美容師オーナーになって繁盛店になり年収アップを目指していきましょう。

引用元
厚生労働省:令和3年賃金構造基本統計調査
国税庁:令和3年分民間給与実態統計調査

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