まつエクで目が充血してしまう原因とは?充血しやすいときや対処法を紹介
まつエクの施術が終わって仕上がりを確認してもらう際に、お客様の目が充血しており、慌てた経験がある人もいるのではないでしょうか。自分の施術に問題があったのかと、ヒヤッとすることでしょう。
そこで、まつエク後に充血する原因や、充血が起きやすいケースについて解説します。また、充血だけでなく多様な症状が重なっている場合は、アレルギーである可能性も。予防方法とあわせてチェックしてみてください。
まつエクで目が充血してしまう原因とは?
まつエクの施術を受けたあと、お客様の目が充血することがあります。なぜ充血してしまうのかというと、いくつかの原因が考えられるため、それぞれの原因について解説します。
目の乾燥
一つめの原因は、目の乾燥です。目は通常、まばたきをした際に涙腺から出てくる涙が表面を覆い、うるおいを保っています。しかし、施術中は目を開けたままの状態になっているため、涙が出ず目が乾燥してしまうこと(ドライアイ)があります。
表面が乾いて目が疲れることにより、血管が膨張して充血が引き起こされるという仕組みです。
グルーの成分が揮発して刺激になってしまう
二つめの原因は、まつエクのグルー(接着剤)の成分です。
グルーが乾いて固まっていく過程で、グルーに含まれる硬化成分「シアノアクリレート」から「ホルムアルデヒド」という刺激物質が発生し、目の粘膜や眼球に刺激を与えて炎症が起きてしまうというケースがあります。
疲れ目やドライアイのお客様に施術する際は、特に注意が必要です。
目に異物が入ってしまった
三つめの原因は、異物の侵入です。施術中や施術後に、まつエクの毛先が目に当たっている、外れたエクステや空気中のゴミが目に入ったなど、目の中に異物が入ってしまうことがあります。すると、入ってきた異物を排除しようとする反応が起き、充血にいたります。
まつエクで充血しやすいときはどんなとき?
まつエクによってお客様の目が充血しやすいのは、どんな状態のときなのでしょうか。前章で伝えた原因のうち、特にグルーの揮発成分が原因の場合について、ふたつのパターンを紹介します。
ドライアイで目が乾燥している
ドライアイにより目の表面が乾燥していると、ホルムアルデヒドの刺激を受けやすくなり、痛みを感じたり充血したりしやすいといわれます。
そのため、お客様の乾燥の症状がひどいときは、無理してまつエクをしないほうがよいでしょう。施術の日を変更するなど、健康状態を優先してください。
ホルモンバランスが不安定になっている
女性は、生理周期や体調、ストレスなどによってホルモンバランスが変化しやすいです。そのため、ホルモンの状態が不安定になると、刺激に敏感になって痛みや充血を引き起こしてしまうことがあります。
前もって充血などのリスクを説明し、お客様には来店前に体調を整えてもらうようお願いしておきましょう。
まつエクによる充血を防ぐにはカウンセリングを徹底しよう
まつエク時には、季節やその日の体調によっても充血しやすくなることがあります。花粉症・肌の乾燥・眼精疲労・コンタクトの装着で目がゴロゴロするなどの状態でまつエクをすると、体調が良好なときに比べて充血の可能性が高まるので、注意が必要です。
そのため、施術者は、新規のお客様だけでなくリピートのお客様に対しても、まつエク前のカウンセリングでしっかり健康状態を確認するよう徹底しなければなりません。
疲れ目やドライアイが気になる場合は施術前に目薬をさしてもらおう
お客様が普段から疲れ目やドライアイなどの症状が気になっている場合は、まつエクの施術を受ける前に目薬をさしてもらうように提案するのもひとつの手段。施術中に目が乾きにくいよう、うるおい効果の高い目薬をおすすめしてみましょう。
また、目の症状がひどく施術が困難な場合は、軽いときに再度来店していただくなどの協力をお願いしてみてください。
まつエクの施術後に充血してしまった場合の対処法
まつエクの施術が終わったあとに、お客様の目が充血していることに気づくというパターンもあるでしょう。そのような場合はまず、グルーがきちんと乾いているか、目に異物が入っていないかを確認してください。
グルーの乾き具合は、施術室内の温度や湿度、お客様の体温などによっても差が出ます。雨の日やジメジメした日が続く梅雨の時期などは、グルーが乾きにくいため気をつけましょう。
グルーが原因の場合の充血は2~3日すれば治ることが多いですが、もし症状が長引く場合は、来店していただいてまつエクをオフし、眼科を受診してもらうことが大切です。
充血以外の症状がある場合はまつエクアレルギーの可能性も
目の充血だけでなく、かゆみや腫れなどの症状もあるというケースの場合、まつエクアレルギーの可能性があります。
まつエクアレルギーの大きな原因になるのは、冒頭でも紹介した、グルーから発されるホルムアルデヒド。ほかに、保護テープやツイーザーが原因ということもあります。
アレルギー症状が出たときは、速やかにまつエクをオフして眼科や専門医を受診してもらいましょう。
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まつエクアレルギーを防ぐには?
まつエクアレルギーを完全に防ぐことは難しいですが、ある程度は事前に予防できます。どんな方法があるのかを下記でチェックしましょう。
事前にパッチテストをする
本施術をする前に、パッチテストを行って、アレルギー反応が出ないかどうか確認する方法です。
ただし、パッチテストで異常がなくても、装着するエクステが多くアレルギーが出てしまったという場合もあります。まつエクがはじめてのお客様は、本数を少なめにするのも良いでしょう。
サロンの換気をする
ホルムアルデヒドは気体なので、換気も有効です。サロンで十分な換気を行い、ホルムアルデヒドが室内にとどまらないようにしましょう。
また、換気とあわせて、ホルムアルデヒドを除去してくれる商品や吸い込んでくれる機械などもあるので、必要に応じて活用してみてください。
刺激の少ないグルーを使用する
まつエクのグルーにはさまざまなタイプがあります。そのうち、エチル系のグルーに比べ、ブチル系のグルーはホルムアルデヒドの放散量が少ないもの。アレルギー反応が出にくく刺激が少ないとされており、おすすめです。
「アレルギーが絶対に起こらない」というグルーはありませんが、「ブチル系グルーなら大丈夫だった」というケースも存在し、アレルギー体質のお客様でもまつエクができる可能性があります。
まつエクの施術前にはカウンセリングを徹底して充血を防ごう
まつエクで充血してしまう原因は、目の乾燥やグルーの刺激などです。体調や季節などによって充血しやすくなる場合があるほか、アレルギーということもあります。まつエクの施術前にはカウンセリングや対策を徹底して、充血を防ぎましょう。
なお、それでも充血が起き、症状が重い・長引くという場合には、すぐにまつエクを外して医療機関を受診してもらうことも重要です。