本当に欲しい人材って?採用担当のホンネ 【DIAMANT マネージャー 宮田史華さん】#1
「美容業界で技術を身につけたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気サロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
今回は、まつげエクステの商材メーカーとしても知られるMiss eye d’orのコンセプトサロン、DIAMANTで採用を担当しているマネージャーの宮田さんにホンネをうかがいます。
今回お話しを伺ったのは…
DIAMANT マネージャーの宮田史華さん
DIAMANT葵店店長として、指名数・指名率・再来店率トップの成績が評価され、マネージャーに就任。本店と葵店の両店舗の統括をしながら、アイリストを育成する講師も勤めている。
「ときにはマニュアルから離れて、お客さまの心をつかむ気遣いができる人が理想です」
――DIAMANTは「マツエク」が一般的になる前から創業なさっていたとか?
そうなんです。今から17年前に代表の石原がマンションの一室でサロンを開業したことから始まります。
石原の技術や商品に対するこだわりは常にお客さまに向けられていました。その当時からお客さまの満足度が非常に高く、その積み重ねが商材メーカー、アイリストを育成するアカデミー、お客さまに施術をするサロンの三業態からなる会社へと大きく成長させました。
商材メーカーとしては業界トップを自負しておりますし、アカデミーでは全国から1万人以上の受講者さまが先端技術を学んでいます。
サロンであるDIAMANTでは、商材や技術に対するこだわりを、いっさい妥協せずにお客さまへお届けしています。だからこそお客さまからは圧倒的な安心感と信頼を寄せられ、名古屋の老舗サロンとして皆さまに愛されているのだと思います。
――サロンの創業から会社が大きくなった今でも、大切にしていることは何ですか?
常にお客さまの目線に立つことですね。
自分がお客さまの立場なら「何をしてもらったら嬉しいか」、「どんなところに魅力を感じるか」を、スタッフがそれぞれの立場で考えることを大切にしています。
来店なさったお客さまに心から満足していただけるようなサロンを目指して、お客さま主体の考え方を心がけています。
――DIAMANTが求めている人物像を教えてください。
まず思いやりのある方ですね。性格も感情のありようもさまざまなお客さまに対して、マニュアル通りの接客では心つかむことはできません。
どなたに対しても気づかいを忘れず、お客さまはもちろん一緒に働くスタッフにも思いやりをもってほしいですね。その習慣が私たちに関わるすべての方々を笑顔にできるのだと思います。
――宮田さんが採用を担当されるようになって、変わったことはありますか?
ノンフィクションやルポルタージュなどの本をよく読むようになりました。
私自身では経験していないことやできないことを体験なさった方が世の中にはたくさんいらっしゃいます。その方たちが見た世界を、ひとつの情報として取り込んで私の引き出しを増やせれば…と思っています。今、一緒に働いているスタッフはもちろん、これから一緒に働いてくれるスタッフに、もっと違うものを見せてあげたらいいですね。
――宮田さんが面接や試験で重視していることは何ですか?
書類審査では、どんな部活動をしていたのかをチェックします。特に運動部の経験がある方は礼儀や気づかい、根性のある方が多いので、とても期待してしまいます(笑)。
面接では、「私がこの人から施術を受ける立場だったらどんな印象を持つか」という視点で観察しています。
面接には、みなさん「受かりたい」、「印象をよくしたい」と思って臨んでいるはずなので、この面接での対応がそのままお客さまへの対応になるのでは…と考えています。お客さまの目線で「この人、いいな」と思える要素があるといいですね。
――DIAMANTに入社すれば叶うことは何でしょうか?
自分自身の可能性が広げられることだと思います。
弊社は商材メーカーとスクールが併設されていますから、商品開発に携わったり、講師を目指したり、やる気次第で自分の道がどんどん開けることが魅力です。
がんばる人を全力でサポートする会社なので、何事にも失敗を恐れずに挑戦できる心強さがありますね。何歳になっても成長し続けられます。
次回は、宮田さんが採用を決めた人材のひとりをご紹介します。
▽後編はこちら▽
本当に欲しい人材って?採用担当のホンネ 【DIAMANT マネージャー 宮田史華さん】#2>>