GARDENgroup最速最年少で店長へ。“ヌナボブ”を生んだ、SNSブランディング【「GARDEN shibuya」店長 塩山萌々子さん】#1

SNSでの発信が当たり前になった美容業界。採用に向けてSNSアカウントを確認するサロンも増え、就職活動におけるSNSの影響力は年々大きくなっています。そこで本企画では、就活に効果的なSNSの活用法を、現役美容師のリアルな経験から学びます。

今回は「GARDEN shibuya」店長・塩山萌々子さんにインタビュー。アシスタント時代からSNSを活用し、GARDEN group最速・最年少で店長に就任した塩山さん。前編では、オリジナルの『ヌナボブ』誕生のきっかけと自分らしい発信のヒントを伺いました。

お話を伺ったのは…

「GARDEN shibuya」店長・塩山萌々子さん

GARDEN group最速最年少で店長に就任。暖色系カラーやボブを得意とし、大人っぽさと抜け感のある『ヌナボブ』を考案。小顔に見せる顔まわりや骨格を見極めた似合わせヘアに定評があり、予約が絶えない注目のスタイリスト。

インスタグラム:@garden_momoko

最短で結果を出すために、アシスタント時代からSNSを活用

――グループ最速で店長に就任されていますが、これまでの歩みを教えてください。

銀座、武蔵小杉、表参道、渋谷と複数店舗を経験し、丸4年間のアシスタント期間を経て、5年目に入るタイミングでスタイリストデビューしました。今年の4月でスタイリスト3年目を迎えます。デビューから約2年半ですが、現在は渋谷店の店長を任されています。社内でも最速ということもあり、最近ではメディア出演やセミナー講師としての活動も増えてきました。

――その背景にはSNSの影響もあったのでしょうか?

GARDEN groupには、3ヶ月間の合計売上を達成すると次のランクである「トップスタイリスト」に昇格できる制度があります。私はデビュー後3ヶ月で達成することを目標にしていたので、アシスタント時代からスタイリスト目線でSNS運用に取り組んでいました。

営業時間外の限られた時間の中で、「どうすれば自分のお客様になってもらえるか」「どうすれば再来店してもらえるか」だけを考えながら過ごしていた記憶があります。

――目標がとても明確だったのですね。

入社当時から「表参道や渋谷エリアで活躍したい」という思いが強くありました。このエリアはSNSをやっていない美容師がいないほどの激戦区。だからこそ、Instagramはマストだと考えていました。

――Instagram発信を続けて、どのような効果を感じていますか?

Instagramを見て来てくださる方は、「この人に任せたい」という安心感を持って来店してくださる印象があります。「ずっと見ていました」と声をかけていただくことも多く、それが大きな励みになっています。自分が発信してきたスタイルを「これをやりたい」と言ってもらえるので、イメージのズレが少ない点もSNSの大きなメリットだと感じています。

顧客の悩みにフォーカス。オリジナル『ヌナボブ』の誕生

小顔に見せる顔周り、束感、キレイな髪の質感、骨格へのフィット感など、細部にわたるこだわりで魅せる、塩山さんが作る『ヌナボブ』。

――フォロワーが急増したきっかけは何だったのでしょうか?

Instagramで発信するカテゴリーを「ボブ」に絞り、世界観を統一したことが大きな転機でした。投稿をすべてボブに統一した段階でフォロワーが約5,000人増え、さらにデビュー直前に自分のボブを『ヌナボブ』と名付けたことで、フォロワーが1万人を超えました。

――『ヌナボブ』を考案したきっかけは?

先輩スタイリストが独自のネーミングでブランディングに成功しているのを見て、私も自分のボブに名前をつけたいと思ったのがきっかけです。当時はボブブームで、日本語のネーミングは出尽くしている印象がありました。そこで、大好きだったK-POPや韓国トレンドに注目し、韓国語から名前を探しました。

――「ヌナ」には、どんな意味が込められているのでしょうか?

韓国語で「ヌナ」は、男性が年上の女性に対して使う「お姉さん」という意味です。私のお客様の多くが「ボブにしたいけれど、子どもっぽくなりたくない」「大人っぽい印象にしたい」という悩みを持っていました。その想いに応えるボブとして『ヌナボブ』を打ち出し、デビュー前からSNSで発信し続けたことで、今では指名オーダーをいただけるほど定着しています。

――『ヌナボブ』のデザインのこだわりを教えてください。

「顔まわり」と量感調整にこだわっています。レングスが同じでも、顔まわりのデザイン次第で印象は大きく変わります。お客様一人ひとりに合わせた“似合わせ”を大切にしています。それも特徴の一つかなと。

――トレンドの変化は感じていますか?

ここ数年はぱつっとしたボブが主流でしたが、最近は顔まわりだけにレイヤーを入れる「フェイスレイヤー」が人気です。今後はパーマなど、より動きのあるスタイルにシフトしていくと思います。投稿でも、少し巻いたボブを載せて『ヌナボブ』も常にアップデートしています。

「人」で選ばれる時代の、自分らしいSNS発信

トレンドを取り入れ、アップデートしていくボブは、萌々子さん自身が媒体に。「常にトレンドに身を置くことで、お客様の“気分の変化”を敏感に察知するようにしています」。

――『ヌナボブ』のような、自分らしい発信のヒントを教えてください。

今のSNSは「人」にフォーカスされる時代だと感じています。SNS活用が当たり前になり、情報が溢れる中で、最終的に選ばれる基準は「誰にやってもらいたいか」。だからこそ、自分がどんな人間で、どんな思いで美容師を目指しているのかを、発信の中で可視化することが大切だと思っています。

美容学生の方であれば、練習風景やスタイリング動画など、内容は何でもいいと思います。「これだけ美容に向き合っている」という姿勢が伝わる投稿を続けることで、入社前から応援してくれる人がついている子も多いです。

ネタの内容よりも大切なのは、「この人にやってもらいたい」と思われる意識が伝わっているかどうか。そして、それを無理なく続けられるルーティンを作れているか。

デザイン力や世界観の作り込みは、サロンに入ってからでも十分に学べると思っています。

アシスタント時代から差がつく、SNS活用3つのポイント

1.目標から逆算し、アシスタント時代から「スタイリスト目線」で発信する

2.人柄や美容師としての向き合い方を可視化する

3.完璧さよりも無理なく続けられる発信ルーティンを身につける

取材・文/Maki Nagai


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GARDEN shibuya(ガーデン シブヤ)
住所:〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-23-18
渋谷ワールドイーストビル3F
TEL:03-6450-6530

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