世界の「美女」に注目!その時代から見えてくるメイクの歴史を振り返ってみる!

世界三大美女といえば、「クレオパトラ」「楊貴妃」「小野小町」ですが、実は小野小町を三代美女のひとりとしているのは日本だけ。世界の人々における三大美女最後のひとりは、ギリシャ神話に登場する「ヘレネ」のようです。

そして今回は世界の美女に注目し、その時代から見えてくるメイクの歴史を振り返ってみましょう。

アイシャドウの起源はクレオパトラ?

クレオパトラ

紀元前よりもはるか昔。古代エジプトの女王であり、絶世の美女として伝えられた「クレオパトラ7世」。古代エジプトのメイク方法は、孔雀石などの宝石を砕き、目の周りを真っ黒に囲うものでした。今でいう『アイライン』や『アイシャドウ』の役割のようですが、これは目を大きく見せるためではなく、魔除けや目の感染症の予防に役立っていたそうです。

メイクではなかったにしろ、アイシャドウをしたクレオパトラはとても美しく、多くの男性を魅了しました。結果的に、自分を美しく飾るものとして最初にアイシャドウを活用したのはクレオパトラだったのではないでしょうか。

潤い美肌が自慢の楊貴妃

楊貴妃

夫の父親である唐の皇帝が政務を忘れるくらい愛したことから、『傾国の妃』とも呼ばれた楊貴妃。その皇帝さえもとりこにする美しさの秘訣は、透き通るような美しい肌にあったようです。楊貴妃は、美肌をつくり出すためには、メイクだけではなく日々の食生活が重要だと考え、体に取り入れるものを非常にこだわっていたと言われています。今の美容にも通ずるものがありませんか。

そんな楊貴妃が生きた唐の時代は、他国からさまざまな文化が取り入れられていました。なかでも、西域からやってきた奇抜なメイクは人気が高く、顔に『独特な模様』や『星』などを描く「フェイスペインティング」が流行したそうです。これも現代のイベントファッションなどでよく目にする光景ですね。

エリザベス1世に学ぶ美を追求する姿勢

エリザベス1世

『エリザベス1世』が生きた中世ヨーロッパにおいては、肌は白ければ白いほど美しいとされ、日本のメイク同様肌にはたくさんの白粉(おしろい)を塗っていました。エリザベス1世が儀式のときに、はちみつを下地に塗り、上から白粉を塗ったメイクで民衆の前にあらわれたことで、そのメイクをまねたものが当時の女性の間で流行しました。今ではちょっと考えにくい行為ですが、当時はこれが流行であり、文化だったのかもしれません。

さらにこの時代は、か弱く不健康そうな方が上品で美しいとされ、そのために食事をとらず、体調が悪くなるように自分を追い込む人や、血を抜いてわざと貧血状態になることで、肌の色をより青白く見せようとする人もいたと言われています。ちょっとゾッとするような光景ですが、中世のヨーロッパは、美しさのためなら手段は問わないなど、美への探究心が高かったことが伺えます。

ナチュラルメイクでも美しいマリーアントワネット

マリーアントワネット

浪費と華美な装いが民衆の反感を買ったとされる『マリーアントワネット』ですが、メイクは比較的ナチュラルでした。顔のパーツこそ完璧ではなかったようですが、肌には透明感と潤いがあり、薄化粧でもじゅうぶんに人目を引く美しさがあったそうです。しかし17世紀フランス貴族の間で流行したのは、いわゆる『厚化粧』と言われる行為です。肌はできるだけ白く、唇は真っ赤にし、頬もマゼンダ色に濃く染めるというものでした。とくに頬の色合いは特徴的で、この化粧をほどこすことで、他国からは不気味がられることもあったのですが、この厚化粧はフランス革命後まで続いたそうでした。

さらに同じ頃に流行したのが「ムーシュ」という『付けホクロ』でした。黒いホクロを顔に描くことで、肌の白さが一際引き立つことから大流行したそうです。ホクロは描いていることをアピールすることが当時のトレンドだったようで、形は遊び心がある星形やハート形など比較的分かりやすいものが好まれました。このような星形やハート形を顔に描くというのは、今ではハロウィーンの仮想パーティなどで目にするような行為ですね。

目元

時代を駆け抜けた4人の世界を代表する美女を中心に、『メイクの変遷』を振り返ってみましたが、美の価値観も時代と地域により異なることが分かりました。

それぞれの時代によって、さまざまな流行はありますが、女性にとって『美しくありたい』という気持ちは、時代や地域性などは関係ないと言えるかもしれません。しかしながら、過去に実施しれた美容法やメイク法が、現代にも所々で生きれいることが分かると、ちょっとおかしなものですね。今回ご紹介した4人の世界を代表する美女の容姿・生きざまには諸説あります。これを機会に気になった方は、ぜひ詳しく調べてみるのことをおすすめします。お気に入りの世界の美女を見つけて、接客の際にお客様との会話の引き出しを増やしてみてはいかがでしょうか。

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