アイキャッチ

先輩たちに聞く!「ハードな仕事の克服方法」と「達成感を味わう瞬間」

サロンに勤務していると「辛い」と感じる業務がたくさんあるかと思います。しかし「きつい仕事ばかりで落ち込んでいく日々……」というわけではなく、そんなことを吹き飛ばすような「やりがい」や「充実」を感じる仕事もあるはずです。

今回は活躍しているスタイリストやアシスタントの方に「辛い業務」の克服方法と、どんな仕事・どのような瞬間に「やりがい」を感じるかについて聞いてみました。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

辛いと思う業務や落ち込んでしまったこと、難しかった注文などを教えてください!

—女性スタイリストの川口さんは業務の中で落ち込むことなどはありませんか?

川口さん

お客さまにあまり喜んでもらえなかった時は辛いです。十分カウンセリングしたつもりだったのですが、それが足りなかったり、こちらの思い込みが間違っていたことが原因ですが、ヘアメイクが完成した時の、お客さまの反応が思わしくないと落ち込みます。

カウンセリング中は、お客さまの第一声に注目しています。例えばカラーやカットの話しをした際に「根元が……」と言われた場合、このお客さまはそこがもっとも気になっていると判断します。カウンセリングは特に集中し、お客さまの言葉を拾ってゆくように心掛けていますね。

—現在サロンを経営する立場の野村さんはアシスタント時代などどんな辛い経験がありましたか?

野村さん

アシスタント時代に辛かったことは、先輩からの言葉です。色々な意味を含めて助言してくれていたんだと思います、もちろんただ怒っているだけという先輩もいましたが(笑)、矛盾を感じてしまうとやりきれない時はありましたね。しかし、今では、自分にはそういう言葉も必要だったと思いますし、先輩達の気持ちもわかります。

スタイリストになれたときは、本当に嬉しかったです。今までと同じ仕事をしているのに、ガラっと視点が変わったくらいマインドに変化がありました。アシスタントの時も、もちろん意識して仕事をしていましたが、お客さまから「お金」をもらっているということ、自分の「技術」に対して来ていただいているということに嬉しさと緊張を覚え、仕事に対する意識が高まりました。

—同じくサロンを経営する立場の山本さんはお客さまと接してきたご経験も豊富でしょうが、難しくて辛かったご注文などはありましたか?

山本さん

難しい注文というのはないと思いますが、お客さまが自分の考えているイメージの伝え方が分からなくて、もしくはこちらがうまく理解できなかったことで、ひょっとしたらこれは不可能なんじゃないかと感じてしまったことはあります。

たしかに現在のヘアコンディションで、できることとできないことはありますが、お客さまの理想を軸になるべく選択肢を増やす提案力があれば、こういうヘアスタイルにしたいとガチガチに固まっていた方にも、納得いただける仕上がりにすることができますよ。

—女性スタイリストとして活躍なさっている徳永さんですがあまり辛い業務がないということですが?

徳永さん

私は仕事が好きというのもありますが、辛い業務・嫌な業務というのがないですね。アシスタント時代は怒られる時もありましたが、できていないから怒られるのですし、しかも言ってもらっているわけですから「辛い」「めんどくさい」「嫌だ」というような感覚はなかったです。

逆にやりがいを感じる業務、達成感を味わう瞬間や嬉しかったことを教えてください!

—ずばり徳永さんのやりがいは?

徳永さん

やりがいという点では、他のスタイリストの方は「仕上げた時」という意見が多いと思いますが、私はお客さまにシャンプーやマッサージを行なっている時です。美容室に来ていただいたお客さまがもっとも「気持ち良い」と感じてくれるのは、そこしかないと考えています。カットされている時に気持ち良いとはあまり思わないでしょうし、ヘアメイクが完了しても満足感はあるでしょうが、気持ち良さとは違いますよね。

カラーなどが上手く仕上がって「ヨシ!」とやりがいを感じることもありますが、癒しを求めて来ていただいているお客さまも多いと思いますので、私はそこに力を入れるようにしています。

—野村さんは、どのような時充実感や達成感を味わっていますか?

野村さん

スタッフ間での意思疎通が取れた時です。お店のスタイリスト同士は付き合いも長いので、最低限の動作だけで相手のやりたいことが分かるのですが、アシスタントの方とはまだそうもいきません。

しかし会話を重ね施術を行なっている中で、お客さまのヘアカットのイメージを共有し、完成させた時は楽しいですね。スタッフのことを知ることができ、また自分のことも知ってもらえたと思える瞬間です。仕事をしている中でも、もっとも充実感を味わうことができます。

—川口さんが、業務の中でやりがいや嬉しさを感じる瞬間は?

川口さん

ヘアメイクを完成させて、お客さまが鏡の中の自分を見て喜んでいらっしゃる時に、充実感を味わいます。自分の仕事に満足していただいた瞬間ですね。男性のお客さまも多いですが、女性のほうがリアクションが大きい場合が多いので「可愛い!」と言ってもらった時は本当に嬉しいです。

—アシスタントとして頑張っていらっしゃる新井さんがもっともやりがいを感じる業務は?

新井さん

自分はアシスタントなので、まだカットなどに携わっていませんが、現状ではシャンプーを行なっている時が一番やりがいを感じます。お客さまとのコミュニケーションが取れる瞬間ですね。

もちろんすごく汚れを落とす特別な技術を持っているわけではありませんし、お客さまを癒す魔法の指もありませんが、自分の施術でお客さまが気持ち良くなっていただいているかと思うと、嬉しいです。

Shop Data

sサロン

HONEY

03-6434-5775
東京都渋谷区神宮前3-6-4 1F
平日 11:00~22:00 土日祝日 10:00~20:00
http://honey.tokyo/

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

この記事をシェアする
アイキャッチ

編集部のおすすめ

関連記事

近くの美容師求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄