英語をもっと学びたい。憧れを胸にハワイで活躍する美容師に「FINCA Beauty Salon」MISAさん
多くの人が憧れる海外で活躍する人や、地方で独自の道を切り拓く人に注目し、その多彩なキャリアを紹介する本企画。今回ご登場いただくのは、ハワイの日系美容室「FINCA Beauty Salon」で働くMISAさんです。前編では、海外へ渡るきっかけから、転職活動の期間中に悩んだことまでを伺います。
英語に力を入れている高校に通っていたMISAさんは、2社目時代に再び英語への興味が湧きました。同じ言語でのコミュニケーションからしか得られない楽しさや温かみを求めて、自分の英語力を高めるため海外で働くことを決めたそうです。
また、活動拠点をハワイに移すためアーティストビザを取得したというMISAさん。取得条件が厳しく、メディアでの活動実績を示すための資料と業界人10名の推薦状を手配することにとても苦しんだといいます。
今回、お話を伺ったのは…
「FINCA Beauty Salon」スタイリスト
MISAさん
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鹿児島県出身。ハリウッドワールド美容専門学校卒業後、都内の美容室に入社。その後、1社を挟み、ハワイへ渡航。現在は「FINCA Beauty Salon」でスタイリストを務める。
「カットが上手くなりたい」。授業を通して美容師の道へ
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――まず美容師を目指したきっかけは?
高校生のころから、美容そのものに強く惹かれていたんです。
ヘアだけでなく、ネイルやメイクなどすべてに興味があって、まずは美容の世界を知るため美容学校に入学しました。入学した当初は美容師に限定せず、幅広く学びながら自分に合う仕事を探そうと考えていたんです。
――美容師を志したのは、専門学生になってからなんですね。
そうです。私の母校は、生徒全員が国家資格の取得を目指す学校だったので、現役美容師の実践的な授業が多くありました。サロンワークに近い技術に触れる機会も多かったので、練習を重ねるうちに「もっとカットが上手くなりたい」という気持ちが強くなっていって。その楽しさとやりがいから、美容師の道に進むことを決めました。
――専門学校では、どんな学生生活を送っていましたか?
ヘアショーには、よく参加しましたね。とくに記憶に残っているのは、オープンキャンパスで高校生向けに行ったステージです。自分自身、高校生のころに観客として見ていたショーだったので、プレイヤーとしてその場に立てたことがとてもうれしかったですし、新鮮な気持ちでした。
――ヘアショーの経験から学んだことは?
チームワークの大切さです。ヘアショーは複数人でひとつの作品を作り上げるので、ひとりの力では絶対に成功させることができません。役割を理解し合って、支え合いながら進めていくことが大切です。サロンワークに通じる部分もあり、美容師として働くうえでの基礎になったと感じています。
英語の微妙なニュアンスを理解するため海外に挑戦
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――卒業後のキャリアを聞かせてください。
卒業後は、都内の有名店に入社しました。当時は今よりも雑誌やヘアカタログなど紙媒体が多い時代で、そのお店はよく掲載されていたんです。撮影などの外部仕事にも興味がありましたし、お店が200坪ととても広く、見学に行ったときに自分の働く姿を想像してワクワクしたのが決め手でした。
――その後は?
入社から6年が経ったころに、都内にある別のサロンへ転職しました。
――それはなぜですか?
プライベートの時間がほしいと思ったからです。1社目時代は、ありがたいことにお客様からの予約がほぼ途切れることなく、あまり休まずに働いていました。仕事自体は本当に楽しかったのですが、自分と向き合う時間も必要だと感じたんです。
そして、2社目はライフワークバランスが比較的とりやすいサロンを選びました。
――それから海外で働こうと思ったきっかけは?
英語をもっと深く学びたいと思ったことです。私は専門的な高校に通うほど昔から英語が好きでした。一度は熱が冷めていたものの、2社目で働くうちに再び興味が湧いてきたんです。
そしてある日、海外の映画を見ていて、俳優のセリフと字幕に少しギャップを感じました。話者だからこそ伝わる言葉の微妙なニュアンスや温度感を理解したい。そう強く思い、日常的に英語に触れられる環境で働くことを決め、海外に挑戦することにしました。
――どうしてハワイを選ばれたんですか。
美容師の仕事は続けたいと考えていたので、学生として海外へ行く選択肢はありませんでした。そうなると、ビザをサポートしてくれる会社を探す必要があります。たまたまですが、1社目の同僚がハワイで働いていたので相談したところ、会社に掛け合ってくれてサポートの許可をもらうことができたんです。そうして、ハワイで働く道が拓けました。
就労ビザの準備に苦しんだ転職期間
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――海外進出への不安はありましたか?
当時は楽しみ8割、不安2割という感じでした。これまで通ってくださっていたたくさんのお客様とお別れすることになりますし、過去の同僚がいるとはいえ生活すべてを助けてくれるわけではありません。この選択は本当に正しいのかと不安に思っていました。
――お客様がいないなかからのスタートになるのは不安ですね。
はい。でも、自分がやりたいことをやるためには仕方のないことだと思っていたので、不安に押しつぶされるようなことは一切ありませんでした。
――かっこいいですね。転職期間中に苦労したことは?
ビザの申請が大変でした。海外で美容師として働くには、アーティストビザやマネージャービザという特別な在留資格が必要で、取得には厳しい条件があります。
私が取得したアーティストビザでは、雑誌撮影やヘアショーなどメディアでの活動実績に加えて、その業界人10名からの推薦状が必要でした。
審査資料として過去に関わった媒体を揃えたり、推薦状は権威のある方にお願いする必要があったりして、本当に大変でした。あの時期は人生で最もストレスを抱えていたと思います。
後編では、MISAさんが活動拠点をハワイに移してみて感じたことや、海外での活躍に必要なスキルを伺います。現地で美容師として働くために、ハワイの美容師免許を取得したというMISAさん。筆記試験だけではあったものの、問題文がすべて英語である点にとても苦戦したそうです。後編もお楽しみに!
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FINCA Beauty Salon マノア店
住所:2801 East Manoa Road. Honolulu Hawaii 96822
TEL:+1 808-988-3717
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