な、なんと費用は、『500円』くらいから! いつでもできるカンタン【快眠対策】

もう秋、でもまだ寝苦しい夜がありますね。睡眠は美容と健康にもっとも大切なもののひとつ。でも、この時期に今さら高価な冷却シーツなどは買えないし。

では、カンタンで費用もかからない快眠対策はいかがですか? 今月こそ「もう少しで涼しくなるから」とガマンせず、いい睡眠をしっかりとりましょう。

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快眠対策は深部体温がポイント!

残暑にできるカンタン快眠対策

睡眠時間は季節によってかなり違うことがわかっています。夏は冬に比べて約30分短く、平均で6時間45分ほど。これは人間だけでなく動物全般に見られる傾向で、気温だけでなく、日の長さに合わせて体内時計が対応するためと考えられています。

さらに眠りの妨げとなるのが湿度。わたしたちは、体の内部の体温「深部体温」が下がると自動的に眠くなります(冬山で寒さのため寝てしまうのも深度体温が下がるため! )。湿度によって皮膚からの熱放散がうまくいかないと深部体温が下がりません。そうすると、寝付きづらくなる、体の熱を発散させるために寝返りを繰り返して目が覚めるなど、もともと短い夏の睡眠時間をさらに減らしてしまいます。つまり、快眠対策とは、いかに深部体温を下げるかなのです。
(参照:睡眠とメンタルヘルス―睡眠科学への理解を深める /ゆまに書房)

500円前後の快眠対策3選

残暑にできるカンタン快眠対策

食事は深部体温を下げる第一歩。特に有効なのが、ナス、トマト、キュウリ、ゴーヤなどの夏野菜。さっぱりとしたサラダだけでなく、夏野菜はなんと熱を加えても体を冷やす効果があります。温めてもいいのなら、選択肢が増えるし、お腹にやさしく、量も食べられますね。

逆に避けた方がいいものの代表はジュースなど甘い飲み物。暑い夜はしっかりと水分を摂りたいのですが、糖分は汗をベトつかせる原因になります。また体質にもよりますが、寝る3時間前以降のカフェインは控えた方がいいかもしれません。水分補給はノンシュガー、ノンカフェインで。

夏のシャワーは気持ちいいですね。でも、快眠対策としては湯船に入ることをおすすめします!なぜなら、入浴は深部体温を効果的に下げるから。ぬるめのお湯にゆったりとつかりましょう。日中の疲れがほぐれ、副交感神経もリラックス。あなたの血行はよくなり体温が上がります。「え、下げるんじゃないの? 」、なんですけど、まずは上げるのです。入浴で上がった体温は、お風呂から出た後30分で逆に下がっていきます。そうすると「深部体温が下がると眠くなるシステム」が発動し、自然と寝つきやすくなるのです。

意外に大切なことがコレ。直接深部体温を下げるわけではありませんが、さっぱりとした気持ちになることは副交感神経的にもGOOD!

その代表は「ハッカ油」。たとえば、入浴時なら湯船にほんの数滴入れてみてください。お風呂から上がった後の爽快感は市販の入浴剤などと比べものになりません。しかもハッカ油には高い消臭効果と抗菌作用もあるので、気分だけでなく実際にさっぱりするわけです。

ただし、入れすぎると強い刺激で逆に目が覚めてしまいますから、量は1、2滴から試してみましょう(特に敏感肌の人はハッカ油が直接皮膚につかないよう気をつけて)。ちなみに1か月でよく使って20mlくらいでしょうか。

補足:スポイトを用意するか、製品容器の口が一滴ずつ出せるようになっているかは重要ポイント! 広口だとドボドボ出てしまうことも……。
(体に不快感や、支障があったらすぐに止めてください)

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ハッカ油P 20ml¥505(税込)/健栄薬品
https://www.amazon.co.jp/dp/B000V2FG56
「ハッカ油P 20ml」は、無色から微黄色澄明の液で、特異でそうかいな芳香のあるハッカ油です。1ml中にハッカ油を1ml含有しています。(メントール (C10H20O)として30.0%以上含有。)

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扇風機をお持ちの方は必見!深部体温を下げる使い方

残暑にできるカンタン快眠対策

リビング扇¥5,535(税別)/日立(HITACHI)
http://www.hitachi-ls.co.jp/product/air/

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いきなりお金の話ですが、扇風機にかかる電気代はエアコンの10分の一以下といわれています。400wのエアコンなら一夏(2か月)にかかる電気代は約6000円ですが、扇風機だと35wのもので500円くらい。特に新製品は省電力化がすすんでいます。

では、今回のテーマ「深部体温を下げる」から扇風機を見直してみましょう。

まずは深部体温の大敵「湿度」です。そのためには「空気の入口と出口」をつくること。もしあなたの部屋が窓を開けられるなら、開けてください。その窓と対角線上に別の窓があればベストです! ない場合は、台所などの換気扇が近くにあれば回してください。これで「空気の入口と出口」ができました。最後に扇風機を空気の入口から出口に向かってセットすれば完了です。部屋に気流ができると皮膚の熱放散量が高まり、体温をラクに下げてくれます。
ちなみに、換気扇を一晩中使っても、電気代は最近の型(3〜5W)なら1か月で100円くらいでしょう。

もうひとつの方法は、扇風機の風を頭の側からではなく足に向かって送ること。足の発熱量はとても大きいので、冷やすことによって効率よく体温を下げられます。直接当てると冷えすぎてしまう人は一旦壁などに当たってから風がくるようにセットしてみてください。

扇風機は気温30度以下でより効果を発揮するといわれていますから、残暑にはぴったり。ジトッとした寝汗で目を覚ますこともなく、冷えすぎることもなく、いい睡眠がとれますよ。

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