世界へ羽ばたく国際派の『美容師』になるために！英語に特化した授業もあります！マリールイズ美容専門学校 ＃３
日本初の美容専門学校として、大正14年に開かれたのが「巴里院講習所」。創設者であり、経営者であり、自ら教鞭をとり学生たちに教えたのは、当時、世界文化の中心であるパリから帰国したマリールイズ女史でした。日本に最先端の美容を伝え、日本の美容業界が花開くきっかけを作った女史の想いと知識、技術を現代につなげるのが、四谷三丁目に校舎を構える【マリールイズ美容専門学校】です。
その魅力を、全6回に分けて、あますところなく徹底リポート！ 特筆すべき授業内容や、後進たちのがんばる姿をお届けします！
第３回目となる今回は、マリールイズ美容専門学校の、特色あふれるカリキュラムをご紹介。世界に羽ばたく美容師を育てるために、英語に特化した授業を行うのがなによりのポイントです。
学生の未来を拓く手助けをするカリキュラムが満載！
――世界各地の美容室で働くOB&OGが多いこと。それが、マリールイズ美容専門学校の大きな特徴です。なぜ、世界で活躍することができるのか、マリールイズ女史のひ孫であり、教務部 部長を務める相原周太さんから、お話を伺いました。
相原「美容師を希望する学生の中には、将来的に海外で活躍したい、働きたい、そう思っている学生が多いんですよ。僕自身も、高校時代はスイス、大学時代はアメリカ、就職したのはイギリス……と、世界を巡ったのですが、美容という世界を突き詰めようとすると、どうしても日本ではなく海外になるんですよね。そこで、世界に出ることができる学生を育てるための『国際ヘアスタイリストコース』という、他の美容学校には無いコースを用意しています。
このコースで学ぶのは、カットやカラー、デッサンといった技術はもちろんですが、サロンで日常的に使う英会話も学びます。将来的にたとえ日本で美容師になったとしても、雑誌の仕事で外国人のモデルさんを使うことや、外国から来た方の施術を行うことも必ずあるはずです。そんなときに困らない、生きた英語を教えています」
サロンワークに必要な専門用語や、お客様と意思の疎通を図るためのサロン会話が学べる
相原「ブライダルに特化したコースがあるのも、当校の特色だと思います。この『ブライダルアーティストコース』では、ブライダルに携わる美容師になるために必要な、ヘアメイクの技術、ドレスや着物の知識をかなり濃密に教えています。特に重視しているのは『着付け』です。通常は100時間以下しか行わない和装の着付けなどブライダルに特化した授業を300時間設け、ブライダルの現場で即戦力になる学生を育てています。
講師として教えにきてくれる先生方は、目黒雅叙園美容室や明治記念館美容室といった、日本でも有数の有名結婚式場で活躍する方ばかり。学生にとっても良い刺激になっているようです」
相原「また、インターンシップに力を入れているのも、当校ならではと言えるでしょう。現実を見ると、美容師はとても離職率が高い職業なんですね。その理由を考えたときに思い当たったのが、インターンシップの状況です。インターンと言ってもなんとなく現場にいるだけの状態。多くの美容専門学校では人数が多いため仕方のないことかもしれないのですが、私たちは、実際に就職したとき、ギャップを感じてしまうんです。そこで当校では、OG・OBの方々と連携し、実際の接客を行っている現場へと派遣します。もちろん、インターンとはいえ、厳しく指導を行ってもらうようにしています。こうして生きた現場を見ることが、何よりも学生たちを成長させてくれるんですよね。
また、インターンシップが終わった後に、“復習”を行い、次のインターンシップの目標を立てさせるということも行っています。サロンで経験したことをすべて、ノートに書きだし、先輩からどんな指示があったか、何を指導されたか、どんな仕事内容だったか、雰囲気はどうだったか――これらすべてをメモしてもらい、すべての学生で共有。さらに、『では、どうするべきだったのか？』を考えさせるんです。
最初こそ『何をしたらいいかわからない』という状態の学生たちですが、インターン→復習→インターン→復習……と繰り返すうちに、どのように動けばいいのか、自分たちできちんと考えるようになっていきます」
――次回は、第1回目に登場したふたりの学生さんに、マリールイズ美容専門学校の魅力と、今後の目標についてお聞きします！
通ったから分かる学校の「魅力」。そこから見えてくる将来の目標！マリールイズ美容専門学校 ＃４>>
