それぞれの長所を伸ばしお店の色に!スタッフのセンスを尊重『DECO』
スタッフ、従業員が気持ち良く働くための環境づくりや取り組み、普段のスタッフの顔などを紹介するのが「Back Stage」です。表舞台とは違い、働きはじめてからでないとなかなか分からない“裏舞台”についてお話をうかがってきました。
技術の練習、スタイル発信もそれぞれが積極的に行う
普段、スタッフに皆さんはどのように技術を磨いているのでしょうか。
「技術の練習は、何も言わなくてもみんなすごく一生懸命にやっていると思います。もともとヘアスタイルを作るのが好きで、撮影したいと思っている人がDECOには多いので、そのあたりは個々が積極的に行っていますね。スタイリストがコンセプトをもってスタイルを作る撮影会には、今後アシスタントも参加できるようにしていくつもりです。そういう風にして目標を作ることで、モチベーションを高めていけたらと思っています」
コミュニケーションをしっかりととって教えていくことが先輩としての役割
スタッフさんが自分で考え、時間を見つけては技術とセンスを磨いているようですが、店長さんをはじめ、スタッフ同士での助けあいもあるのでしょうか。
「もちろんありますよ。うちのお店は年齢関係なく仲良くしているというか、仕事以外のこともよく話します。仕事中でも何か悩んでいるのかな?と思ったら声をかけて、ちょっと表でジュースを飲みながら話したりとか、コミュニケーションをとるようにしています」
お店としての指導方針などはあるのでしょうか。
「1人ひとりの長所を伸ばしながらお店を作っていくというのがお店の方針です。個人的にも、昔ながらの“先輩の背中を見て覚えろ”というのはちょっと違うかなと思っていて、それよりもしっかりとコミュニケーションをとりながら教えていかないと上達しないですよね。技術はもちろん接客についても同じで、教わったことをそのままやっているだけではお客さまに響かなかったりもします。長所を見ながら、それを伸ばしてあげることが先輩の役割だと思います」
仕事終わりのご飯や2年に1回の社員旅行が楽しみ!
仕事終わりに一緒にご飯に行ったり、休日に一緒に遊んだりとスタッフ同士の仲はとても良い様子。2年に1回行っている社員旅行も楽しみの一つのようです。
「社員旅行は去年から始めて、宮古島に行きました。来年も沖縄の予定です。本当は1年に1回くらい行けるといいねと話しています。店長の僕から見ても、スタッフ同士の仲はよいと思いますよ。僕自身、アシスタントの子から誘われて仕事終わりにご飯に行くことがよくあります。休日が合えば一緒に遊びに出かけることもあるくらいなので、裏表のない良い環境ではないでしょうか」
最後に、一緒に働くならどんな人がよいか聞いてみました。
「仕事に対しての意欲があるのは大前提として、やっぱりサロンなので、ファッションに興味がある、おしゃれに興味があるというのは大事ですね。あと、成長していくうえで、教えられたことをただやるのではなく、客観的に自分を見つめていける人が良いと思います。やはり経験を積んでいくうえで、自分に何が足りないか、何をするべきかを気づいていくことが大事なので」
サロンは生き物。そこにいる人間が何を思い、何を目標としているかで、サロンの雰囲気はどんどん変わっていくもの。アシスタントでも、一緒にお店を作っていく仲間ですものね。スタッフの小さな変化も見逃さないという店長の穂積さんのお店作りのマインドが、そのままサロン内全体に染み渡っているよう。
営業中はしっかりスイッチを入れて、気を抜くときは思いっきり抜く。
オンとオフの切り替えをはっきりすることが上下関係をギスギスさせない一番のポイント。
休日や社員旅行で、先輩にくっついていける環境が整っていることはとても重要だと思います。先輩の視点や感性を吸収するチャンスが増えますからね。
いざ作品作りをしようとしても、自分だけの目線だけではなかなか世界観をひらけないもの。先輩との何気ない会話から世界を広げていくことが多いはず。
先輩・店長との距離が近いDECOの雰囲気は、まさに理想そのものです。
次回は、おすすめの商材をご紹介します!
Salon
DECO
住所:東京都渋谷区神南1-3-10 神南アール1F
TEL:03-3496-0709
営業時間:月・火・水11:00〜21:00 木・金12:00〜22:00 土日・祝10:00〜20:00
http://www.deco-hair-hp.com/