人気を集めるヘアスタイリストたちが愛する『ハサミ=相棒』はコレだ!

最新流行のHAIRを生み出し続ける、人気スタイリストたち。彼らの仕事を支える名わき役となるのが、シザー、レザー、コームといったアイテムたちです。プロとして、自分の求めるスタイルを作るために、どんなところにこだわり、何を選ぶポイントにしているのか――? 大切に使い続けている『相棒』(愛用品)について、お話を伺いました!

有名美容師の道具HISTORY
カリスマ美容師として日本の美容界に君臨するISM北千住店の吉田潤氏に教えを受け、23歳でISM 南青山店の店長に就任。レディースからメンズまで幅広く手掛け、女性ならではの繊細な髪の流れや動きを再現する、旬のスタイルを作り続けている。

BEST TOOLS HISTORY 百瀬さんの『相棒』PART1“上條”のシザー

有名美容師の道具HISTORY

百瀬「今から13年ほど前、スタイリストとしてデビューさせていただいたときに、私の師である吉田から『これ、あげるよ!』と本当に軽いノリでいただいたのが、『上條』のシザーです。上條は吉田が信頼して付き合い続けていたシザーメーカーで、シザーそのものがとても美しく、まるでアートのようなシルエットが特徴なんですよ。主に使うのはアウトラインのカットですが、小ぶりなサイズなので使いやすく、いただいてから13年、何度も研ぎに出しては使い続けています。このカタチのシザーは今では手に入らないものなので、これからも大切に使い続けていきたいと思っています。セニング用のシザーと、ドライカット用のシザーも上條のものを使用しています。修行時代から使い続けているので、他のものには浮気できません❤ また、ドライ用のものにはマイクロスリットが入っていて、すごく滑りがいいんです! 美容師の使い勝手に寄り添ってシザーを作ってくれるのは、上條ならではですね」

BEST TOOLS HISTORY 百瀬さんの『相棒』PART2 ISM吉田潤 オリジナルシザー

有名美容師の道具HISTORY

百瀬「こちらは、私の師である吉田潤が、自身の長い美容師経験の中から創り出した、オリジナルシザーです。サイズ感や持ったときのバランスは上條のものによく似ていますが、切れ味や髪の逃げ方にこだわり、指先の間隔がそのままシザーに伝わりやすいので、重宝しています。仕上げに浸かったり、細かいカットにはこのシザーがマストですね。

男性・女性を問わず、いかにその人のライフスタイルに合ったスタイルを提案し、造り上げていけるか……これが、私にとって、スタイル作りでこだわっている部分です。本人が毎日鏡を見るたびに『がんばろう!』と思えるような、そんなスタイルを作れたらうれしいので、自宅での再現性を高めるためにも、カットラインが重要になってくるんですよ。メリハリを出しつつ、たとえ1か月後でも美しいスタイルがキープできる。それが、この吉田のオリジナルシザーの実力です。当店のスタッフには基本、この吉田のオリジナルシザーを使わせています」

有名美容師の道具HISTORY

百瀬「通常使っているシザーは、合計で4本。どのシザーも半年に1回程度の頻度で研ぎに出しています。あまり切れ味を良くし過ぎるのもイヤなので、バランス的にはこれくらいがちょうどいいかな。あ、ブラントなカットをしたい時には、専用の切れ味のシザーを使っています」

BEST TOOLS HISTORY 百瀬さんの『相棒』PART3

有名美容師の道具HISTORY

百瀬「ドライヤーはソリスのものを使用しています。こだわりはとくにないのですが、修行中からずっとソリス一筋できたので、他のメーカーのものを使ったことがなくて……(笑)。今ではもう、このドライヤーの感覚に慣れきっているので、他のものを使ってみようという気すら起きません。レザーやコームなども、とくにこだわりはありません。もっともっと勉強して、自分なりに使いやすい道具を増やしていきたいですね。

――ありがとうございました!

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