実はなんでもアリの朝活! あなたの夢は朝開く?それとも?

「朝活」、もちろん聞いたことはあります! してるかって? してませ〜ん、いっさい(キッパリ)。典型的な昼夜逆転生活で知られる私に、今回は「朝活について調べてみろ」とのミッションが・・・え、夜型人間だからこそですって? なるほど、まあそういう視点もおもしろいかもしれません。こんなことでもなければ一生縁のない分野、むしろなんだか楽しみになってきました。それにしても、まずは起きれるかどうかが第一の関門です。はたして、どうなることやら・・・。

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朝活とSNSの出会い。それは2008年からはじまった

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うう、眩しい。コウモリが朝日にさらされたら、こんな気持ちなのかもしれません。鏡で自分の顔を見てみれば、そこには半分どころか五分の一くらいしかマブタが開いていない見知らぬ人が映っています。

思い返せば、朝に起きていたのは、ギリギリ高校時代くらいですかねえ。以後、順調に生活時間は後ろにズレていき、決定的なのが編集者になってしまったこと。いや、編集者だっていろいろなタイプがいるので、キチンと早寝早起きしている人もいるでしょう。とにかく、気が付いたら完全に夜行性生物となっていました。

しかし、そもそも朝活って何なのでしょう? 調べてみると、日本では2008年(平成20年)頃から流行してきたとあります。もちろん、早起きして何かしら活動していた人は、大昔からいたのでしょうが、「朝活」という言葉で定義されるようになったのが、2008年なのですね。

「定義された朝活」の特徴は、コミュニティがあること。その後押しをしたのがソーシャルメディア(SNS)の登場だったようです。うん、確かに、「テーマを作って、広く拡散し、共感する人が集まる」という点では、朝活とSNSの相性はピッタリかもしれません。なので朝活の歴史は、そのままSNSの歴史と重なっていて、2008年といえばFacebookとTwitter、それにiPhoneが日本で始まった年じゃないですか。ということは、「朝に何かをやりたい」かつ「SNSを活用している」という、if文(AND条件)な人たちが中心層のようですね。納得しました。

インプット? アウトプット? 朝活の目的は大きく分けて2つ

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何を納得したかというと、私は「朝は何もしたくない」かつ「SNSを活用している(とは言えない)」という逆のAND条件を満たしていたのです。朝活に縁がないわけだ。

それはともかく、「SNSでの情報発信と朝活の組み合わせ」はとてもマッチングがよく、その受け皿がコミュニティとなるわけです。これはWEBとリアルが別々の機能を果たしながら相乗効果を発揮するという好例なのは確かですね。ソーシャルとリアルが融合しているので、「ソーシャリアル」という言葉もあるようです。

では、どんなコミュニティがあるかというと、もっとも多いのが、「カフェに集まって、何かする」というパターン。確かに朝といえばカフェ。で、何をするかというと、「読書会」が多いようです。「英語の勉強」もけっこうあります。そして、「フリートーク」というのもよく見つかります。

ただよく見てみると、目的は大きく2つに分けられるみたい。ひとつは、何かしらの知識やスキルを高めたいという「インプット・タイプ」。もうひとつは交流を拡げたい、もっと踏み込んで、人脈を作りたいという「アウトプット・タイプ」。インプットにしろ、アウトプットにしろ、したいことがあって、(でもどうしたらいいのだろう? )という人は、「朝活」で調べてみると見つかるかもしれませんよ。

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早朝から登山も! 何でもありの朝活ワールド

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しかし、「朝活」の世界はまだまだあります。っていうか、もう何でもアリと言った方がいいかもしれません。
例えば「エクストリーム出社」。早朝から観光、海水浴、登山などを「全力」でこなして、なおかつ定時までに出社するのだとか。ちなみにextreamとは、「極限」とか「過激」という意味。

他には「モーニング・レイヴ」。スムージーを飲んでからディスコで踊るそうです。衣装はバッチリとキメた人、ユニークなコスプレーヤーもいれば、パジャマ姿の人もいるのが朝らしいといえば朝らしい。

さらには「朝婚活」。実はこれもけっこう盛んなのだそうです。一旦出社しちゃうと時間がなくなるという忙しい男・女向け。朝6時くらいから、ランニングをしつつ相手を見つける「ランニング合コン」、ゴミ拾いしながら親睦を深める「エこん活」などなど。

いやあ、朝のイメージが変わってしまいそうです。ただメリットがあればデメリットもあるのが人生。朝活の場合は、「夜20時くらいになると急に疲れがやってくる」、「前日遅かったのに無理して行き、体調を崩した」という意見も出ています。また最近では、「時計遺伝子」という時間を管理する遺伝子が存在し、いつその遺伝子が活発になるかは人によって異なるという学説が発表されるなど、生まれつきの「朝型」もいれば「夜型」もいることがほぼ確実視されてきています。

でも、繰り返しになりますが、したいことがあるのに時間が合わなくて、と夢をあきらめていた人は朝活をキーワードに探してみるのもひとつの手段。私も出勤前にこれだけ原稿が書けました。でも、これって朝活になるのかなあ。

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