組み合わせで差がつくアクセサリーづかい！【サロンで目を引くおしゃれワザ！ ＃1】

いよいよおしゃれが楽しい秋がもう目の前に。でも、まだまだ暑い日が多く、中途半端なこの時期は、いったい何を着たらいいのか本当に迷いますよね？

そこで、雑誌や書籍で活躍中の人気スタイリスト・大沢早苗さんにご登場いただき、シンプルな洋服をおしゃれに見せる、小物の使い方を教えてもらいました。

おしゃれをすると仕事に行くのが楽しくなるし、お客様とファッションの話で盛り上がるかもしれません。ぜひ、参考にしてくださいね。

白いトップスがアクセサリーでランクアップ

まず、第１回目はアクセサリーの使い方をご紹介します。シンプルなトップスがグッとおしゃれになりますよ。
「アクセサリーは単体よりも、組み合わせてつけたほうがおしゃれに見えます。ネックレスはひとつだけではなく２〜３本重ねづけしたり、ピアス、ブレス、ネックレスと３つでコーディネートしたり…。そのとき、色のトーンを合わせるようにすると、組み合わせに迷いません」と大沢さん。

大沢さんのアクセサリーのコーディネートも参考に。白いカットソーにゴールドのネックレス、パールの入ったゴールドのピアス、キャメル色の革の太めのブレスを組み合わせました。
「色のトーンをそろえつつ、パールと革の異素材をプラスしてアクセントにしました」とのこと。

白いTシャツにブルー系のアクセサリーで、爽やかカジュアルにまとめました。ネックレスはブルーのターコイズと流行のフリンジつきの2本を組み合わせました。ブレスはネックレスと素材を合わせた細めのものをチョイス。ピアスはインパクトのあるものですが、同じブルー系なので違和感はありません。

「Tシャツは、無印良品のメンズでサイズはXL。今はゆるめのシルエットが流行っているので、このTシャツのサイズ感がちょうどいいんです」

カジュアルなシャツ＋アクセサリーのバリエーション

定番のデニムのシャツに、アクセサリーの組み合わせを２パターン紹介します。アクセサリーを変えるだけで、シャツの印象が変わりました。

デニムのシャツに、シルバーとパールのネックレス、シルバーのブレストとピアスをコーディネートします。

「パールはきちんと感がでるので、カジュアルなデニムのシャツに組み合わせるがおすすめ。さらに、パールと同じトーンのシルバーをプラスし、カジュアルさをアップさせます。エレガントすぎず、カジュアルすぎない、ちょうどいいバランスになります」

同じデニムのシャツに、白いTシャツで合わせたブルー系のアクセサリーをつけてみました。「パール+シルバーのアクセサリーは、洋服と反対色でしたが、こんなふうに同系色のアクセサリーにしてもいいですね。ボトムスをスカートにして、ヒールのある靴をはけば、女性っぽいラフさが演出できます」

ゴールドを重ねづけして女性っぽい印象に

シンプルなトップスにゴールドのアクセサリーを組み合わせました。アクセサリーがしっかり目立って、女性っぽい雰囲気になります。

ゴールドのネックレス2本、ブレス2本、時計、フープのピアスをシンプルなグレーのニットに合わせました。ネックレスはVネックの素肌につけるのがおしゃれです。
「ネックレスとブレスは、同じトーンで違うデザインのものを、それぞれ2本合わせました。ゴージャスな雰囲気になりますよ」、＃２は靴のお話です。まずは靴を秋っぽくしてみましょう！

アクセサリーの収納アイデア

なくしてしまいがちなアクセサリーは、しまう場所を決めておきます。仕切りのあるケースを使うと、取り出しやすくしまいやすいです。大沢さんはビーズ手芸のためのビーズ入れを活用。小さく分かれているので、ピアスや指輪の収納に重宝しいているそうです。

よく使うアクセサリーは、取り出しやすいように専用ケースを用意します。
「今の気分に合った出番の多いものは、しまい込まないほうが便利ですね」と大沢さん。

取材・文／大橋史子（ペンギン企画室）
撮影／AJHAJHA

Information

大沢早苗さんの著書「大人女子のためのワードローブ改革」（主婦と生活社／￥1,188）

「洋服をたくさんもっているのに、明日着る服がない」「自分に似合う服がわからなくなった」など、おしゃれに悩む女性たちに声をたくさん聞いてきた大沢早苗さんが提案する、おしゃれアドバイス。悩める大人女子５名のクローゼットカウンセリング、ベーシックアイテムの選び方＆着回しテク、クローゼットの整理術など盛りだくさんの内容です。

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