ヘアサロン「Cheer」オーナーに聞く、経営・子育て両立の秘訣
「HairMake&Eyelash Cheer」は、髪の毛が本来持つ「ツヤ」「柔らかさ」「弾力」を引き出す特殊ドライカットが専門の女性専用プライベートヘアサロン。頭の形に合わせて髪を細かくブロッキングし、十数本ずつカットしていくという、完全オーダーメイドなカット技法で「諦めていた髪の悩みも改善できた」「自分の髪じゃないみたい」と大変身を実感するリピーターの声が絶えません。
このサロンのオーナーである林江美さんは3人の子供を育てながらサロンを経営するパワフルなママビューティシャン。今回は、経営も子育ても全力で楽しむ、江美さんならではの両立方法についてお話を伺いました。
時間を上手に使うことがすべての基本です
Cheerオーナー林江美さんの家族構成は、バーバーを経営するご主人、長女でCheerJr.スタイリストの麻依さん23歳、長男7歳、次女5歳。
江美さんは結婚後、30歳で美容師免許を取得し37歳でトータルビューティーサロンCheerをオープンされました。
―――経営と子育て、どのようにやりくりしているのでしょう。1日の時間の使い方を教えてください。
「子育てしていると時間の使い方が上手くなりますよね。朝は4時に起きて30分ヨガをして体を緩めます。腰もやられず体にガタが来ないのも、朝のヨガ習慣のおかげだと思います。6時までに洗濯・掃除を終わらせて長男を起こします。7時に長男が登校すると今度は次女を起こします。着替えさせたりご飯を食べたりテレビを見たりしていたら一時間あっという間に過ぎますよね。その後8時半にはお店に入ります。10時のオープンまでにメールチェック、SNSやブログの更新、お店の掃除など開店準備をすませるのがいつもの朝の過ごし方です。
夜は19時以降なるべく仕事をしないと決めています。残業しないようにスケジュールを組み立てるんです。仕事中に家のこと、家にいるときに仕事のことを考えないために、仕事は残さずすっきりと切り替えることが大事だと思っています」
お義母さんとお客さんの応援に支えられています
―――お姑さんと完全同居で、家事の分担はどのようにしていますか?
「家のことはだいたいお義母さんがやってくれます。サロンの営業中は子供のことも任せています。自宅とサロンが近いので、何かあれば伝えに来てくれますし、お客さんも理解してくれています。
私も子供ともう少し一緒にいたいとは思いますが、お義母さんが可愛がってくれるので助かっています。もちろん、うちの家族分の家事は私がやっていますよ」
やりたいことばかり思いつく。美容師って欲張りな職業だと思うんです。
―――サロンワークで一番心がけていることを教えてください。
忙しくてバタバタしたくないので、予約は余裕を持ってお受けしています。お客さんの側からしてもバタバタと接客されたら嫌じゃないですか。売上ばかりを重視するとコンセプトがズレてしまうので、いつも“納得できる仕事をすること”を心がけています。
自分の目の届く範囲でやっていきたいから、いまは大きくすることは考えていません。でも着物の着付けやアイラッシュなど、やりたいことは全部挑戦していきたい。
美容師って欲張りな職業だと思うんですよ。接客、技術、デザイン、センス…いろんなことを勉強できるんですから。こんなに夢中になれる職業に就けて幸せです。
目指しているのは、お客さまに“ここに来れば何でも聞ける”と思ってもらえる存在になることです」。
まとめ
Cheerにはたくさんの髪質に悩んでいる人が来店します。特殊ドライカットで骨格に合わせて細かくカットされた髪は、羽のように軽やかになったり、手グシだけでまとまったり…生まれ変わったような体験となるようです。「髪は変えられないから仕方ないと思ってきてきたけど、こんなに重要だと思わなかった」と泣いて喜ぶ方もいるそう。女性にとって髪は大切な体の一部。Cheerでは、林母子がどんな相談も受け止めてくれますよ。
Shop Data
HairMake&Eyelash Cheer
住所:千葉県旭市足川3918-13
TEL:0479-74-3155
月曜〜土曜 10:00〜19:00
定休日:日曜祝日、その他不定休