下町散歩で体にいいものを見つける!美しくなる旅マカオ #6

かつてはポルトガル領だったマカオ。現在は中国に返還され、独立した自治区として以前よりパワーアップした人気の観光地として知られています。日本ではマカオといえばカジノのイメージがあるかもしれませんが、コンパクトな街には世界遺産をはじめ、さまざまな楽しみがぎゅっと詰め込まれ、訪れる人のスタイルで楽しめるという場所なのです。

たとえば、東洋と西洋が美しくミックスされた独特の雰囲気、豪華なホテルやスパ、豊かな食、エンタメなど、五感を全部使って楽しめるのがマカオの最大の魅力。つまり、美容に関わる人なら、得るものも多い旅先です。女子旅やファミリー旅、そして社員旅行など、近場の海外としておすすめの場所。五感を刺戟するマカオ旅を、さまざまな切り取り方で6回にわたりご紹介します。

最終回のこのパート6は、マカオの下町散歩でふたたびウォーキングを。市場などを歩いて、暮らしの雰囲気を感じつつ、ヘルシーなお土産やノスタルジックな香りがするエリアなどをめぐります。

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マカオの暮らしを垣間見る活気ある市場街

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東京で言えば、築地市場のようなところが「紅街市」。1930年代に建てられた赤いレンガの建物の中には、新鮮な魚、肉、野菜の市場があり、下町に住む人の胃袋を支えています。とくに迫力なのが魚と肉なのですが、冷蔵ケースに入っていないワイルドな風景にびっくりしてしまうかもしれません。

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近くには、毎日活気ある市が立つ、義字街があります。路地にもびっしりとお店があり、食品、雑貨、衣類など、ここにくれば日用品のすべてが揃ってしまうそう。パート6トップ画像が、この義字街です。

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生鮮食品は持って帰れませんが、乾物やドライフルーツなどはお土産にもぴったり。今回はハーブティにも使える、乾燥したローズを見つけて購入。たっぷりと袋に入れてもらって、だいたい150円くらい。市場は自分の足と目で探す楽しみがあります。

罰ゲームのような苦さが忘れられない薬草茶のスタンド

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義字街はとても長いのですが、途中の路地を曲がったところにあるのが、この薬草茶のスタンド。店頭にお茶が入ったポットが並んでいますが、店のおばちゃんに舌をみせると、体調を判断して飲むお茶を出してくれます。苦くて、けっしておいしいとはいえませんが、胃がすっきりして、なんだかクセになる薬草茶です。

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レトロな佇まいに魅了される十月初五日街

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港に近い下町も見所があります。かつて貿易街としてにぎわったこの通りは、今はタイムスリップしたようなレトロな風情がある通りとして、観光客に人気です。とはいえ、観光地化しているわけではなく、そこに暮らす人が買い物にくる、個人商店が並ぶ通りです。街の風景に溶け込むようなレトロな店構えの中国茶の店「英記茶荘」は人気の1軒。お茶の種類も豊富に揃い、量り売りもしてもらえます。

いつ行っても混んでいる街の人が集う人気の喫茶店

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十月初五日街にある「南屏雅叙」は、ひっきりなしにお客さんがくる、街の喫茶店。みんなが必ずオーダーする、ミルクコーヒーはどこか懐かしく、そしておなじくほとんどのひとが食べているふわっふわのカステラのような軽いパン。メニューが読めなくても、言葉が通じなくても、あの人が食べてるあれ!と指差すだけで、ちゃんと運ばれてくる、そんな雰囲気もこの通りの住人になったようで楽しいお店です。そしてびっくりするほどリーズナブル。たまごのサンドイッチも人気メニューで、軽いランチにもぴったりです。

石造りと赤い窓枠がまるで映画のセットのよう

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十月初五日街から少し歩いたところにある福隆新街。この通りは赤い格子窓と石造りの建物が、まるで映画のセットのように見える通り。かつては遊郭だったそうですが、今はレストランや土産物店が並びます。ここの風景は絵になるので、写真スポットとしても人気の通りです。

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最近マカオでは、シェフが目の前で料理を作ってサーブしてくれる、シェフズテーブルという形式が流行っていて、この通りにも1軒あります。赤い格子窓がある、2階のスペースで、夜はマカエンセ(ポルトガル人の血統を持つマカオ人)が作る、エキゾチックなマカエンセ料理を楽しめます。

話題のポルトガルのおしゃれな缶詰ばかりを集めたお店

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福隆新街からちょっと路地を入ったところにある。最近大人気の「Loja das Conservas」。このおしゃれな店構えの店はポルトガルに本店がある缶詰専門店。そしてそのほとんどがオイルサーディンです。種類のすごさにも驚きますが、カラフルな缶のデザインは、お土産にぴったり。味のバリエーションもたくさんあります。

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これは全部オイルサーディンです!
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カラフルなデザインが目を引きます。

おしゃれでヘルシーなカフェも続々とできているマカオ

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オーナーはこのIvyさん。彼女がコールドプレスジュースのレシピを考えています。
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日本でサードウェーブのコーヒーが流行っているように、ここマカオでもレトロな街並みにおしゃれなコーヒーショップやカフェをたくさん見かけます。その中でもリラックスできるお店が「Bless Juice bar」。世界遺産がたくさん集まる聖オーガスティン広場の目の前にあるので、観光の途中で立ち寄りたいお店。体調に合わせてチョイスできる、オリジナルのコールドプレスジュースをメインに、ハンドドリップのコーヒー、サラダといった軽食もあり、ヘルシー志向の人にも安心して楽しめるメニューがあります。

夜も美しいマカオ。ポルトガルと錯覚するロマンティックな道

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まるでポルトガルにいったようなラザロ地区。モザイクの美しい石畳み、ガス灯のような雰囲気のある街灯。この辺り一帯の夜の街並みの美しさは、ここがマカオであることを忘れてしまいそう。ちなみにマカオは治安がいいので、夜の外出も楽しめます。

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マカオの国際空港とマカオ航空の飛行機。背景に見えるのは、コタイ地区のホテル群です。空港からコタイ地区のホテルまで近く、とても便利。

6回にわたりご紹介したマカオ旅。五感で感じて、美しさのチャージができる旅先です。風水や運気が上がる要素もたっぷりで、運を貯める旅としてもおすすめです。成田・大阪からは毎日、福岡からは週5便、マカオ航空が直行便で飛んでいて、日本からのアクセスもよくなりました。次の旅は、マカオに行ってキレイと運気をあげてみてください。

撮影・取材・文/高橋麻紀子

マカオ航空
http://www.airmacau.jp取材協力/マカオ観光局
http://www.macaotourism.gov.mo

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