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特殊系スタイルでも基礎技術は みっちり叩き込む?!『TRICK STORE』

大阪の特殊系ヘアスタイルで、唯一無二の存在感を放つヘアサロン「TRICK STORE」。へカラーやエクステなど、独自のデザイン性と高い技術で大阪を中心に高い人気を集めています。数あるヘアサロンの中から、どのようにしてお店の個性を築き上げてきたのか。また、スタッフの育成に違いはあるのか。前回に引き続き、同店のスタイリスト兼部長であるHIROさんに話を伺いました。

HIROさん

特殊系の技術指導は実は少なめ、美容師としてベーシックな技術を重要視

――個性溢れるヘアサロンとして有名な「TRICK STORE」ですが、やはり働くスタッフさんも個性ある人が多いですね。

「ヘアカラーの知名度が上がった頃から、そういったトリッキーなスタイルを好むスタッフが多く働いてくれるようになりましたね。いまグループとしては大阪、名古屋、広島と3店舗あり、大阪店には店長1名、スタイリスト2名が在籍し、4月からは新人が1名入る予定です。僕自身も大阪店を中心にスタイリストとしての仕事もしています」

――お店のメニューとしてはカラーが一番人気だとお伺いしましたが、やはりスタッフへの技術指導はカラーメニューを中心とした特殊系の技術指導をしているのでしょうか?

「教育カリキュラムとして、特殊なカラー技術などについてはさらっと勉強する程度なんです。とにかく美容師としての技術を上げる、ベーシックな技術をみっちりと叩きこむことが重要だと考えています。例え今は特殊系のヘアカラーが流行っていたとしても、古いと言われていた技術がいつ主流になるかもわからない。うちを辞めて他のサロンに転職したりしたときに絶対的に必要になる技術もありますから。どこに出しても恥ずかしくないように育てて上げるのが一番重要だし、僕らの役目だと考えています。自分もそうやって育ててもらって今がありますから」

店内

――教育カリキュラムなどはどのようにして構築されてらっしゃいますか?

「昔は自分が教育係を担当し、自分で作成したノートを中心に指導をしていました。でも、次の教育係を育てるため、次の店舗を展開させていくためにも誰かに伝えていかないといけない。レベルを薄めることなく全体のスキルを上げるために、数年分のノートを集約して独自のカリキュラムを作成しました。それを毎年毎年、各店舗の教育係にレスポンスを取り、常にカリキュラムを進化させていくようにしています」

――いつでも最新のカリキュラムが活かされているということですね。スタッフ教育で、一番気に懸けていることはありますか?

「やっぱりプライベートじゃないですか? 恋人が出来たとか、家族や趣味がどうとか。プライベートが充実していたら、仕事も充実する。その逆も同じ。そこは切ってもきれないものがあると思うんです。混同させすぎるのは良くないですが、仕事にプライベートの要素を混ぜ込んだりすると気が楽になる。僕もそうやって仕事をやってきたんで」

スタッフ

すべてはスタッフ、お客様のため。次なる展開へと進む「TRICK STORE」の道とは

――春からは新人スタッフが入るとのことですが、オフィシャルサイトには常に求人情報が掲載されています。「TRICK STORE」ではどのような人材を求めているのでしょうか。

「うちは小さいチームで動いているお店なんで、みんなと楽しめる人がいいですよね。好きこそものの上手なれで、カットが苦手な子でもトレーニングをしていたらある程度のラインまでは上達する。苦手なものがあってもいいと思うんですよ。でも好きなものは、他人に言われずとも自ら技術やセンスを伸ばしていくじゃないですか。そうすると、エクステが好きなら、エクステがしたいお客様を呼んでくるんですよ。そうやって次々にお客様を呼んでくる。その技術を磨けば磨くほど、そのお客様が増えて自分の個性を確立していくので、それでいいと思うんです。もちろん、最低限のカリキュラムだけは通過しないと、他所では通用しないからねと指導はしていますけどね」

――スタッフ採用で重要なポイントなどはありますでしょうか。

「僕自身では、いまは面接をしていなんです。書類選考も目を通すだけで、各店舗の店長が面接をしています。その次に必ず1日サロン研修をし、双方が問題なく仕事が進められるなら採用が決まります。スタッフ全員が試験官になるんですよ。みんなが納得をして受け入れた子は、スタッフにとっても子どもみたいな存在になる。そうなると、個々がしっかりとした美容師として、社会人として育ててあげることになる。そういった意志のもとで仕事をするのと、上司が勝手に採用した子と仕事をするのとでは、成長スピードや人間としての出来上がり方にも明らかに違いが出ますからね」

――少人数のチームだからこそ、人間性を大事にした教育が重要になってくるんですね。採用は狭き門ですか?

「倍率によっては高い時もあれば、すんなり入れる広い門もありますよ(笑)。タイミングがいいと、あっという間に決まったりもありますし。つねに人材は募集していますし、年内に各店舗1人ずつ増やしていけたらいいなと思っていますね」

――それは今後のお店の展開にも繋がるということでしょうか。

「数年前から東京出店も視野に入れています。事務所が東京にもありますし、オーナーのTAKAが、経理などの業務をこなしながら、アーティストやバンドさんのヘアメイクをしつつ、色んな人とのパイプ作りや市場調査をしている状態です。次のビジネスと店舗展開の情報収集をしているので、今年はそれを密に詰めていけたらと思っています。新しいお店を出店するのはスタッフのためでもあり、お客様のためでもある。どちらかの分量に不具合が出るなら出店はない。どちらも幸せになれるお店作りができればとおもっています」

――「TRICK STORE」の次なる展開、楽しみにしています!

Salon Data

TRICK MONSTER a.k.a TRICK STORE

TRICK MONSTER a.k.a TRICK STORE

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-16-7-2A
06-6254-2040
http://www.trick-monster.com/

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