技術と同じぐらい美容師に大切なものとは？ 専門学校東萌ビューティーカレッジ

埼玉県越谷市にある東萌ビューティーカレッジ。美容師国家資格はもちろん美容に関するさまざまな資格を取得できるカリキュラムが用意されており、さらに通いやすい学費がうれしい専門学校です。後編の今回は2年生の新村さんに学校の魅力を、そして校長の吉井先生に学校の理念についてうかがいました。

友達と切磋琢磨しながら、より上を目指して

――専門学校東萌ビューティーカレッジの魅力はなんですか？
「この学校はひと学年40人と少人数なので、他の学校にはないクラスの団結力を感じられます。たとえば先日ヘアショーがあったんですけど、グループで進めることなのでうまくいかないこともあって。そんなときに先生がグループに入って話をしてくれたお陰でみんながまとまったんです。お互いに本気でぶつかったのでそれだけみんなのこだわりが詰まったいいものが作れましたし、感動して先生まで泣いてくれました。」

――楽しかったことを教えてください。
「国家試験の課題であるオールウェーブの実技試験があったんですけど、クラスのなかで1位をとったんです。周りの友達が上手だと負けた気がして悔しいので、自分なりにがんばりました。結果が出せてすごくうれしかったし、楽しいなって思いました。私が思う上達のコツは、わからないことがあったらすぐに先生に聞くこと。どの授業も常に先生から丁寧に教えてもらえる環境なので、少しでも疑問があればすかさず先生を呼んで聞いています。」

――将来の夢を教えてください。
「アシスタントとして経験を積んでやがて美容師になったら、有名な人になりたいです！カットだけではなくメイクやまつエクの技術も身につけて、いろんな分野で活躍できたらいいなって。サロンの撮影でメイクを担当してみたいですし、ヘアショーなどのコンテストにも出てみたいと思っています。そのためにも、自分の力をより磨けるような、幅広い分野でお客さまに美を提供しているサロンへの就職を目指しています。」

美容師になるために、人として大切なことを学んでほしい

――専門学校東萌ビューティーカレッジの理念を教えていただけますか。
「当校のミッションは、「笑顔と感動を与えられる美容師の育成」です。美容を通して人を笑顔にできる美容師になってほしいと常に思っています。そして、それを達成するために私たちができることは、みなさんの「美容師力」を鍛えること。「美容師力」とは、技術力、知識力、人間力。そのどれが欠けても美容師として大成できないんですよ。」

――オリジナルの授業や講習はありますか？
「挨拶、返事、掃除の大切さを学び、コミュニケーション能力や段取り術が身につく、当校オリジナルのカリキュラムを多く揃えています。精神的にも身体的にも、卒業したあとまで元気でいてほしいので、最近はヨガや調理実習の授業も取り入れているんです。美容師としての技術を教えるだけではなく、これからの人生に役立つことを学べる環境も充実させたいと考えています。」

――先生と生徒の仲がとてもよいように思われますが、それはなぜでしょうか？
「生徒と向き合うことに、先生がとにかく一生懸命なんです。人として、社会人として、そして美容師として成長していくなかで、急に変わるのは難しいこと。だけど日々少しずつ変わって行けば、2年後卒業する頃には大きく変わっているはず。そのために、先生たちは一生懸命に生徒の一瞬一瞬と向き合っているんです。生徒たちに、大事なのは「笑顔と感動」を与えられる美容師になることと教えています。その「笑顔と感動」の根本を育むことに私たちは全力を注いでいるんです。そんな想いが生徒たちに少なからず伝わっているからこそ、先生を慕う生徒が多いのではないでしょうか。」

ただ技術を身につけるのではなく、卒業してから何年経っても健やかに働き続けられる心身をつくること。それがいつしか生徒の、そしてお客さまの笑顔に繋がると先生方は考えているようです。

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