文化

日本とは何が違うのか!? 海外のサロン文化の今を知る!

日本ではごく当たり前のことでも、海外ではまったく違うということはたくさんあります。文化が違えば日常生活や仕事に係わることにも違いが出てきますが、サロン文化を比べてみても日本とは大きな違いが発見できます。そんな、日本とは何かが違う海外のサロン文化について一緒に見てみましょう。

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【比べて分かる!? 日本のサロンはハイクオリティー】

日本のサロンといえばカットやパーマ、カラーなど豊富なメニューが揃っていて、お客様は高い技術による施術をごく当たり前のように受けることができます。髪や頭皮へのダメージの少ない薬剤を使っていたり、ゆったりくつろいで過ごしていただけるように心からの「おもてなし」で接客をしているスタイリストが大半でしょう。

一方、海外のサロンに目を向けてみれば、日本ではごく当たり前のことが存在すらしていないから驚きです。もちろん国によっての違いはありますが、例えば日本では規定のカリキュラムを修了して、国家資格である「美容師免許」を取得していないと施術を行なうことはできませんが、実力主義の考えが強い国であるイギリスや、オーストラリア、イタリアなどでは免許がなくても施術を行なうことができます。カットやパーマ・カラーなどの技術面においても、日本では当たり前にしていることが海外では「なにそれ?」といったことも多く、海外のサロンで日本人が施術をしてもらいその仕上がりにショックを受ける……といった事例も多々あります。

必要な知識や技術をしっかりと学んで習得したスタイリストが、お一人おひとりに合った施術を行なう日本のサロンは、海外と比較してみてもハイクオリティーなサロン文化を築いているといっても過言ではないでしょう。

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【カラー・パーマ事情も海外は違う】

日本のサロンでカラーを行なう際には「薬事法」の規定に添った施術を行なうことが基本です。使用するカラー剤の濃度もこの薬事法で決められていて、2液については6パーセントまでの強さのカラー剤が使用可能となっています。濃度の数字が大きいほど染まりの強いカラー剤となり種類も豊富ですが、染めやすい髪質の日本人にとっては6パーセントで十分というのはスタイリストなら既に承知のことでしょう。

海外ではどうなのかというと、倍の12パーセントまでの濃度が許可されているところもあり使用できるカラー剤は幅広いですが、逆にどう使うのかは日本のスタイリストにしてみれば理解できない範囲です。

そしてパーマ事情についてですが、日本ではパーマだけでもたくさんのメニューがあって、その技術も日々新しいものが誕生しています。水パーマやコスメパーマ、デジタルパーマなどでウェーブをしたり、ストレートパーマや縮毛矯正で真っ直ぐな髪質にしたりと、自分のなりたいヘアスタイルを叶えてくれるメニューとして人気です。

海外でのパーマ事情を見てみると、もともと髪にウェーブのクセが付いている人が多いため、パーマというと「ストレートパーマ」さ指すことが一般的で、太いロッドは扱っていないサロンがほとんどです。

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【道具や設備へのこだわりも違う】

満足していただける施術を提供できるように、日本では道具や設備へのこだわりが強いサロンが当たり前ですが、海外では日本ほどこだわりを持って揃えていないのが実情です。シャンプー台はリクライニング機能のないイスに座って、頭を洗髪台に乗せて洗うスタイルであったり、カラー剤を塗るハケはお粗末なものであったり、腕を出せないカットクロスやイヤーキャップは使わないなど、とにかく日本と海外とでは道具や設備に対する意識が大きく違います。

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【接客でのサービスにも大きな違いが】

日本ではサロンにいくと手荷物を預かってくれますが、海外では預かりサービスがないため毛髪が散らばった床にでも平気で鞄などをそのまま置きます。また、シャンプーは丁寧にしてもらえないことが多く、シャンプーは別料金のためシャンプーなしでのカットがごく当たり前だったりします。

海外と比較してみると日本のサロン文化は、世界レベルで見てみてもかなりの高水準だということが理解できます。

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