美容業界の応援メディア
コラム・特集 2019-10-27

ベースコートは塗りっぱなしでもいいの? ネイリストなら押さえておきたいベースコートのメリットとは

ネイルをしている女性のなかには普段はベースコートだけという方も多いようです。自爪が弱い人の場合はひっかけたりして欠けやすく、ボロボロになりやすいので「色がついていないから目立たない」・「爪の補強のため」という理由でベースのみ塗っていることも。

ベースコートはセルフネイルをするときや、カラージェルをつけるときにトップコートとペアで使いますが、ネイルを塗る前にベースコートを塗布することには、爪の保護や表面を均一にするといったいくつかの理由があります。

ネイリストを目指すのであれば、ネイルの基本ともいえるベースコートの使い方はしっかりと押えておきたいものです。この記事ではネイルの基本のひとつとなるベースコートについて、塗り方やメリットなどを解説します。

ベースコートは塗りっぱなしでもいいの? 傷んだりしないの?

ベースコートは透明なので、カラーネイルやジェルネイルをつけていないと色が目立たないために塗りっぱなしにしてしまうことも少なくありません。ベースコートをつけている期間の目安や、じょうずに塗るコツなどについてお話しします。

ベースコートは塗りっぱなしでもOK!

ベースコートを塗ると自爪の表面が滑らかになり、光沢がでてきれいに見えます。長期間つけているのは爪に負担がかかるのではと思う方もいると思いますが、結論からいうとベースコートは塗りっぱなしでも大丈夫です。

一般的にマニキュアは7~10日での塗り替えが目安ですが、ベースコートの塗り替え期間の目安は10~14日。はがれたりしていないのであれば、それ以上つけていても問題ありません。

ベースコートの塗り方は? 塗り重ねてもいいの?

カラーネイルやジェルネイルを塗るときにはベースコートを使います。ベースコートを塗る前に手洗いなどをせずいきなり塗ってしまうことでゴミが混じり、表面が凸凹になってうまく塗れなくなってしまいます。

ベースコートを塗る前に手を水洗いや、ウェットティッシュを使用したりして爪の表面についている汚れをしっかりと落としましょう。このときコットンや綿棒を使って、エタノールや除光液をつけて拭くと爪のこまかな汚れが取りやすくなります。

自爪に塗るときは薄く塗るのがポイントです。ハケをしごいて扇状にして塗るときれいに塗りやすくなります。爪の補強・保湿の効果をしっかりとだすために、爪の端や裏側まで塗りましょう。

塗ってから2~3日と、わずか数日ではがれてしまった場合、オフして塗りなおす人が多いですが、頻繁にオフして塗りなおすと自爪の乾燥状態がひどくなるため、オフせずに重ね塗りするとダメージを軽減できます。

ネイリストなら押さえておきたいベースコートのメリット6つ

ネイルのプロであるネイリストを目指すのであれば、それぞれのメリットを理解する必要があります。
メリットの詳細をこれから説明していくので、しっかりと覚えましょう。

1. 自爪を乾燥や紫外線から守る

気づきにくいのですが自爪は紫外線の影響を受けています。 紫外線を受けると爪の水分が抜けて乾燥しやすくなり、乾燥状態が深刻になってくると黄ばんできます。

自爪の乾燥がひどくなると黄ばむだけでなく、二枚爪や縦の線も目立つようになってボロボロになる原因になってしまうことも。UV対策効果のあるベースコートを選ぶと、紫外線の影響を防ぎやすくなります。

2. 自爪をケアして補強する

各メーカーから最近発売されているベースコート商品のなかには、爪を保護する成分や美容成分を使用しているものがあります。

爪が必要とする栄養分や保湿成分を塗ることで爪の健康状態を維持しやすくなり、ベースコートで爪を補強することができます。爪が欠けやすいときなど弱いときに塗ることで、自爪のケアとして使用するのがおすすめです。

3. マニキュアの色素沈着を防ぐ

紫外線は太陽光だけでなくジェルネイルを硬化させるLEDライトにも含まれています。自爪にネイルを直接塗った状態だと、紫外線を浴びたときのダメージでネイルの色が自爪に色移りする恐れがあります。ほかにも黄ばんでしまう・色が悪くなるといったことが起こり、ネイルの発色に影響がでてしまうことも。

ベースコートが塗られていれば、爪への紫外線のダメージを軽減するため、色素沈着やネイルからの色移り予防になります。

4. 表面を均してカラーポリッシュのムラを出にくくする

カラーネイルもジェルネイルも発色が一番大切なポイント。色ムラなく塗るのは当然のことですが、自爪に直接ネイルを塗ってしまうとムラができやすく、均一の厚さで仕上げるのが難しいでしょう。

自爪に直接塗ってムラができやすいのは、爪の表面に肉眼では見えないほどの小さな凸凹があるためです。この微細な凸凹をなくし爪の表面をきれいにならすことで、色ムラができにくくなります。

5. ネイルの持ちをよくする

ベースコートで自爪の小さな凹凸なくすことで、ネイルが密着しはがれにくくなり、ネイルの持ちがよくなります。きれいな状態で長期間ネイルを維持するためにはベースコートは必須アイテムです。

6. ネイルの発色がよくなる

自爪の色のくすみや黄ばみが目立つときには、乳白色やピンクなどの薄い色のものを使うとネイルの発色がよくなります。きれいに仕上げるためにもベースコートを使いましょう。

ベースコートはジェルネイルをオフしたあとにもおすすめ!

頻繁にネイルをする人や長期間同じネイルをしている人の場合、一度ネイルをオフしたあとにすぐに新しいネイルをつけるか、ネイルをつけず自爪を休ませるかのどちらかを選択しなければなりません。

オフ直後に次のネイルを施す場合は自爪の補強とケアをおこないます。しかし、オフしてしばらくネイルをせず自爪を休ませる場合は、爪の水分が蒸発しやすくなるだけでなく紫外線の影響も受けやすくなってしまいます。新しいネイルをつけないのならベースコートをムラなくきれいに塗り、自爪のケアをおこないましょう。

ネイルをオフしたあとの自爪は表面がざらざらし白っぽくなってしまいがちですが、ベースコートを塗ることで改善することができます。自爪の補強や水分の蒸発を防ぎ、美容液成分などが含まれているベースコートで潤いを与えましょう。オフしたあとの弱っている爪が割れることや欠けるのも防ぐことができるというのも大きなメリットです。

ベース&トップコートでも効果は同じ?

ベースコートと一口にいってもネイル用品のメーカー各社から、いろいろなものが販売されていますが、そのなかに「ベース&トップコート」という名称の商品があります。「ベース&トップコート」という名称を聞くと、どちらの効果もあって一度ですませることができるのではと思ってしまう人が多いですが、ベースとトップは役割がまったく別なことを忘れてはいけません。

メリットのところでもお話ししたように、ベースコートは自爪を守ってケアすること、カラーネイルやジェルネイルを密着させるなどといった効果があり、トップコートは爪の保護をするのではなく、ジェルネイルやカラーネイルの発色をよくし、ツヤ出しやツヤ消しをするというのが目的です。

ベースとトップ両方の効果を持っているアイテムですが、単品で使うときよりは効果が落ちてしまうため、それぞれ単品で用意して使いわけることをおすすめします。

デザインの映える爪を育てるためにベースコートは有効! セルフケアとしておすすめです

ベースコートは施術するときになくてはならないネイル用品です。重ね塗りも可能で自爪の保護や保湿などのケア、ネイルが密着しやすくなりはがれにくくなる、発色をよくするといったメリットがあります。ベースとトップはまったく別の効果を持つもので、単品で使用するときと比較すると効果が半減してしまうため、それぞれ別で用意して使うほうがよいでしょう。

ベースコートをきれいに塗ることで、ネイルのデザインがきれいに映える自爪を育てることができるようになります。お客様にセルフネイルをするときのポイントや、ネイルオフした後のケア方法を伝えるときには、同時にセルフケア方法のひとつとしてベースコートを使ったケアをおすすめしてみてください。

参考元:
ネイルサロン エクラーラ

この記事が気に入ったら
いいね!してね

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事