ジェルネイルはどうして硬化するの?硬化の仕組みや硬化熱、ジェルネイルの種類について紹介!

デザインが豊富で、ツヤ感や発色の良さが人気のジェルネイル。ジェルネイルは硬化させなければなりませんが、どうして硬化するのか仕組みを知らないという人もいるかもしれません。

今回は、ジェルネイルの硬化の仕組みや硬化熱、ジェルネイルの種類などの基本事項と、ジェルネイルの一種であるカルジェルが学べるスクールを紹介しますので、ジェルネイルに興味のある方は参考にしてくださいね。

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ジェルネイルはどうして硬化するの?

ジェルネイルは、ジェルを塗った後にライトを爪に照射します。これは爪に塗ったジェルを硬化させるためです。

どうしてライトをあてることで硬化するのか、その仕組みと照射に使うライトについて紹介します。

硬化の仕組みは「成分」と「光」

硬化に関係するのはジェルの「成分」と照射する「光」の2つです。

ジェルは光重合開始剤と合成樹脂を主とした成分で作られています。

光重合開始剤は、可視光線や紫外線UV-A波の光があたることで化学反応を起こします。その化学反応によって固まる性質を持っていますが、自然光や部屋の光では固まらず、ジェルに合った適切な種類と強さのライトを照射する必要があります。

ポリッシュやアクリルは乾燥させることで固まりますが、ジェルは乾燥させても固まることはありません。また、光のワット数や照射時間が適切でなければ、硬化がうまくいかないので注意が必要です。

光の種類は3種類|LEDライトとUVライトとCCFLライト

ジェルを硬化させるために使う光の種類は、大きく分けて下記の3つです。

①LEDライト・・・可視光線を使ったライト
②UVライト・・・紫外線UV-Aを使ったライト
③CCFLライト・・・冷陰極管を使ったライト

3つのライトの特徴を説明します。

LEDライト

LEDライトは、約385〜415nmの波長の可視光線によってジェルを硬化させます。硬化時間が短く済むことが特徴で、およそ15~30秒ほどで硬化が完了します。

消費電力が抑えられることや、電球の寿命が長いので交換の手間が省けるということもあり、現在ネイルサロンではLEDライトを使うことが主流となっています。

硬化のスピードが速いぶん、急激な化学反応を起こすことで「硬化熱」と呼ばれる熱が発生し、指先が熱いと感じる方もいます。無理は危険ですので、熱さが気になる方は、UVライトや、硬化熱軽減機能付きのLEDライトの使用がおすすめです。

UVライト

UVライトは、ジェルネイル硬化用のライトの中では、最初に開発されたライトです。紫外線UV-Aによってジェルを硬化させます。2~3分程度の照射時間が必要です。

硬化に時間がかかることや、消費電力が高いこと、電球が半年ほどで寿命を迎えてしまうためこまめな交換が必要であることなど、ややデメリットも目立ちますが、LEDライトよりも安く購入できます。

また、LEDライトよりも硬化熱は弱いことも特徴です。

CCFLライト

CCFLライトは、UVライトやLEDライトよりも後に開発された比較的新しいライトです。冷陰極管を使用したライトで、UVライト用・LEDライト用問わずほとんどのジェルを硬化させることができるのが特徴です。約30秒ほどでジェルを硬化させるため、照射時間はLEDライトとほとんど変わりません。また、UVライトよりも消費電力を抑えてくれ、電球の寿命が長いのでLEDライト同様、交換の手間が省けます。

ただし、すべてのジェルに対応しているとは言い切れませんので、使用するジェルがCCFLライトに対応しているか確認する必要があります。

硬化熱とは?|ライトを当てたときに熱く感じる原因

ジェルネイルを硬化する際、ライトとジェルに含まれる重合開始剤の化学反応によって熱が発生します。これは「硬化熱」と呼ばれるもので、この熱の発生を防ぐことはできません。

この硬化熱によって指先が熱いと感じる人もいます。ライトを当てたときに熱く感じる原因について紹介します。

ジェルを厚く塗布しすぎている

ジェルが硬化するタイミングで熱を発するので、量が多いと一度に発生する熱量も多くなります。とくにトップジェルの量が多いと、熱さを感じやすいです。

厚く塗りたい場合は、

①1回の量を少なくし、数回に分けて厚くする
②ベースの量を多くし、トップジェルは必要最低限にとどめる

といった方法で感じる熱さを抑えられる可能性があります。

ジェルの種類によっても硬化熱に違いがある

ジェルの種類によって、硬化熱が発生しやすいものとそうでないものがあります。トップジェル(特にノンワイプ)などは硬化熱が発生しやすく、カラージェルは顔料等が含まれている分樹脂が少なく、硬化熱が発生しにくいです。

地爪が薄い

地爪が薄い人は、硬化熱と神経との隔たりが薄いため、熱さを感じやすいです。

熱いのを我慢すると、やけどや爪が剥がれてしまう危険もあるため、ライトから手を放すようにしてください。手を放しても、そのあと数回に分けて、必要硬化時間を照射することで硬化させられます。

また、日頃から丈夫な爪が生えるようにケアしたり、ときにはネイルを休むことも大切です。

ライトが強い

一気に硬化されることで、急激に熱が発生してしまいます。最初の1~2秒が1番熱さを感じやすいので、はじめはライトから少し離れたところに手を置き、少しずつ近づけるようにすることで熱を感じにくくなります。

また、光の強さが少しずつ上がっていく、ローヒートモードの機能が付いたライトもありますのでそちらの使用もおすすめです。

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ジェルネイルの種類は3つ|ハードジェル・ソフトジェル・ピールオフジェル

ジェルネイルの種類は下記の3つです。

①ハードジェル・・・日本でジェルネイルの基本となったもの
②ソフトジェル・・・地爪へのダメージが軽減されたもの
③ピールオフジェル・・・扱いが簡単で個人で楽しめるもの

以前はハードジェルが主流でしたが、現在ではその後開発された地爪へのダメージを軽減できるソフトジェルが主流となりました。ピールオフジェルは個人で楽しめる手軽なタイプです。

それぞれの特徴や目的に合わせて、好きなジェルネイルを選びましょう。

ハードジェルの特徴

ハードジェルの特徴は、強度があり長さを出せることで、パーツをたくさん使ったものや3Dアートはハードジェルでおこないます。

発色の良さや、ツヤが長持ちすることもハードジェルならではの魅力です。強度があることから、傷つきにくく、ネイルそのものも長持ちすることもメリットといえます。

デメリットとしては、落とすときにニッパーややすりを使って削るため、地爪を傷つけてしまうことがあります。

ソフトジェルの特徴

ソフトジェルの特徴は、重さがなく自然な仕上がりにできることです。オフには薬剤を使用するのでほとんど削る必要がなく、地爪を傷つけにくいので爪にやさしいことも魅力です。現在のネイルサロンでは、ソフトジェルが主流となっています。

デメリットとしては、ハードジェルのような長さを出したりできないことや、強度もハードジェルほどはないため、折れたり傷が付いたりしてしまうことがあります。

ピールオフジェルの特徴

ピールオフジェルは、ネイルサロン向けのものではなく、個人で楽しめるジェルです。シールをはがすように落とせる手軽さが特徴です。

仕事や学校などではネイルができないという人や、手軽にジェルネイルをやってみたいという初心者の人でも楽しむことができます。

コストがあまりかからず、オフのために薬剤を使用したり削ったりもしないため、爪に優しく自分で手軽にオフできる便利さが人気です。

爪にやさしいソフトジェルの種類は3つ|カルジェル・パラジェル・バイオジェル

ジェルネイルのなかでも、ネイルサロンで主流となっているソフトジェル。ハードジェルよりも落としやすくて爪にやさしいことや、自然な仕上がりで爪が美しくなるので人気です。

そんなソフトジェルは、さまざまなメーカーから発売され数多くの種類がありますが、ネイルサロンでよく使われる代表的なジェル、3種類を紹介します。

①カルジェル
②パラジェル
③バイオジェル

強度や仕上がりなどに違いがあるため、それぞれの特徴についてみてみましょう。

カルジェルの特徴

カルジェルの特徴は、地爪を傷つけないだけでなく、保護・ケアするはたらきもあるジェルネイルで、付け心地の軽さや、フィット感、強度も評判です。

地爪を削ることなく塗ることができ、凹凸や傷があっても大丈夫です。柔軟性に優れており、水分の蒸発を妨げないことも特徴です。

2015年までは、カルジェルを施術するための講習を受けなければ購入ができないものでした。現在は講習を受けなくても購入は可能ですが、施術には技術が必要とされ、ネイルスクールではカルジェルコースが設けられているところも数多くあります。

カルジェルについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
カルジェルとは? バイオジェルやパラジェルとはどこが違うの? カルジェルはどこで学べる?

パラジェルの特徴

パラジェルの特徴は、地爪を削ることなく塗ることができ、地爪へのダメージを軽減してくれることです。地爪にそのまま塗って密着させるには技術が必要とされるため、ネイリスト向けの製品です。

地爪を守るため、ジェルが爪に浸透しないように作られており、オフの時も地爪が傷つきにくいです。その分、浮いてきてしまうこともあるので、浮いた場合はオフして付け替えることが必要です。

また、発色がよく、変色しにくいところも特徴です。

バイオジェルの特徴

バイオジェルの特徴は、強度がありソフトジェルの中では長さを出しやすいところです。他の2つのタイプと違い、少し地爪を削る必要がありますが、ハードジェルにくらべるとダメージは少ないです。

仕上がりにはツヤ感があり、つけ心地の軽さや、ネイルした後の手入れもほとんど必要なく、長持ちするという点で人気があります。

ライトとジェルの特性を知って、今後に活かしていこう!

ジェルネイルは、ライトの光によって起こる化学反応で硬化します。ライトやジェルにもさまざまな種類があり、現在は手軽にセルフで楽しめるものも増えていますが、プロの技術がないときれいな仕上がりにならないものも多いです。

プロの技を必要とするお客様のリクエストに応えられるよう、ライトやジェルの特性をよく理解し、今後に活かしていきましょう。

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