女性のスタイリストや同僚の気持ちを掴むための上手な愚痴の聞き方

サロンスタッフには男性も女性もいますが、女性のスタイリストや同僚から愚痴を聞かされることが多いという男性のスタッフも多いことでしょう。正直うんざり……と思わずに、愚痴が始まった時に女性スタッフたちの気持ちを掴むためにはどうすればいいのか。上手な愚痴の聞き方について紹介してみましょう。

とにかく聞き役に徹してみる

女性が愚痴を言う時は「ただ話しを聞いてほしい」という場合がほとんどです。「嫌なことがあった」「ミスをしてしまった」「本当はこうしたい!」など、愚痴を言い始めるとまるで立て板に水のように次々と止まらなくなる女性もいます。

「いつになったら終わるのか……」と思ってしまいますが、女性が愚痴を言いはじめた時はとにかく最後まで聞き役に徹して、「うんうん、わかるわかる」「そうなんだね」と相槌を打つ程度にとどめることが大切です。

話を早く終わらせたいからと愚痴の途中で自分の意見を相手に投げてしまうと、それだけで自分を否定された気持ちになってしまい険悪なムードになってしまうこともあります。これも人生経験のひとつだと割り切って、とにかく聞き役に回ることが上手な愚痴の聞き方の一つだといえます。

女性

相手の気持ちに同調してねぎらってみる

愚痴を言う女性は、話を聞いてもらうことでモヤモヤした気持ちをリセットしようとします。聞き役に徹して最後まで愚痴を聞いた後に「大変だったね」「よく頑張ったね」と、ねぎらいの言葉を一言添えるだけで女性の気持ちをガッシリ掴むことができます。

女性の気持ちに同調することで「分かってくれている」と安心感を与え、結果がたとえ失敗だったといてもねぎらいの気持ちを見せることで行き場のない感情をラクにしてあげることができ、信頼できる人だという印象を持ってもらうことができます。

女性スタッフ同士での愚痴はいつまでもキリがない感じですが、その中に男性スタッフが一人いるだけで白熱しそうな雰囲気をクールダンさせることもできますので、上手に聞き役に回って最後に優しい言葉を投げかけてみましょう。

手

自分が抱えている悩みや不満をカミングアウトしてみる

女性スタッフの愚痴をとりあえず最後まで聞き終わったら、自分自身の抱えている悩みや仕事にたいする不満もさりげなくカミングアウトしてみるといいでしょう。同じような過去の失敗談を聞かせることで不思議と連帯感が生まれ、「自分だけじゃないんだ!」と前向きな気持ちへと切り替えてもらうこともできます。

男性が失敗談や悩みを口にする時は相手を信頼しているという証でもあるので、女性スタッフからすると「この人は自分を信頼してくれている、守ってあげたい」という感情が自然と湧きあがり、最終的には自分の愚痴はどうでもいいと思えるようになるでしょう。

男性と女性

解決できる方法を一緒に考えてみる

基本的に女性が愚痴を言う時は、ただ単に「話を聞いてほしいだけ」という場合が多いですが、中には真剣に悩んでツライ思いをしていることもあります。そんな時はただ聞き役に徹するだけでなく、一緒に解決策を探りながら親身になって話を聞いてあげるといいでしょう。

愚痴を聞いてくれるだけでも心が救われる思いになっている女性スタッフに、具体的な解決策を提案することで「そこまで真剣に考えてくれているなんて……」と、男性としての株は一気に急上昇するはずです。

すぐに役に立ちそうなアドバイスや、実際に自分が同じ悩みに直面していた時に実践した解決策などを提案してみることで、女性のスタイリストや同僚にとって仕事だけでなく人間的にも頼りになる存在へと昇格するでしょう。

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