自分で治す!『切り傷・擦り傷』仕事中の思わぬケガ #1

自分で治す!『切り傷・擦り傷』仕事中の思わぬケガ #1

日々の生活において、切り傷・擦り傷ができることはめずらしくないことです。特にハサミなどを扱う美容師さんならなおさら。他の仕事よりもよくあるのでは?
切り傷・擦り傷にはどう対処したら良いか、意外に良迷うこともありますよね。もっと大きな怪我なら、病院へ行かないと!という判断ができ、かえって楽なのかもしれません。
擦り傷や切り傷ができたとき、私達はどうしたらいいのでしょうか。ある程度であれば自分で対処できることも多いので、今回は自分でできる対処法をご紹介します。

あわてないで!軽いケガは自分が持つ自然治癒力が治してくれる

そのとき何かをしなければならないということではなくて、擦り傷や切り傷程度は放置しておいても治ってしまうレベルだと言えます。人間にはもともと自己治癒力というものが備わっているからです。

擦り傷、切り傷を起こしたとき、多くは血管も断裂し出血したりします。しかしとめどなく血液が流れ出れば人間のからだは血が不足して死んでしまうことになります。しかしそうはならず、血小板が活躍をして血液を固めて止血をしてくれます。その後白血球であるマクロファージなどの貪食細胞が死んだ細胞などをきれいにして修復し表皮を再生します。そうして瘢痕ができて治っていくのです。

このように人間のからだが自ずと擦り傷、切り傷を治してくれるということをまず知って、次のステップへ進んでいきましょう。ただし、からだが治してくれるからといって何もしなくていいということではないのです。

ケガをしたらその周りは清潔に 状態を常にチェックして!

傷の周りと手は石鹸などを使用して清潔にすることを心掛けるようにしてください。そして擦り傷、切り傷の状態をしっかりチェックすることが大事です。擦り傷、切り傷でも度合いがひどければ、病院へ行きましょう。

しっかり洗浄することが感染症や悪化を防ぐ

切り傷・擦り傷

擦り傷、切り傷に対しては、しっかり洗浄するということを意識しておきましょう。少々血が出ている状態なら、水道水でも充分に止めることが出来ます。

擦り傷、切り傷に汚れやゴミなどついていると感染症になってしまうかもしれないため、傷口の周囲の皮膚も含めて、念入りに洗う必要があります。

傷の周りは石鹸を使って問題はありませんが、傷口には石鹸をつけないようにしましょう。石鹸によって今度は炎症が起こってしまうかもしれません。 ゴミなどがついている場合には清潔なピンセットで取り除くようにしましょう。使用する前にピンセットはよく洗い、できればアルコール消毒しましょう。なかなかゴミが取れない場合は、もう自分でそれ以上無理はせず、病院で診てもらいましょう。

その他、血を止める方法には直接的に圧迫する方法と挙上があります。直接的に圧迫する方法では、傷口をガーゼやハンカチなどを使用して直接おさえたり、包帯をややきつめに巻いて止血します。圧迫処置をした後挙上を行います。挙上は血の出ている場所を心臓よりも上の場所に持っていくことで患部の血圧が下がり、止血をすることができます。

創傷被覆材って何?止血の後は傷口をガードしてしっかりケアを

切り傷・擦り傷

止血ができれば、次に注目しなければならないポイントは、創傷被覆材(そうしょうひふくざい )についてです。傷口を覆うものを創傷被覆材と言います。市販されているものでは絆創膏タイプのものを多く見かけるのではないでしょうか。ハイドロコロイド素材のものなど様々な種類のものがありますので、あらかじめよくチェックしておくことをおすすめします。

擦り傷・切り傷に消毒液はおすすめしません

切り傷・擦り傷

他にも消毒液は使った方がいいか、などと判らない問題はまだあると思います。まず擦り傷、切り傷に敢えて消毒液まで使用する必要はないと考えて良いでしょう。ただし、先ほどからお話しをしているように、傷口のゴミ程度のものは落とす必要があります。消毒液にはいい面もありますが、傷部分の組織に対しては悪影響を与えてしまうケースも多くあります。消毒液を使用してしまったから、尚更傷の治りが遅くなってしまったというケースも実はとても多いです。そして自分での手当にも限界はあります。その時の判断も私達は正しくしなければなりません。

文/sapuri

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