美容師が指名をもらうための重要ポイント!名刺へのこだわり方一挙公開

名刺はただ単に名前や勤め先の情報が記載された紙ではなく、その名刺を持つ人の人となりを表す大変重要なものです。また、名刺にはDMと同じく集客効果もあるため、美容師として高みを目指すならとことんこだわっておきたいものといえるでしょう。しかし、こだわりの方向性を間違えると、手間とお金だけかかって意味のないものができあがるかもしれません。それを見て指名されるくらいの効果がある名刺には、一体どのようなポイントがあるのでしょうか。

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名刺へのこだわりで指名が増える可能性大!

名刺を単なる情報が書かれた紙と捉える人と、人と人とを結びつける重要な媒体と捉える人では、ビジネスチャンスに恵まれる確率には大きな差が出ることでしょう。社会人になると名刺交換は珍しくなく、ビジネスを行っていると必然的に名刺をあげる量ももらう量も多くなっていきます。その際、自分にとってはあまり重要ではない名刺は処分したり、引き出しの奥底にしまったりした経験は誰もがあることでしょう。一方で、なんだか気になる名刺は捨てずに取っておいたことはないでしょうか。

このように、捨てられるか取っておかれるかは、名刺に対するこだわりの差だといえます。印象深いデザインや心に残るメッセージが施された名刺は、心理的に処分しづらくなるものです。ずっと取っておかれる名刺は大きな広告効果が期待できるため、印象に残る名刺を渡すことで、お客様からの指名が増える可能性も高くなります。指名が増えてヘアサロンの売上や集客につなげることができれば、トップスタイリストの仲間入りをすることも夢ではありません。名刺は適当に作らず、お客様の心をつかむポイントを押さえたものを作成することは、美容師と成功するために非常に重要な要素だといえます。

名刺には何を書くべき?メッセージでお客様の心をつかもう

印象に残る名刺と聞くと、おしゃれで特別なデザインが施されたものをイメージする人は多いかもしれません。しかし、特におしゃれさを通級しなくても、人の心を惹きつける名刺を作ることは可能です。そのテクニックのひとつに手書きのメッセージがあります。メッセージを手書きすると、そのお客様のためにある世界にひとつだけの名刺ができあがります。名刺に書くメッセージは自由ですが、来店や指名への感謝や出逢えたことへの感動は、多くのお客様がうれしく感じるため、押さえておきたい基本的なメッセージです。

また、「髪について悩みや相談があるときは気軽に頼って欲しい」というような言葉は、次回への集客や指名につながる可能性のあるメッセージです。お客様とのより親密な関係をアピールしたい場合は、髪を整えている間に話した内容をメッセージに盛り込むと良いでしょう。お客様への個人メッセージで重要なポイントは、必ずお客様の名前をメッセージ内に書き込むことです。名前を書くことでそのお客様だけのために書かれたメッセージだと強調でき、心理的に特別感を感じられるのでより効果的です。

仕事が忙しいとメッセージを書くタイミングは難しくなりますが、会計時にお客様の目の前でサッと書いたり、アシスタントがお客様のシャンプーをしているときなどに裏手で書いたりするのが良いでしょう。お客様の方で処分しにくく、あなたのことを印象付けられる最も安価で効果が大きい、コストパフォーマンスに優れたものが手書きメッセージといえます。

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案外見落としがち!名刺の素材は何がいい?

名刺はデザインや内容にこだわることが多いですが、重要なのにもかかわらず以外と盲点になりがちなのが名刺の素材です。名刺の素材で一般的なのは紙ですが、紙といってもたくさんの種類があります。まず、紙には厚さがあり、厚くなるほど高級感や存在感が増していきます。厚い紙は折れにくく頑丈なため、ずっと財布やカード入れに入れておいても汚くなりにくいのが特徴です。

次に、表面の質感にもこだわりを持つことが大切です。質感には大きく分けるとつるつるとザラザラの2つあり、つるつるは現代的でおしゃれな感じを、ザラザラは高級感を演出できます。紙には種類によって色に若干の違いがあります。同じ白でもオフホワイトや黄色に近いもの、真っ白なものもあります。真っ白の紙は科学的に処理されている可能性が高いので、ナチュラルな感じの名刺を作る際はやや黄みがかった未処理のものを選んでください。質感にこだわった紙を使用する印刷所では、紙以外にもプラスチック素材の名刺を作れることがあります。プラスチックでは透明の名刺も作成可能なので、より表現の幅は広がります。素材を丸ごと特殊なものにすることでお客様の目に留まりやすく、より深く印象付けられるので高い効果が期待できます。

また、名刺に特殊な加工を施すのも素材を生かすポイントです。特殊加工のひとつに凸加工があります。これは文字や模様をプレスして紙の片側に浮き出させる方法です。もう一方の片側は必然的に沈み込みます。凸加工は品や格調が高く見えるのが特徴で、箔と併用するとさらに高級感が生まれます。名刺が立体的だとインパクトが強くなるため、普通の名刺に飽きた場合は凸加工を施すのも良いでしょう。ただし、紙を厚くしたりプラスチック素材にしたり、または特殊加工を施したりすると、それだけ印刷時にかかる料金が高くなります。名刺代が高くなりすぎる場合は納期や作成枚数を変えるなど、全体のバランスを見て調整することが重要です。

名刺のサイズにも一工夫!

名刺には決まったサイズはないため、事実上いくらでも小さなものや大きなものを作ることが可能です。しかし、常にお客様の身近に持っていてもらうためには、サイズは財布にも入る大きさにすることがポイントとなります。広く使われている名刺のサイズは縦55mm×横91mmです。これは名刺入れにはぴったりのサイズですが、財布やカード入れには少し横幅が大きすぎるという難点があります。

ポイントカードやキャッシュカードなどの大きさは一般的に縦54mm×横85mmなので、常に財布に入れて携帯してもらいたいのなら、カードサイズで名刺を作ることをおすすめします。名刺入れを持っていないお客様のためにも名刺サイズを一工夫して、長く持っていてもらえるように努力してみてください。

名刺でお客様にリピートしてもらおう

名刺はこだわるとそれだけで宣伝・広告効果が期待できるものです。名刺が独特であればお客様の方でも友人や家族に見せたいという気持ちが強くなり、あなたの知らないところで広告塔の役割を果たしてくれるかもしれません。良い名刺は1人のお客様だけに効果があるわけではなく、お客様の後ろにいる何人もの人たちにも宣伝効果を持つことが可能となります。

また、素敵な名刺はお客様のリピート率を上げる役割も果たすので、指名される可能性も高くなります。スタイリストがトップスタイリストになるための条件には、多くのお客様から指名されるという項目があるので、名刺にはこだわりを持って作成するよう心がけましょう。

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