プロフェッショナルが使う『仕事道具』に想いあり:二神健一
ヘアメイクアーティスト:二神健一さん
メイクを落としたスッピン肌に、基礎化粧でしっかり肌ケアしつつ、髪の毛もくるりとまとめて魔法のように仕上げていくヘアメイクさん。一体どんな道具を使っているんでしょう? 今回、『Faura』でヘアメイクをしてくださった二神健一さんが使用した道具の中から、おすすめをピックアップしていただきました。
ブラシ
このブラシを選んだ理由
二神さんがピックアップしてくださったブラシがこの3本。2本はプロ向けのメーカーがオリジナルで出しているブラシなので、残念ながら一般の人では買えません。毛質は馬(中央)とラビット系(右)。そして一番短いブラシ(左)は、Chacottのラビット毛。Chacottのブラシや舞台用のブラシをよく使うそうです。
「基本的に、柔らかい毛のブラシ、中くらいの柔らかさのブラシ、堅い毛のブラシの3本は持つようにしています。堅いのが色をしっかりのせるため、柔らかいのがふんわりのせるため。同じ色でも、肌へののせ方で色の出方が変わるんですよ」と二神さん。
使いかたのヒント
大きく柔らかいブラシはファンデーションの後フェイスパウダーを乗せる際に軽くブラシで乗せるとふんわりとパウダーが馴染みやすくなり、パウダーの乗せすぎの防止になります。どんなメイクにするかで使い分けることでいつもと違うメイクができます。
使用した後の手入れはブラシリムーバーや薄めた中性洗剤できれいに洗って手入れをしておくと、長く使えるとのこと。ブラシのお手入れも大切なんですね。
Koh Gen Do マイファンスィー モイスチャー ファンデーション(カラー:123・003・02)
この商品を選んだ理由
化粧品は人によって肌に合うか合わないかがありますし、好き嫌いも多いでしょう。でも、「これは万能で、オールジャンルに使えます!」と二神さんが太鼓判を押したのが、このモイスチャーファンデーションです。
使いかたのヒント
このファンデーションは、ハイビジョン対応で作られたファンデーションなのオフィス照明や外の日差しの光りでもキレイに見えます。しかも少量でも十分伸びがよくカバー力があるので顔中心に置いてから伸ばして頂ければ馴染みが良くなります。使い方も至ってシンプルです。
耳横や頬再度など顔の外側に暗めのファンデーションを使うと小顔効果が出来たりもします。(ベース~アイメイク編にて説明あり)
マイリップティントパック(カラー:バブルピンク)
使いかたのヒント
撮影での長時間かかるスケジュールには欠かせないアイテムです。このリップティントパックはただのリップではありません。リップパックすると色が付いて約一日もちます。
一般でも結婚式やパーティーでもリップ直しがいらないので、口元の色は今日はこれで決まりて時は、最初に付けて乾いたらはがす。はがすと色が付いている。服やグラスにも跡がつかないスグレモノなのでよく撮影に使ってます。
詳しい使い方はこちらのサイトに載ってます。
http://i-voce.jp/feed/192/
http://berrisom.jp
メイベリンニューヨークマスターライナーブラックアイライナー
この商品を選んだ理由
ペンシルタイプのアイライナーですが、硬すぎず柔らか過ぎない所で欠かせないアイテムとなります。このアイライナーは、使用した後からぼかすことができたり、施術後も崩れなにくく、キープ力があることが魅力です。
使いかたのヒント
このアイライナーのオススメの使い方は、ライナーを引いたその後から、ブラシを使ってさらにぼかし入れると、入れたところがキレイに伸び馴染みが良くなるんです。
ダーマカラーカモフラージュミニパレット(16色入り、カラー:04黄色系)
この商品を選んだ理由
メイクの時に大活躍するのがこのダーマカラー。ニキビやシミを隠すだけでなく、ハイライトに使ったり、描いたアイブロウの形を整えるときの消しゴム代わりにしたり。二神さんのメイクには欠かせない存在です。
使いかたのヒント
リップを塗った後に口角の下がっている部分にささっと塗ると、口角が上がって優しい雰囲気に仕上がります。16色あるから、肌色に合わせて使える万能パレットです♪
ここに挙げていただいた以外にも、テーブルには、いっぱいになるぐらいたくさんの化粧品やブラシ、コテなどがならべるられました。それらを自在に使いこなして、二神さんの腕でみるみるうちにモデルさんが変身していきます。その内容は『Faura』でチェックしてくださいね!
ベース~アイメイク編はコチラ
チーク~リップ編はコチラ
ヘア&ファッション編はコチラ
二神さんからのアドバイス
「メイク道具の良さは、とにかく使ってみないとわかりません。化粧品なら、テスターで触ってみたり、手の甲にのせて光の加減を見たり。ファンデーションを試してみる時は、ファンデをのせて確認するだけでなく、同系列のルースパウダーが必ずあるので、パウダーものせてみて、どんな色合いになるか、ツヤが出るかどうかなどをチェックするといいですよ」
二神さんのエキスパートインタビューはコチラ