美容師には向上心が必須!どのような勉強をするべきか解説

美容師として活躍し続けるには、さまざまな知識やスキルを身に付けなければなりません。やみくもに日々の仕事をこなしているだけでは、それらを効率的に習得するのは難しいです。成長したいという強い意志を持ったうえで、何を学んでいくのか明確にしておく必要があります。これから美容師になろうとしている人は、どのような知識やスキルが役立つのか知っておきましょう。そこで今回は、美容師が勉強するべき内容について解説します。

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集客スキルを勉強!現場にいることを活かそう

美容師のスキルというと、カットやカラーリングなどの施術をイメージするのではないでしょうか。もちろんそれらは重要ですが、集客スキルを持っていることも非常に大切です。お客様が来てくれなければ、他のスキルを活かすことはできません。特に将来独立して美容院を開業したいと考えている人には、必要不可欠なスキルといえます。独立してから勉強することも可能ですが、職場の美容院を参考にしないのは勿体ないです。雇用されているうちから学んでいくと良いでしょう。しかし、集客スキルを他人に教えてもらえる機会は多くありません。美容師の専門学校で習うのは技術的なスキルが中心です。働き始めてからも、先輩の美容師がわざわざ時間を割いて教えてくれるケースは少ないでしょう。経営に関わるほどのポジションに昇進した場合は別ですが、少なくとも新人の頃は他のことを教わる機会のほうが多いです。

つまり早い段階から集客スキルを身に付けるには、自主的に勉強していく姿勢が求められます。職場の美容院ではどのような集客をしているのかチェックしてみましょう。チラシを配布したりホームページを充実させたりして、多くの人に関心を持ってもらうために努力しているはずです。ライバル店が近くある場合は、差別化のために割引キャンペーンなどを頻繁に実施するケースも見られます。またSNSやブログを宣伝に使う美容院も増えてきました。例としては、カットしたお客様の髪型を撮影してSNSで紹介するケースが挙げられます。親近感を与えて来店を促すために、美容師がプライベートの内容も含めてブログを連載するようなケースもあります。職場で実践されている方法をヒントにして、効果的な集客方法を考える習慣を付けましょう。

施術のスキルアップ!日頃の努力が大切

美容師免許を取得して美容院に就職しても、通常は即戦力として扱われることはありません。来店するお客様はさまざまな要望を持っており、経験不足の美容師にはそれに応えるスキルがまだ備わっていないからです。先輩の美容師がサポートについてくれる美容院もありますが、多くの場合はスキル不足を補うためにセミナーなどに参加して勉強することになります。小さな美容院の場合は自分で探して申し込む場合もありますが、チェーン展開しているような大きな美容院では新人研修が用意されているケースも少なくありません。どちらもプロの講師のもとで、カットやカラーリングといった美容師の土台となるスキルを学べる貴重な機会です。

教わったスキルは施術で使っていると、自然に少しずつ上達していきます。しかし、スキルアップをその方法だけに頼ることには問題があります。自分の得意なテクニックばかりを使いがちなので、苦手なテクニックをいつまでも克服できない恐れがあるからです。そのような技術的なムラを残しておくと、お客様の要望に対応できない事態も起こりえます。特に困りやすいのは、施術方法を細かく指定してくるお客様を担当するときです。そのため美容師は、実際の施術以外の機会にもスキルアップのために勉強を続ける必要があります。新人の美容師は、営業時間の後にマネキンなどを用いて練習をするのが一般的です。先輩の美容師に見てもらい、アドバイスしてもらえると改善の必要な点がよく分かります。ただし、片付けや翌日の準備もしなければならないので、あまり多くの時間を取れません。そのため自宅にもマネキンやヘアカタログなどを用意して、帰宅後にも勉強するのが望ましいです。

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接客を学ぼう!口下手でも大丈夫

接客のスキルも美容師には欠かせないものです。たとえ素晴らしい施術を提供したとしても、接客に問題があると満足してもらえません。逆に施術に少し至らない点があったとしても、接客が素晴らしければ満足してもらえるケースもあります。接客の効果はその場限りではなく、お客様との信頼関係を構築していくうえで積み重なっていきます。お客様に信頼されるとリピーターになってもらえますし、指名も受けられるようになるでしょう。美容院ではそのような美容師は重宝されるので、接客のノウハウを身に付けることには大きな意味があります。そう言われても、接客を上達させる自信を持てない人もいるでしょう。特に口下手な場合はハードルが高いと感じるかもしれません。美容師のなかには社交的な人もいれば内向的な人もいます。しかし接客は通常の会話とは別物なので、勉強次第ではどの美容師にも上達のチャンスがあります。

接客で大事なのはお客様に心地よさを感じてもらうことです。そのため必ずしも会話を盛り上げる必要はありません。お客様の緊張を解くことを心がけつつ、要望を正確に聞くことを心がけましょう。敬語を正しく使えるように勉強し、笑顔で対応できるように練習することが大切です。会話を望んでいないお客様もいるので、強引に盛り上げようとすると逆効果になることがあります。リラックスしやすい会話のペースは人によってさまざまです。お客様の口調などから、どのようなペースで話せば良いのかを見極める必要があります。ゆっくり話すお客様に早口で対応するのは良くありません。そのようなノウハウはセミナーや書籍でも学べますが、接客の上手な先輩を手本にするのが一番です。お客様とのやり取りを聞きながら、自分ならどう対応するのかシミュレーションしてみましょう。

トレンドを熟知!アンテナを張って情報収集

美容師として第一線で活躍するには、トレンドをしっかり押さえておくことも大切です。美容業界のトレンドは目まぐるしいスピードで変化していきます。モデルや芸能人などの影響により、お客様の注文の傾向が著しく変わることは珍しくありません。注文を受けるときに、そのような有名人の髪型を指定されるケースも多いです。世間ではまだ広く知られていない最先端の髪型を希望するお客様もいます。そのため美容師は常にトレンドを意識しておかなければなりません。しかも単純に把握するだけでなく、流行を先取りする力も求められます。新しい髪型が流行してから練習していたのでは遅いからです。人気が出そうな髪型があったら分析をして、いち早く施術の方法を習得しなければなりません。

それを可能にするには、いろいろな方法でアンテナを張っておく必要があります。美容系やファッション系の雑誌にできるだけ目を通しておくのが基本です。そのような雑誌を定期購読している美容院は多いので、新刊が出たらすぐに読むようにしましょう。もちろんインターネットで情報収集することも欠かせません。特にトレンドを予想しているファッション系のサイトは参考になります。モデルのSNSをたくさんフォローしておくのも一つの手です。日本だけでなく、フランスやイギリスといった流行の発信地の情報も押さえておきましょう。

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