美容院におすすめのギフトとは? 押さえておきたいお祝いのマナー

お世話になっている美容師や友人が新しく美容室をオープンするときなどに「何かお祝いを贈りたい」と思ったことはありませんか。

しかし、ギフトを選ぶときは「何を贈ったら喜ばれるか」「贈ったものがお店で邪魔にならないか」など、さまざまなことが気になるところ。せっかくプレゼントするなら、確実に喜ばれるギフトを選びたいものです。

そこで、美容院の開店祝いなどにおすすめの商品や基本的なマナーについて解説します。ぜひ贈るときの参考にしてください。

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美容院の開店祝いにおすすめのギフトとは?

美容室は華やかなイメージがあるため、開店祝いを贈る側としても「美容師に喜ばれるギフトって何だろう」と悩んでしまうもの。前もって美容院の開店祝いのギフトとして喜ばれやすいものを知っておき、実際に贈り物を選ぶときに役立てられれば助かることでしょう。

そこで、以下で美容院の開店祝いにおすすめのギフト商品を紹介します。

1. 花・観葉植物

植物は、開店祝いとしては定番かつ鉄板のギフト。胡蝶蘭の鉢やいろいろな花がセットになった豪華な花束などは、新規開店の店頭でよく見かけるものです。

しかし、注意点もあり、たとえば大きなサイズの花やグリーンは美容院によっては置くスペースがないことがあります。

また、水やりなどの手入れの問題や、美容室の雰囲気などによっては贈った植物が馴染まない可能性もあるため、贈る際には注意が必要です。

2. カタログギフト

カタログギフトとは、カタログに掲載されている商品のなかから好きなものを選べるサービス。ギフトを受け取った相手が自分好みのものをセレクトできるので、望まないものをもらって扱いに困るより、贈る側ももらう側にとっても気楽です。

3. インテリア雑貨|置物・トレイなど

インテリア雑貨や置物、お会計の際に使うトレイなどをギフトにする方法もあります。なお、美容院の雰囲気に合うものを選ぶのがポイントです。また、開店時に必要なものはサロンですでに用意している可能性も高いので、注意して選びましょう。

4. コーヒーメーカー

コーヒーメーカーは、お店でお客様に提供するのに使えるほか、スタッフの休憩時にも活用できておすすめです。本格的なコーヒーを淹れられるマシンもあり、ギフトとして人気が高まっています。

5. お酒

美容院に所属するスタッフたちが飲めるなら、お酒も喜ばれるギフトの1つです。事前にきちんと調べておく必要がありますが、シャンパン・ワイン・日本酒・ビールなど、好みに合わせて贈りましょう。

6. 掃除用品

美容院は常に清潔な状態を保つ必要があり、毎日の徹底的な掃除が欠かせません。そこで、開店祝いとして、高性能な掃除機や水回りなどをきれいにできるクリーナーセットが人気です。

お客様の視線が集まる場所は、特にきれいにしておきたいと思っている美容師はたくさんいます。

また、おしゃれさよりも実用的か否かという点が重視される傾向です。機能性を重視したお掃除グッズは、美容室では大変重宝されます。最新型や高性能の掃除グッズについて調べ、開店祝いを購入するときの選択肢として加えてみてはいかがでしょうか。

7. お菓子

焼き菓子やクッキーなどのお菓子類も喜ばれやすいです。スタッフみんなで楽しむことができるため、ギフトとして支持されています。

なお、美容室の開店祝いとしてお菓子類を選ぶときには、賞味期限が長いものを選びましょう。また、個包装になっているものなら、切り分けたり焦って食べ切ったりする必要がないため親切です。

8. 現金・商品券

現金や商品券(図書カードなど)をギフトにする方法もあります。

たとえば、美容院には新刊の雑誌やヘアカタログなどが置かれていることが多いです。雑誌の種類も豊富で、ファッション誌や週刊誌、料理雑誌などあらゆるものを取り揃えています。贈られた現金や図書カードは、この書籍の購入費として充てることができるのです。

9. 業務で使う消耗品|ハケやカラーカップ

美容室の開店祝いギフトには、業務で使うハケやカラーカップなど、いくつあっても困らない消耗品を贈るのもおすすめです。たくさん消費するので、ほかの人とかぶっても問題ありません。

押さえておきたい開店祝いのマナー

家族や友人、普段からお世話になっている美容師が美容院を新規開店するにあたって、心からの祝福の気持ちを伝えるためには、基本的なマナーについて押さえておくことが大切です。失礼のないようにしっかりと知識をつけましょう。

開店祝いの相場はどれくらい?

開店祝いの相場は、贈り主と美容師の関係性によって異なります。例えば、身内が美容室を開店するのであれば1~5万円程度が相場といわれています。また、美容師が友人にあたる場合は、5000~1万円程度と知っておきましょう。

立場によって相場が変わるので、自分がどのような関係性に当てはまるのかを考えて選ぶことが大切です。

開店祝いに贈ってはいけないものは?

開店祝いのギフトでは、経営の「赤字」を連想させる赤い色のものや、火事を連想させる火気製品は贈ってはいけません。さらに、「断つ」ことをイメージさせる刃物や「踏みつける」ものであるスリッパなども避けたほうが無難です。

せっかくのお祝いギフトなので、タブーな商品を選ばないように十分気をつけましょう。

開店祝いを贈るタイミングは?

「せっかくだから、オープン当日に直接開店祝いを渡して祝福してあげたい」と思う人もいるでしょう。しかし、オープン当日の美容室は混雑して、スタッフもバタバタと慌ただしくしている可能性が高いと予想されます。

お祝いしたい気持ちはわかりますが、オープン当日に開店祝いを直接持って行くことは避けたほうがよいでしょう。オープンの前日までに美容院に届くよう、手配しておくのがマナーです。

また、開店に間に合わず遅れてしまうときについて、開店から1週間以上経つとお祝いムードも薄れがちで、花は枯れたり店先から下げられたりしている可能性があります。

そのため、お菓子や飲み物などの消え物にしたり、1カ月以上過ぎた場合はのしの文言を「開店祝い」ではなく「祝御発展」にしたりという配慮を行うことも必要です。

のしはどうやって書くの?

開店祝いにはのしをつけ、表書きは「開店祝い」や「祝御開店」などとしましょう。また、水引には、「紅白の蝶結び(『花結び』ともいう)」を使うのがマナーです。

蝶結びは結び目を簡単に解くことができ、何度も結び直すことができます。そのため、「何度でも繰り返したい」祝い事のギフトには、「蝶結び」の水引が用いられます。

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周年祝いや美容師さんへのプレゼントにおすすめなものは?

ここまでは、美容院の開店祝いについて見てきました。つづいて、美容院の周年祝いや、お世話になった美容師さんが退職するときなどのギフトとしておすすめしたい商品を紹介します。

周年祝いにはどんなものがおすすめ?

周年祝いとは、開店記念日を祝うものです。開店から年月が経っても、毎年の記念日をお客様や家族などに祝ってもらえるのは美容師にとって嬉しいもの。1つあるだけで華やかさを演出できる、バルーンスタンドやフラワーアレンジメントなどが喜ばれやすいです。

なお、大きすぎるものや好みの分かれる飾り物などは避けたほうがよいでしょう。

お世話になった美容師さんに贈るならどんなものがおすすめ?

長く担当してもらった美容師が仕事を辞めるときなどに、プレゼントを渡したいと考える人もいるでしょう。これまでの仕事への頑張りをねぎらい、マッサージ器具を贈ったり、出産を控えているならベビーグッズを選んだりするのがおすすめです。

お祝いの心を上手に伝えよう!

今回は、美容院の開店祝いや周年祝いなどに贈るギフトについてお伝えしました。定番の商品はもちろん、自分では思い浮かばないものもあったのではないでしょうか。

また、ギフトは好きなように選ぶのではなく、最低限のマナーを押さえておくことも大切です。相手に喜んでもらえるギフトで、お祝いの心を上手に伝えましょう。

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