ダメージを抑え美しく健康な髪を追求!銀座で20年近く愛されるサロン『INFIS』
日本有数の美容室激戦区である銀座。高い技術力を持つサロンがひしめき合う土地にあって、20年近く営業を続けるのが『INFIS』です。最新のいいものをどんどん取り入れる姿勢で、髪を美しく健康にし、お客さまの信頼を長く集めてきました。前編ではお店の特徴について、トップスタイリストの岩井佳佑さんに伺いました。
再現性の高いドライカットの技術に惹かれ、『INFIS』へ
――まず岩井さんのご経歴から教えてください。
「学校卒業後は銀座の別のお店で働いていました。その後、香港で美容師として働き、帰国してからこの美容室へ入社し、2年目になります。元々ドライカットに興味があり、求人広告を見ていたらドライカット、ヘアメイクをやっていると書いてあって、ここに入社したいと思いました」
――香港でも働かれていたんですね。
「以前から海外で働きたいという思いがあり、その当時の香港には大きな力を感じたのと、これから世界で活躍するには中国語と英語が必須になるだろうと思ったので、香港で腕を磨きました。中国語は取得が難しかったのですが(笑)、このサロンの土地柄、外国人のお客さまも多いので英語はとても役に立っています」
――ずっと銀座で働かれているのには、何か理由があるんでしょうか?
「お客さまの層が合っているというところでしょうか。友人が働いている表参道や青山のサロンにも勉強がてら行ったことがあるのですが、ブリーチやデザインカラーをする方が多く、やはり土地によってお客さまがサロンに求めているものが違うと感じました。元々僕が興味を持っていたのはヘアケアや再現性の高いスタイルだったので、銀座のお客さまとそこが合っているんです。あとは銀座に来る理由として一流のものを求めていたり、少し背伸びしたい、変身したいと思っている方が多いと思うんですね。そういう人に喜んでもらうことにやりがいを感じます」
いいものはすぐに採用!進化する最新の美容技術を届け続ける
――このサロンの歴史を教えてください。
「オーナーが1995年に『Jiji』というサロンを大崎にオープンさせたのが始まりで、1999年に『INFIS』と店名を変えて銀座に移転しました。そこから20年近く、同じ場所で営業を続けています」
――コンセプトを教えてください。
「薬剤によるダメージをいかになくすかということをコンセプトにし、人と環境に優しい商材を多く取り扱っています。オーナーはよさそうだと思ったものはひととおり自分で試し、いいと思えばすぐに導入するので、最新の美容技術を取り入れられています。復元ドライヤーも、話題になる前から導入を決めてましたし、嗅覚がするどいんです。店内を見てもらうとわかるように、いろいろな商材を扱っていますが、いいと思ったものは取り入れ、ダメだと思ったら取り扱いをやめるよう徹底しています。最近ではノンジアミンやノンアルカリの薬剤も導入し、お客さまをきれいにするだけでなく、安全で健康にできることを重要視しています」
――岩井さんから見て、オーナーはどんな方ですか?
「お客さまを健康的に美しくしたいという強い思いと、いいと思ったものはどんどん取り入れる柔軟性を持った人だと思っています。スタッフがいいと思ったものは、オーナーにきちんと説明して、納得してもらえればすぐに『じゃあやってみよう』となります。それによりスタッフのプレゼン能力も高くなっているかなと思います。お客さまに勧めるためにも、プレゼン能力はあったほうがいいので。あとは『やってみないとわからない』という姿勢があるので、僕もそういう部分を取り入れることができて、お客さまがこういう風にしたいと言ったときにはできるだけやってみて、だめだったらこうしましょうと提案するようにしています」
髪を美しくすることにこだわり、その確かな技術を頼って多くのお客さまが訪れる『INFIS』。後編ではその技術力の秘密に迫ります。
ドライカット、縮毛矯正の確かな技術で遠方からもお客さまが訪れる『INFIS』>>