オフィス街ならではのニーズに応える実力派サロン『Alushe上野店』
賑やかなアメ横エリアからほど近い、昭和通りに面した『Alushe上野店』。同サロンの店内に一歩入れば雑踏の喧騒を忘れ、爽やかな西海岸の風を感じることができます。
後編の今回は店長の本田勇樹さんにお店に来られるお客さまのことや店作りのこだわり、今後のビジョンについてうかがいました。
サラリーマンが帰宅前やお昼休み、外回りのついでにサロンへ
――お客さまにはどのような方が多いですか?
「ここは住宅地ではないのですが、昼間は主婦の方が多いですね。それからオフィス街なので、夜6時〜7時以降は会社員の方が多いです。仕事の後にお店に来て、それから家に帰るという流れですね。このサロンが午前11時から夜10時まで営業しているのもよいようです。お客さまの男女比は男性が45%、女性が55%くらいでしょうか。新宿などにあるお店であれば20代の女性、銀座だったら裕福な40代といったように客層が集中すると思いますが、このお店のお客さまの年齢層はかなり幅広く30代〜40代、50代くらいまでですね。
とにかく周辺に会社が多いことから、お昼休みや外回りのついでに来店されるサラリーマンの方もいらっしゃいます。『1時間空いたから来たよ』みたいな感じですね。結果としてかなり予想よりも集客が多かったので、このお店ができて1年くらいですぐ近く(走ったら15秒くらいの距離)に上野御徒町店をオープンしました」
高単価店にも負けない接客でお客さまを驚かせる
――お客さまからはどのような感想が多いですか?
「このお店の接客に関して、『優しい』とか『やわらかい』とよく言われますね。うちのお店くらいの価格帯だと、あまり接客に力を入れていないほかのお店が多いみたいで。高単価なサロンの接客と比べてもまったく差がないとびっくりされることは多いです。
また、お客さまに人気のあるメニューはイルミナカラーやトキオのトリートメントですね。それからインスタグラムなどで評判のファイバープレックス。ブリーチを使って髪を明るくする施術に、髪へのダメージを抑える施術を組み合わせることが多いです」
爽やかでシンプルな内装が、オフィス街の会社員の癒しに
――お店づくりや内装でこだわっている点はありますか?
「この上野店のコンセプトはアメリカ西海岸のテイストで、壁にはサーフィンの大きな写真を貼り、サーフボードをオブジェとして飾っています。壁のタイルも青と白のマリンカラーですね。フローリングにも本物の木の床材を使っています。お店の内装はアルーシェの各店舗で違うので、この青と白を使ったカラーリングはアルーシェ上野店だけになります。お客さまからは、『奥行きが広いし、すっきりとシンプルな内装でいいね』と言われます」
安定した経営にスタッフの男女比のバランスは欠かせない
――今後のビジョンについて教えてください。
「アルーシェ上野店としては、今後もっと女性スタイリストのリクルートと育成、充実を図りたいです。今いるスタッフは男性4名・女性3名なのですが、女性がひとり退職する予定なので女性スタッフは2名になってしまいます。男性・女性どちらのお客さまにも好まれるお店にするためには、やはりスタッフの男女比は同じくらいというのが理想です。女性のお客さまからは女性スタイリストに担当してもらいたい、という要望がけっこうあるので。女性スタッフの育成・定着のために、会社は産休・育休制度や週休二日制を導入して働きやすい環境を整備してくれています。またパートタイム(時短)での働き方も可能になっていますね」
Salon Data
Alushe(アルーシェ)上野店
住所:東京都台東区上野6-7-10 メッツビル2F
TEL:03-6803-0987
http://alushe.tokyo/salon/ueno/