美容部員の志望動機はどう書けばいい?自己PRとの違いや書き方のポイントを解説、例文も紹介

制服を着て華やかな場所で働く美容部員は、魅力的に感じる人が多いのではないでしょうか。美容部員を目指すにあたっては、新卒での応募やセカンドキャリアとして中途で応募するなど、いくつかのパターンがあります。

今回は、美容部員を目指す人へ、志望動機の書き方や例文、ポイントを紹介します。志望動機の書き方に迷っている方は参考にしてみてください。

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美容部員とは

ここでは、美容部員の主な仕事内容と勤務先について紹介します。美容部員を目指す方は、どんな働き方が中心なのかを押さえ、どのように志望動機にまとめるとよいかをイメージしましょう。

仕事内容

美容部員は化粧品の販売が主な仕事です。しかし、化粧品販売だけではなく、メイクやスキンケアのタッチアップ(お客様の肌に付けて試してもらうこと)を行うこともあります。

さらに、来店したお客様の悩みを丁寧にヒアリングし、悩みや不安、疑問などに寄り添いながら、適切なアドバイスを行うのも仕事の一つです。

単に化粧品を販売することだけが美容部員の仕事ではないので、人と接することが好きな人をはじめ、困っている人の力になりたい、自身のもつ美容の知識をもとに、多くの人の手助けをしたいといった人にはおすすめの職種と言えるでしょう。

主な勤務先

美容部員の主な勤務先は、美容関連会社の提携店舗や百貨店、大型ショッピングモールやドラッグストアが中心です。

美容部員の勤務先は、内定の段階で決まるのが一般的ですが、研修中に社員の適性を見極めたうえで決めることも珍しくありません。

勤務先がどこであっても、メイクや肌悩みを抱えたお客様と対面で話すのが仕事。そういった意味でも、勤務先がどこであろうと、お客様の力になりたいといった熱意が大切です。

美容部員の仕事の魅力とは?

企業の採用担当者の印象に残る志望動機を書くには、美容部員の仕事内容をどれほど理解しているかが問われます。美容部員としての将来像や目標を見定めるために、美容部員の魅力ややりがいを確認しておきましょう。

美容のトレンドをいち早く知ることができる

美容部員は、コスメの新商品や新しい美容法をいち早く知ることができる立場です。美容が好きな方にとって、これは大きな魅力だといえるでしょう。

美容好きを自負する方の多くは、日々SNSや企業のプレスリリースなどで最新の美容トレンド情報をチェックしていますが、美容部員は未発表の新商品の情報を企業の内部情報として知ることができたり、海外で流行りの最新の美容法を研修で試したりするチャンスがあります。

また新商品を社内割で安く購入できたり、試供品を利用したりといった役得もあるかもしれません。

お客様の喜びや感謝を直接感じることができる

接客で得られる達成感やお客様に感謝される喜びなどは、美容部員のやりがいのひとつでしょう。

肌の悩みに寄り添い、アドバイスしたことをきっかけにお客様が悩みを克服できたときや、メイクが得意でないお客様にメイクをして喜んでいただけたときなどは、特に実感を得やすいはずです。

接客の仕事は多くありますが、直接お客様と関わって喜ぶ顔を見ることができ、感謝の言葉をかけていただける美容部員の仕事は、大きなやりがいを感じられます。

頑張りが売上に直結しやりがいを感じられる

美容部員のメインの仕事は、お客様に商品を買っていただくことです。インセンティブ(歩合制)を導入している企業であれば、商品が売れれば売れるほど自身の報酬がアップするため、頑張りに対する評価軸がわかりやすくモチベーションを保ちやすいでしょう。

通常物を販売しただけでは、感謝されたり喜んでいただけることはあまりないかもしれません。しかし美容部員は、美につながるアドバイスとともに商品を紹介したり、お客様本人の悩みに寄り添った商品を提案したりして購入していただきます。

そのため、お客様に喜んでいただけたという実感を得られるうえに、報酬という目に見えるかたちでリターンを得ることができるのが大きな魅力です。

高い美意識へのモチベーションを保ちやすい

美容部員は美に関わる仕事なので、自身のスキンケアやメイクなどにも気を配らなければなりません。同僚や上司なども美に対する意識が高い人が多く、お客様もまた美容に関心が高い方が多く来店されると考えられます。

美意識が高い人が多くいる環境に身を置くことで、美へのモチベーションを高く保ち続けられることに魅力を感じる方も多いでしょう。

美しく身なりを整えることは仕事のひとつでもありますが、美容部員が一様に美しいのは、同僚やお客様から毎日刺激を受けることで、さらに洗練されていくのが理由だといえるのではないでしょうか。

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美容部員の志望動機とは?

美容部員は、お客様に化粧品を試してもらったり、知識を共有したりしながら、化粧品を販売するのが主な仕事です。ときには、お客様にカウンセリングを行って美容に関する悩みを聞きつつ、悩みを解決できる商品やお手入れの仕方を提案します。

美容部員には化粧品に関する知識はもちろん、コミュニケーションスキルやトレンドを押さえたメイクスキルなども必要。そのため、応募先の企業の特徴や、業務内容を踏まえた志望動機を書くことが大切です。

志望動機を聞く2つの理由

美容部員の面接では、どんなことを目的として志望動機を聞かれるのでしょうか。ここでは、なぜ企業が志望動機を聞くのか、2つの理由について解説します。

応募先への志望度の高さを判断するため

志望動機を聞く一つめの理由は、応募者による応募先への志望度の高さを判断したいことが挙げられます。

どれだけ優秀な人材であっても、企業に入社したいといった強い熱意が感じられなければ採用にはつながりません。

志望度が低い人だと、将来活躍するイメージが湧きにくく、貢献するほど働いてくれるようにも思えないですよね。

このように、どれだけ好印象であっても、またどれだけ優秀な人材であっても、志望度の高さも採否に関わることを念頭に置いておきましょう。

応募先とのマッチ度の高さを判断するため

志望度の高さとあわせてチェックしているのが、企業とのマッチ度です。

企業と応募者のマッチ度が高ければ、その分だけ業務を覚える速度が速く、即戦力につながると判断されます。

美容部員の仕事内容は化粧品を販売するだけでなく、お客様への丁寧な接客や、カウンセリングに欠かせない傾聴力、お客様の悩みや不安などに順次適応できる応用力も欠かせません。

そのような能力を持っているかを志望動機で判断し、企業が求める人材にマッチしているかも採否に関わる重要なポイントなのです。

志望動機と自己PRの違いは?

就職活動において、志望動機と自己PRの目的と内容には明確な違いがあります。これらの違いを理解し、適切に使い分けることが、効果的な就職活動につながるでしょう。

それぞれの目的について、詳しく解説します。

志望動機の目的

志望動機の主な目的は、応募者がなぜその特定の企業や職種を選んだのかを明確に説明することです。単なる興味や憧れを超えて、企業の理念・事業内容・市場での位置づけなどへの深い理解を示す機会となります。

人事担当者は志望動機を通じて、応募者の企業研究の深さや入社後の意欲を評価します。志望動機は単なる企業選択の理由だけでなく、応募者の熱意・適性・将来的な成長可能性などを判断する、重要な材料となることを覚えておきましょう。

自己PRの目的

自己PRの目的は、応募者が企業にもたらすことのできる価値や、独自の強みを効果的に伝えることです。ここでは、自身の経験・スキル・性格・特性などを具体的に説明し、それらが企業にとってどのように有益であるかを明確に示すことが求められます。

また、自身の価値観や働き方の姿勢を述べることで、長期的に企業に貢献できる人材であることを示すこともできます。自己PRは単なる自慢話ではなく、企業の求める人材像と自身の特性をいかに結びつけるかの、重要な判断材料です。

美容部員になるために志望動機を書くときのポイント

ここからは、志望動機を書くポイントについて解説します。具体的なポイントを押さえ、どんな手順で書けばよいのか確認しましょう。

熱意を伝える

志望動機を聞く理由で解説したように、志望動機には応募者の熱意や企業とのマッチ度を判断する材料であることを視野に入れる必要があります。

そのうえで、「なぜこの企業へ応募したのか」という熱意の伝わる内容に仕上げることが大切です。志望動機があいまいだと、この企業にこだわる理由が伝わらず、かえってマイナスなイメージを与えてしまうことがあります。

美容部員のイメージとして強い、「化粧品(メイク)が好きだから」といった単純な理由ではなく、美容部員の業務をイメージしたうえで、熱意の伝わる内容に仕上げましょう。

美容部員を目指したきっかけについて伝える

なぜ美容部員を目指したのかという、根本的な理由を伝えることも大切です。もし、きっかけがあいまいだった場合、面接官は志望度の高さを感じられなくなってしまいます。

志望動機には、美容部員になりたいと思ったきっかけをわかりやすく書いてまとめましょう。

ただし、化粧品がただ好きだからという理由ではなく、美容部員から実際にカウンセリングや接客を受けた経験や、エピソードを交えた内容の方が、イメージが浮かびやすく伝わりやすくなります。

美容部員に活かせる強みを考える

次に、自分が美容部員になったときに活かせる強みを自己分析しましょう。

これまでの学生生活やバイトなどの経験から「笑顔で接客ができる」「努力家」「目標に向かって前向きに取り組める」などといった長所を具体的に洗い出して伝えましょう。

自身の長所を棚卸しすることで、面接官は美容部員として働く姿をイメージしやすくなります。

どう働いていきたいのかを明確にする

ほかにも、美容部員として入社したあと、どのように活躍したいかを伝えることもポイントです。

入社後のビジョンを伝えることで、どれだけのやる気があるかが伝えやすくなります。より具体的なビジョンを伝えることで、面接官は採用してからの活躍を想像することができるのです。

面接官は、企業にとってプラスになるような能力ややる気のある人を雇いたいと考えているので、長期的なビジョンをプラスすることで、向上心の高さも伝わります。

なぜこの会社やブランドを選ぶのかを伝える

なぜ多くのブランドがあるなかで、応募先のブランドを選んだのか、具体的な理由も絡めましょう。

ブランドの研究(企業研究)を事前にしっかりと行うことで、ほかのブランドにはない魅力や特徴を知っていることが伝わるでしょう。

この部分に力を入れて書くと、面接官は応募者の企業に対する本気度を判断できます。

ブランド研究をしっかりと行う

上述したように、企業研究を事前に行うことで、なぜこの企業を選んだかの理由が明確に書き出しやすくなります。

企業研究を行うときは、企業のホームページや本などを活用するのがおすすめ。ほかにも、OB訪問ができる場合は、実際に働いている人から話を聞くのも一つの方法です。

自己PRと矛盾しないように

自己PRと志望動機は、就職活動において相互に補完し合う要素です。一貫性のある内容で作成することで、より説得力のある応募書類を作ることができるでしょう。

たとえば、自己PRで「お客様の悩みに寄り添い、最適な提案ができる」という特徴をアピールしたなら、志望動機でもその特徴を活かせる職場環境や企業理念に惹かれたことを述べるのが効果的です。

また、自己PRで挙げた経験や能力が、志望する美容部員の職務にどのように活かせるかを具体的に説明することで、自然な流れで志望動機につなげることができます。

志望動機と自己PRは同じ内容でも大丈夫?

志望動機と自己PRは、異なる目的を持つ項目ですが、同じエピソードや経験を基にして作成することは十分に可能です。ただし、それぞれの焦点の当て方を変えることが重要です。

たとえば、美容に関する資格取得の経験を例に挙げると、自己PRでは「困難を乗り越えて資格を取得した努力家である」という自身の性格や能力をアピールすることに重点を置きます。一方、志望動機では「その資格を活かせる環境が整っている御社に魅力を感じた」というように、企業選択の理由づけに使用しましょう。

自己PRと志望動機が互いに補強し合い、より説得力のある内容にもなります。

美容部員になるために志望動機を書く際の注意点

ここでは、美容部員になるために志望動機を書くうえでの注意点を解説します。ポイントはもちろん、注意点を把握して好印象を与えられる志望動機にまとめましょう。

「コスメが好き」「ブランドが好き」は大前提

美容部員を志す人は、メイクや美容、化粧品が好きで、美意識の高い人が多いです。そのため、そういった人たちとの差別化を図るためには、好きということは前提のもと、その思いがさらに伝わる志望動機にしなければなりません。

また、面接の際に「応募先の化粧品が好きだから」「ブランドが好きだから」という志望動機だと、一人のお客様のような感想になってしまい、採用担当者からも「ありがとうございます」という挨拶だけで終わってしまいます。

好きという気持ち以外にも、さらに具体的な理由を一緒に伝えて志望動機をまとめましょう。「化粧品に触れてみてすごく使いやすいと感じたことと、周りの知人でも使っている人がたくさんいて評判がすごくよかったので、貴社の化粧品に好印象を持ちました」といった具体的な感想を伝えられれば、面接官によい印象を与えられます。

接客・販売の熱意も伝える

作成したものが、接客や販売に対する熱意が伝わるものであるか、今一度確認してみましょう。ラブレターのように、一方的に好きという気持ちばかりが先行した内容になっていませんか?

美容部員の仕事は、主に化粧品を売ること。ブランドの顔として、どうお客様に商品をおすすめし、どう購入に結びつけるかなど、具体的な入社後のビジョンを絡めましょう。

さらに、売り上げに積極的に貢献していこうとする意欲や姿勢、美容部員という仕事に対する熱意が伝わるものに仕上げていくと好印象を与えられます。

待遇の良さ・企業の知名度の高さを理由にするのはNG!

待遇や企業の知名度の高さを志望動機に絡めると、「受動的な働き方をする人」といった印象を与えかねません。

企業の安定性に触れるのは、待遇やネームバリューに囚われた動機、いわば“不純な動機”と捉えられかねず、ネガティブな印象を与えてしまいます。

待遇や企業の知名度が高くても、まだまだ努力し、進化し続けなければならないのが企業です。そういった意味でも、企業の上澄みだけを志望動機にするのではなく、自分が貢献できることはないかを洗い出し、その部分を志望動機に絡め、企業にとって重要な人材になり得る人だと強くアピールできる内容にまとめましょう。

なぜそこで働きたいのかという目的や、将来性を盛り込んだ志望動機だと、好印象を与えられるでしょう。

美容部員になるための志望動機の例文を経歴別に紹介

では実際に美容部員になるための志望動機の例文について紹介します。未経験か経験者かによっても志望動機の書き方は大きく変わるでしょう。

さまざまなパターンを想定した例文があるので参考にしてみてください。

新卒で美容部員を目指す方の志望動機例文

まずは、新卒で美容部員に応募する際の例文をいくつか紹介します。

過去にエピソードあり

私が貴社を志望する理由は、大学時代の経験がきっかけです。当時、私は就職活動真っ只中でしたが、メイクをそれまでしたことがなく、仕方が分からずに過ごしていました。

貴店で相談したところ、美容部員の方が一からメイクについて、私の肌悩みを丁寧にヒアリングしたうえで、こまかく教えてくださったのを鮮明に覚えています。アドバイスを参考に練習しつづけた結果、次第にメイクに自信がついていきました。

以来、メイクへの関心が一層高くなり、美容誌などから知識を得るようにしています。こうした経験を活かしたいと考え、今度は私がメイクに悩む人の一助になりたいと思い応募いたしました。

日頃から製品を愛用している

私は、貴ブランドの乳液を愛用し、貴社の考えやその効果を身をもって実感しています。

貴社のことを調べていく中で、この乳液をはじめ、ほかの製品は、高級化粧品として国内だけでなく海外のお客様からも愛されているということを知りました。

私は英語を話すのが得意なので、訪日観光でいらっしゃるお客様にも貴社の化粧品の素晴らしさを広められると自負しています。

美容部員に接客された実体験

美容部員に丁寧にわかりやすく化粧品の知識が身につくよう接客をしてもらいました。このことがきっかけで、化粧品に興味を持つようになり、自分に自信を持てるようになりました。

美容部員を目指したのは、この経験から多くの女性に化粧品のよさを知ってもらい、自信を持つお手伝いをしたいと考えたからです。

的確な化粧品やメイク方法のアドバイス、それぞれのお客様に合ったメイクを伝えられるような美容部員になりたいと考えています。

化粧品メーカーの製品の良さに感動した

長年肌に悩みを抱えていて、どのようにケアしたらいいのかわからずに過ごしていましたが、御社の化粧品を使い始めてから肌悩みを改善できたことに感動し、応募しました。

化粧品の知識がなかった私に美容部員は丁寧に正しい使い方を教えてくださり、そのおかげで自分の肌が改善して、生き生きと過ごせるようになりました。これが私が美容部員を目指すようになったきっかけです。

美容部員として転職する方の志望動機例文

つぎに、他社の美容部員から転職する場合の志望動機例文を紹介します。

店舗の売上に貢献した実績あり

私は、美容部員として4年間勤務しました。前職では、お客様を〇名ほど担当させていただき、店舗トップの売上を〇月連続で出し、店舗売上に大きく貢献してまいりました。

一方で、貴ブランドの「お客様のために売ろうとしない努力も必要」という考え方に深く感心し、これまで以上に興味を持つようになりました。

今までは売上を伸ばすことばかりに一生懸命でしたが、貴社の考え方に基づいて、お客様に寄り添った接客をしたいと思い志望いたしました。

信頼関係を築く接客に自信あり

私はお客様に寄り添い信頼関係を築くことが重要だという信念のもと、美容部員として10年間接客をしてきました。そのなかでひとりひとりのお客様と向き合い、さまざまな肌やメイクに関する悩みについてベストな提案をし、喜んでいただけたという実感があります。

お客様の悩みを聞き出す丁寧なカウンセリングや、悩みに共感し適切なアドバイスを行うとともに解決策として商品を提案させていただくことで、肌やメイクに迷ったときに思い出していただける美容部員になることが、結果的に売上につながると思っています。そのために、しっかりとした信頼関係を築くことの大切さを学んだ10年間でした。

貴社のコンセプトである「お客様とともに未来を切り拓く」に深く共感し、お客様の美のお手伝いをしたいと考え応募させていただきました。

スキンケアに重点を置いたブランドへの共感エピソード

私はこれまで5年間、海外ブランドの化粧品メーカーで美容部員として働いてきました。華やかで美しい化粧品は、忙しいキャリアウーマンをターゲットとして落ちにくいメイクアイテムをウリにしています。

落ちにくいメイクはその分肌に負担をかけやすく、肌の荒れやダメージに悩むお客様の声を聞くことも多くありました。また若いころはよくても、年齢を重ねることで合わなくなり使えなくなるという事例も見てきました。

そのため、肌が弱い方や年齢を重ねて肌質が変わっても使い続けられるような化粧品を提案したいと考えるようになりました。

貴社は「すべての女性が敏感肌や年齢肌に負けずに好きなメイクができる商品を作る」というコンセプトをもとに商品開発をされていると伺っております。貴社の商品を多くの女性に知っていただき、おもいきりメイクを楽しめる商品の提案やお手伝いができたらと思い、応募しました。

管理職を経験したマネジメント業務のアピール

私は、新卒で入社したコスメのセレクトショップに7年間勤めました。そのうち3年間は、副店長として店舗のマネジメント業務を含めたさまざまな経験をさせていただく機会に恵まれました。

自分自身も直接お客様と関わり、カウンセリングや商品の提案を行いながら、副店長としてスタッフの教育やシフト管理、ときにアルバイトの面接や採用といった業務も担当しました。

経験を活かしてステップアップをしたいと考えていたところ、貴社が店長候補の募集をされているのを知り、是非チャレンジしたいと思い応募しました。

他業種から転職する方の志望動機例文

つづいては、異なる業種からの転職者向けの志望動機例文を紹介します。

アパレル販売の接客・販売経験をアピール

私が御社の美容部員職に応募させていただいた理由は、アパレル販売で培った接客スキルを活かし、お客様の美しさを引き出すお手伝いをしたいと考えたからです。前職では5年間、大手アパレルショップで販売員として勤務し、多様なお客様のニーズに合わせた提案型の接客を行ってきました。

特に、お客様の体型や好みに合わせて最適な商品を提案するスキルには自信があります。この経験は、美容部員としてお客様の肌質や悩みに合わせた化粧品を提案する際に大いに役立つと考えています。また、アパレル業界で培ったトレンドへの敏感さや、コーディネートの知識は、メイクアップやスキンケアのアドバイスにも活用できると確信しています。
御社の「お客様一人ひとりに寄り添った美の提案」という理念に深く共感し、私のスキルと経験を活かして貢献したいと考えております。

エステティシャン・ネイリストなど美容業界で積んだ経験を活かしたい

私が御社の美容部員として働きたいと考えた理由は、エステティシャンとしての経験を活かし、より総合的な美容サービスをお客様に提供したいと思ったからです。前職では3年間、エステサロンでフェイシャルトリートメントを中心に担当し、お客様の肌質改善や美肌づくりのサポートをしてきました。

この経験を通じて、肌の構造や機能、さまざまなスキンケア製品の特性について深い知識を得ることができました。また、お客様との信頼関係構築や、個々の悩みに寄り添ったカウンセリングスキルも磨くことができました。これらのスキルと知識は、美容部員としてお客様に最適な化粧品を提案し、正しい使用方法をアドバイスする上で有効だと考えています。

御社の豊富な製品ラインナップと、科学的根拠に基づいたスキンケアアプローチに強く惹かれました。エステティシャンとしての経験を基盤に、さらに幅広い美容知識を身につけ、お客様の内面から輝く美しさを引き出すお手伝いをしたいと考えております。

ホテルスタッフなど接客のスペシャリストを経た接客スキルに自信あり

私が御社の美容部員職に魅力を感じた理由は、ホテルのコンシェルジュとして培った接客スキルを、美容という新たな分野で活かしたいと考えたからです。前職では7年間、国内外のVIPゲストに対して、きめ細やかなサービスを提供してきました。

この経験を通じて、お客様の細かなニーズを察知し、期待以上の満足を提供するスキルを磨きました。また、多様な文化背景を持つお客様との対応を通じて、柔軟なコミュニケーション能力も身につけました。これらのスキルは、美容部員としてお客様一人ひとりの美への願望を理解し、最適な提案をするうえで役立つと確信しています。

御社の「美を通じて人生に感動を」という企業理念に深く共感しました。ホテル業界で培った「おもてなしの心」を美容の世界で発揮し、お客様に新たな美の体験を提供することで、御社の理念実現に貢献したいと考えております。また、美容に関する専門知識は、入社後の研修や自己学習を通じて迅速に習得する所存です。

ブランクありで再就職をする方の志望動機例文

ここからは、ブランク期間を経て再就職を目指す方の志望動機例文を紹介します。

子育てが落ち着いてメイクの楽しさを再発見

専門学校を卒業し、美容部員としてドラッグストアで2年間勤めましたが、結婚で県外への引っ越しを余儀なくされたため退職しました。家事や子育てをする毎日のなかで、メイクの楽しみを忘れていましたが、子育てが落ち着いてきたのをきっかけに、またメイクをして出かけることが多くなってきました。

久しぶりにメイクをしたとき、本来の自分を取り戻したような喜びでいっぱいになったのを覚えています。同時に、美容部員として働いていたときにお客様にメイクをして喜んでいただくことが大きなやりがいだったことを思い出しました。

「赤ちゃんにも使える材料で作られた安心のコスメ」というコンセプトの貴社では、産後の敏感肌に悩む方や、万が一こどもの口に入ることがあっても安心できるコスメを使用したいと考える女性がターゲットだと理解しています。

出産・子育てを経験し、そういった気持ちに寄り添い共感できる美容部員として、是非貴社で働きたいと考えています。

美容部員経験ありで美容業界以外からの転職

新卒で入社した化粧品メーカーで美容部員として1年間勤めましたが、違う仕事も経験してみたいと感じ転職しました。家電量販店の販売員として4年間働き、商品への理解を深める大切さや接客の醍醐味を感じるさまざまな経験をさせていただくことができました。

一方で、美容が好きな気持ちは変わらず、コスメやメイクの勉強はずっと続けていました。

友人にメイクがうまくできないことを相談され、アドバイスをしながらメイクをしたところ、とても喜んでくれました。このことがきっかけで、もう一度美容部員として働きたいと強く感じ転職を決意したところ、以前から愛用させていただいていた貴社の求人募集を知ったため、応募しました。

病気療養からの再就職

もともと美容部員として働いていましたが、体調不良が続いたため病院へ行ったところ、〇〇病と診断されたため一時退職を余儀なくされました。1年間治療に専念し療養を続けていましたが、寛かいしたという診断がおりたため、是非貴社で再び美容部員として働きたいと思い、応募させていただきました。

治療に専念したおかげで体調不良もなくなり体力も回復しましたので、業務に支障がでることはありません。

病気療養中もコスメや美容情報はチェックしており、メイクの研究も続けてきました。今後も体調管理には十分に気を配り、貴社に貢献できる美容部員になるべく向上心をもって取り組んでまいりたいと考えております。

介護離職でブランクありからの再就職

こどものころからメイクが好きだったため、美容部員を目指して就職活動をしました。新卒でコスメブランドに就職できたときの嬉しさは今でも覚えています。毎日やりがいを感じながら仕事に取り組んでいたところ、父が倒れ介護が必要な状態になってしまいました。母は体が弱いため介護を任せられず、私が退職して介護をすることになりました。

約3年間父の介護をする毎日でしたが、このたびケアマネジャーの助言で介護施設に入所する運びとなったため、再び美容部員として働きたいと思っています。

介護の傍ら資格取得の勉強を続け、先月日本メイクアップ知識検定試験のアドバンスに合格することができました。資格取得で習得した知識を活かし、貴社ブランドの厳選したオーガニック原料による化粧品のよさを多くの方に伝えていきたいと考えています。

美容部員の求人を探すなら「リジョブ」がおすすめ!

美容部員を目指すなら、美容業界に特化した求人サイト「リジョブ」の利用がおすすめです。2025年2月現在、33,000件以上と求職者の多様なニーズに応える豊富な求人を掲載しています。

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会員登録をすれば、企業から直接スカウトされる可能性もあり、キャリア形成の新たな機会を広げられるかもしれません。

説得力のある志望動機を準備して就職を成功させよう

美容部員になるためには、事前にしっかりとブランド分析や自己分析を行うことが大切です。

また、応募先のコスメが好きという理由は大前提なので、それだけが理由の志望動機にならないよう、まとめ方には注意が必要です。

自信の持てる志望動機を準備して、万全の状態で面接に備え、美容部員への夢を叶えていきましょう。

自分にぴったりの求人を探すなら、求人サイト「リジョブ」を利用してみてください。リ「未経験歓迎」「経験者歓迎」「年齢不問」など、自分に合った条件に絞った検索が可能です。美容業界ならではの細かな検索項目も用意されているため、希望する求人を探しやすくなっています。

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※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月)

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