美容部員のメイクは濃い? 化粧技術はどこで学ぶ? 採用試験や面接のメイクで心がけたいこととは

皆さん、「美容部員」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

化粧が濃いと真っ先に連想する人もいれば、理想の女性像と連想する人もいるでしょう。

このように見る人にとって、とても強いインパクトを与えることができる美容部員は、まさに「化粧品ブランドの顔」と言っても過言ではありません。

そんな美容部員が働く場所は、専門店、百貨店、免税店など様々あり、求人もたくさん出ているようです。

美容部員になるために具体的に、どんなことをすれば良いのでしょうか?

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美容部員はブランドの顔!

冒頭でも触れましたが、美容部員はまさにブランドの顔です。つまり、美容部員のメイク次第で各化粧品ブランドの売れ行きも左右される、ということになります。

化粧品ブランドは国内企業だけでなく外資系企業も合わせると非常に数が多く、その特徴も様々です。各ブランドの美容部員のメイクを見てみれば、その違いがよく分かるでしょう。

ブランドの顔でもある美容部員の方々は、実際にどのようなメイクを心がけているのでしょうか?

美容部員=化粧が濃いとは限らない

さて、美容部員は化粧が濃いという印象を持たれがちですが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、資生堂とCHANNELをそれぞれイメージしてみてください。それぞれどのようなイメージを持たれましたか?

おそらく、資生堂は清潔感のあるイメージで、CHANNELはハッキリとした鮮やかなイメージではないでしょうか?

このように個々のブランドが持つイメージは異なるため、美容部員のメイクも濃かったり、薄かったりするのです。

自社製品を使用してお手本に

お客様の購買意欲を高める為には、自社製品を使用することが大切です。

自社商品を上手に活用し美しくメイクすることができれば、お客様からの印象も良くなり、より説得力も増し、結果的に購入に結びつけることができます。

つまり、美容部員の顔は自社製品の宣伝広告のようなもので、常にお客様にとって、お手本となる必要があるのです。

メイク技術に不安がある場合、テクニックはどこで学ぶの?

美容部員のメイクでお客様の印象が変わると言いましたが、実際にすべての方が初めから飛びぬけたメイクの技術を持っていたわけではないです。

では、メイク初心者の方々はどうやってメイク技術を習得したのでしょうか?

新人研修で学ぶことが多い

美容部員を志す方は、美容部員がどうやってメイク技術を習得するのか、研修があったりするのか、など気になることでしょう。

一般的には、入社後の新人研修において、接客接遇をはじめ、フェイシャル、スキンケア、メイクアップについて学んでいくとされています。

研修期間はブランドごとに異なりますが、知識と技術を習得するのに最低でも1か月は要します。

その為、最初からずば抜けたメイクの才能が無くても大丈夫なので安心してください。

しかし、未経験で志す方は少しでも基礎を学んでおかないと後々苦労するので注意が必要です。

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採用試験・面接のメイクのポイントは?

最初は、メイク技術があまり無くても大丈夫とお伝えしましたが、採用面接ではある程度メイクに力を入れる必要があります。

メイクにまだ自信が持てないという方もポイントを抑えてメイクをすることで、自信を持って採用試験に臨むことができます。

では、採用試験ではどのようなところに注意してメイクをしたら良いのでしょうか?

ブランドイメージに合わせたメイクを心がけよう

まず、抑えておきたいのはブランドイメージに合わせたメイクを心がけるという点です。

なぜならば、ブランドカラーにその人が合うかどうかを非常に重視している採用試験だからです。

ブランド側としては、自社の商品をより魅力的に魅せてくれる人を採用したいと思っています。

既に受ける企業が決まっている人は百貨店に出向くなどして、そのブランドイメージに合うメイクを研究しておくと採用にグッと近づくでしょう。

その中でも、受けるブランドが複数あるという方もいると思います。

そんな方にとっては、各ブランドの企業研究まで手が回らないかもしれませんので、ここからは国内企業、外資系企業に分け、ベターな面接メイクをご紹介します。

国内系企業向けのメイク

国内系企業、ブランドを受験予定であれば、とにもかくにも清潔感のあるナチュラルメイクを意識します。

特に、アイメイク、チーク、リップなどは派手になりがちですが、色味は抑えるようにします。

外資系企業向けのメイク

一方、外資系企業のブランドを受験予定であれば、上品で華やかな印象になるよう意識します。

特にアイメイクをしっかりと、濃くハッキリとした色味のものにし、全体的にメリハリをつけるようにします。

髪型やネイルにも気を配ろう

また、髪型やネイルにも気を配る必要があります。

美容部員の方はお団子ヘアや夜会巻きをしていることが多いように、やはり接客業ですから、髪型はしっかりと毛先まで固め、不衛生な印象を与えないことが大切です。

髪色についても先ほどのメイクと同様で、ブランドイメージに合っているかが重要です。各ブランドで基準は異なりますから、実際に接客をしている美容部員を参考にすると良いでしょう。

ただし、原則は黒髪または暗めの茶系が無難と言えます。

面接に備えた髪型と髪色

面接では肩につく長さの髪は、しっかりと束ねるかまとめるようにしましょう。

又、お辞儀をしたときに髪をピンでとめたり、ワックスで固めたりしておくと髪型が崩れないので、印象が全然違います。髪色も、黒に近い暗めのトーンが良いです。

髪以外には、ネイルに注意が必要です。美容部員は単なる接客業ではなく、お客様の肌に直接触れるので、長い爪やストーンなど装飾が付いたネイルは、この仕事には向きません。

よって、原則NGであることがほとんどですが、ブランドや色によってはOKであったり、自社で出しているものであればOKであったりしますので、どうしてもしたい場合には美容部員の方の手元を見て判断するのが良いかもしれません。

面接に備えたネイル

面接では、手元まで見られることはあまりないでしょうが、手先まで手入れがしっかり行き届いているのはむしろ好印象かもしれません。

ピンクやベージュなどのオフィスOKとされるマニュキュアをつけるか、トップコートだけ塗るのは良いでしょう。

さて、しっかりとメイクを施し、シンプルなネイルに、暗いトーンの髪色、お団子ヘアのまとめ髪までしておきながら、肝心なスーツがしわくちゃ、パンプスのヒールが削れている、磨かれていないなどでは話になりません。

採用試験では、ブランドイメージに合ったメイクをすることはもちろん大事ですが、実際に店頭で接客できるような相応しい格好ができるかもしっかりと見られています。面接の前には、スーツや身なりをもう一度確認するようにしてください。

面接に備えた面接服選び

一般的に、ファッション業界の面接試験でスーツを着るのはタブーとされていますが、美容部員は店頭で接客するのに相応しい服装かどうか、が問われるため、むしろスーツが無難です。

国内系企業、ブランドを受験するようであれば、シンプルな紺や黒、グレーなどのスーツが好印象を与えます。外資系企業、ブランドであれば、もう少し個性があるスーツを着用しても良いでしょう。

外資系企業、ブランドは特にですが、比較的高価な化粧品を取り扱うハイブランドを受験するようであれば、少し面接服にもお金をかけたほうが、よりブランドイメージに合うため、好印象を持たれると言えます。

美容部員のメイクは自社ブランドの宣伝効果も!

美容部員はブランド側にとって、動く宣伝広告であり、まさにそのブランドの顔と言える極めて重要なお仕事です。

したがって、ただメイクや美容に興味がある、というだけではなかなか美容部員にはなることができません。

「どうしてもこのブランドで美容部員として働きたい」「このブランドが好きです」という強い気持ちを、容姿からも伝える必要があります。

実際に、受験予定の企業の商品を使ってメイクアップをすることも、重要なアピールポイントとなりますし、ブランドカラー、ブランドイメージに合ったメイクや身だしなみで面接に臨みましょう。

これから美容部員を志す方は、是非ブランドイメージをしっかりと研究して「うちのブランドでお客様の前に立たせたい!」と採用担当者に感じ取ってもらえるようなメイクで、自信をもって面接に臨めるようにしたいところです。

そのためには、時間をかけてメイクの勉強や企業、ブランド研究をするほかにありません。特に、応募のうえで必須資格がない美容部員は採用面接だけでなく、晴れて美容部員となった後も知識量がものを言う世界です。

中には、他社ブランドを経験して転職してくる同期もいます。未経験で美容部員を志すのであれば、日頃からスキンケア、美容、メイクについて情報を集め、知識を可能な限り蓄えておくと良いのではないでしょうか。

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