美容業界に天才はいない。近道は死に物狂いで数をこなすこと 私の履歴書 Vol.10【Un ami 森内雅樹】#1

90年代のカリスマ美容師ブームを牽引し、美容業界の憧れの的である森内雅樹さん。2006年に「GARDEN」を設立し、現在は「Un ami」のオーナーとして美容業界で走り続けています! そんな森内さんの生い立ちやトップへと上り詰めるまでの道のりを伺いました。

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幼少期~高校時代

とにかくやんちゃでスポーツ漬けの生活でした

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森内さんの幼少期について教えてください。

小学生時代は、よくクラスのうち1人はいる、いわゆるやんちゃ坊主でした。勉強せずに遊んでばっかり、先生を困らせていたり……。そんな悪ガキでしたが、小学校3年生~中学校3年生までは野球に熱中。当時、桑田・清原世代の全盛期でリトルリーグが流行っていたということもあり、とにかく野球漬けの日々を送っていましたね。

野球少年だったのですね。高校ではどんな学生生活を送っていましたか。

一緒に野球をやっていた仲間は、推薦で野球の名門「広陵」や「広商」などに入学していましたが、そのころ子ども心に「自分はプロの道へは進めないな」と感じて、高校は進学校へ行きました。ちょうどお受験世代ということもあったので、この高校へ行けば親の面目も保てるだろうという思いもありましたね。

進学校に進んだ後、どのようにして進路を決めていきましたか?

高校からはテニス部に入って、テニスをやっていました。高校3年生で真っ黒に日焼けするほど。スポーツに熱中しているのは周りに見ても僕だけな感じ……。いざ進路の話になると、大学へ行くというイメージがあまり沸かなかったんです。

当時、山賊が流行っていて、広島の山賊のうどん屋さんがめちゃくちゃ流行っていたんですね!なのである程度の資金が集まれば、山小屋でもできるかなと思って……実は、料理の専門学校に行こうと思ってたんです!

え!料理の専門学校は驚きです。そこから美容の道へ進もうと思ったきっかけは?

友達の女の子の彼氏が美容師をやってて、その子から「森内、美容師似合ってるんじゃない?」と言われたのがきっかけ。そこからなんとなく美容の道が気になり始めて、床屋のおじさんに相談したら、東京美容専門学校を進められて入学しようと決めました。今思うと商売の道に進んでいるのも、もともと母親が商売をやっていたこともあるので、その血を引き継いだのかなと思います(笑)。

専門学校卒業~アシスタント時代

4畳半・トイレ共同、家賃2万3500円からのスタート

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専門学校からアシスタント時代の話を聞かせてください。

専門学校は入ったときも、やんちゃだったんですけど……(笑)。授業は絶対に休まず出ていました。親が一生懸命働いて学費を出してくれていましたからね。卒業コンクールでも優勝とまではいかずとも、入賞するくらい頑張っていました。その後、東京で3本の指に入る美容室はどこかを聞いて自分に合いそうだなと思うところを選んで入社しました。

アシスタント時代はどんな生活を送っていましたか。

アシスタント時代はとにかくまじめ。新人のときは、1番最初に来て1番最後に帰るような生活を送っていました。ちょうどヘアメイクブームの時代で、休日はヘアメイクのアシスタントについてました。さらに、当時はお金もないから、月に1回くらい朝5時に起きて、土方の日雇いにも行っていました!それくらいやらないと全然食べていけなかった。だって、トイレ共同のアパートで、1ヵ月家賃2万3500円の生活を送ってたんですよ! お風呂は無かったし、銭湯行ったり、夏は水で体を拭いたりする生活でした。

今じゃ考えられない生活ですね!スタイリストデビューはどれくらいかかったんですか?

あまり器用なほうではなかった。ボブカットの試験も、だいたい20人切って試験合格するのに、僕は108人かかりました。スタイリストデビューするまで4年くらいかかったかな。

デビューするまでつらかったり、苦い思い出とはありましたか。

苦労したっていう意識は、ほどんどない。もともとの性格が嫌なことを考えてもつまらないから、楽しいことしか考えなかった。当時は忙しかったけど、数をこなせばこなすほど自分の実力、実績につながったからね。大変でも「終わってしまえば過去のもの」という考えの繰り返しのもとやっていた。

そもそも美容業界に天才はいないと思っていてね。今現役でやっている人は、本当に努力している人間だと思うよ。だから、下の世代の子たちに伝えたいのは、死に物狂いで数をこなして、実力をつけるのが上へ上がっていくための一番の近道だと思います。

 

これほど長い下積み時代を送っていたことには驚きました。「努力に勝る天才なし」という言葉がぴったりなくらい、努力して自ら道を拓いていった森内さん。次回は、カリスマ時代や今後の展望などをご紹介します。

取材・文/梅澤暁(レ・キャトル)
撮影/中村早

Salon Data

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joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ)

住所:東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビル5階
TEL:03-3355-1011
定休日:なし ※変則的に定休日を頂くことがございますので予めご了承ください。
http://www.un-ami.jp/

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