居心地のよい空間が魅力の一軒家サロン『Lowha』

美容室の激戦区、原宿。大通りを歩くと、立ち並ぶビルに入っているさまざま美容室の看板が目に入ってきます。メインストリートから分かれた小路の先に佇んでいるのが、今回ご紹介する一軒家の美容室『Lowha』。魅力はなんといっても、原宿にいることを忘れてしまうほど落ち着いた雰囲気。また友人に紹介したくなる、確かな技術力でも支持を集めています。

そんな『Lowha』には、いったいどんなこだわりが詰まっているのでしょうか? 代表の上田和宏さんにともに立ち上げたスタッフのお話をはじめ、美容師に必要なスキルについてなどを語っていただきました。前編ではオープンまでの道のりや、居心地のよい空間作りのポイントを伺います。

得意なスタイルが異なる美容師が集結

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———まず『Lowha』をオープンした経緯を教えてください。

「オープンは2016年の11月です。経営に興味があり、また美容師として30歳をひとつの区切りと考えていたのでそのタイミングでオープンしました。10年近く親交があったHideと阿部を誘い、僕も含めた3名でスタートしたんです。今振り返ってみると、それぞれが別々のサロンに勤務していたので得意なスタイルが違ったことが、プラスに働いたと思います」

———それではその3人は、それぞれどのようなスタイルが得意なのでしょうか?

「Hideはメンズのスタイルが得意でお客さまの9割ほどが男性です。阿部は20代前半から後半までの若い世代から支持を集めています。僕は30代オーバーの大人の女性が9割ほど占めていて、サロン内でバランスが取れているのが特徴です。それぞれの得意な技術を共有できることも強みだと思っています」

こだわりは、友人の家のような温かな空間

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———サロンをオープンするにあたって、こだわったポイントはありますか?

「美容室っぽくない空間にこだわりました。サロンは2階建ての一軒家で施術スペースはすべて2階にあり、目の前の道路からは受付のカウンターとイスしか見えません。カフェかと思って入ってくる方もしばしばいらっしゃいます。原宿の美容室と聞くと緊張する方が多く、紹介されても行きにくさを感じる人が多いと聞いたので、あえて美容室らしい雰囲気を控えることで足を運びやすくなるではないかと考えました。実際、新規でいらした方から『友人の家に来た感覚で安心する』という感想をいただいたこともあります。お客さまがリラックスできる雰囲気づくりは、とくに意識しているポイントです」

スタッフ間の雰囲気をよくすることがサロン作りの第一歩

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———居心地のよい空間を作るためには、どのようなことが大切でしょうか?

「まずはスタッフ間の雰囲気をよくすることが大切です。僕は『Lowha』をオープンする前にサロン運営に役立てるために、いろいろな美容室に足を運びました。その時に感じた雰囲気のよいサロンと、そうでない美容室の違いがスタッフ間の関係性がお客さま側に伝わってくるかどうかでした。たとえば、スタッフ間の上下がはっきりしているサロンは、お客さんとして座っているとアシスタントがスタイリストに気をつかっていることをひしひしと感じました。こちらに集中できていないので、全然落ち着くことができなかったんです。その時に『Lowha』ではお客さまファーストを徹底しようと思いました。一歩フロアに出たら、お客さまにストレスを与えないように、スタッフの上下関係はなくすことを常に心掛けています」

一階のリビングのようなスペースでは、通りがかりの常連さんが長居することもあるそうです。後編では、カウンセリングのこだわりや今後の目標について伺いました。

▽後編はこちら▽
コンプレックスをプラスに変える美容室『Lowha』>>

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Salon Data

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Lowha

住所:東京都渋谷区神宮前6-11-4
TEL:03-6451-1679
http://lowha-hair.com/

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