未経験からジムインストラクターになるには? インストラクターになる方法とお店の探し方をお伝えします

最近人気の仕事となっているジムインストラクター。仕事としてはフィットネスクラブやスタジオでレッスンをすることが一般的に知られていますよね。

そのほかにもトレーニング機器の点検や清掃、使い方や指導の仕事がメインとなっています。

そんな専門的な指導をする立場であるジムインストラクターですが、必須の国家資格などはありません。

とはいえ、最低限のスキルやスポーツ関連の資格は持っておいたほうがいいでしょう。

では、未経験でもジムインストラクターとして働くことは可能なのでしょうか。

この記事では、未経験でもジムインストラクターとして働く方法と、働くお店の探し方について説明します。

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未経験からジムインストラクターになるには?


未経験からでもジムインストラクターとして働くことは可能です。

器具の並ぶスペースで顧客が正しく器具を使えているか確認する現場スタッフや、ヨガやエクササイズなどの指導を行うトレーナーは、意外にも資格不要です。

また、ジムやフィットネスクラブにいるインストラクターは運動が得意な人が多いイメージですが、中には運動が苦手だという人も多いそうです。そういった人は、講習を受けてステップアップをして、インストラクターとしての技術を身に着けています。

なので、働きたいという意欲さえあれば、インストラクターの職を得ることは可能と言えます。

未経験からジムインストラクターになる方法


ジムインストラクターとして働きたいのであれば、体力のある20代前半からジムインストラクターデビューをして、さまざまな経験を積むことが長く現場を続けられるポイントです。

未経験アルバイトからスタートすることは可能ですが、インストラクターになった後は、さまざまな講習を受けたり、資格を取得したりすることで、キャリアアップを図ることが出来ます。

そこで、ジムインストラクターとして、有効な資格をご紹介します。

スポーツ関連の資格を取得してお店で働く

ジムインストラクターには必須の資格はありませんが、取得すると役立つ資格はさまざまなものがあります。

資格はさまざまありますが、なかでも有名な資格を3つご紹介します。

日本スポーツ協会のスポーツ指導員

スポーツ指導員の資格には、各種さまざまあります。

・スポーツ指導基礎資格(スポーツリーダー)
スポーツグループやサークルなどでスポーツ指導を行っている方におすすめの資格です。取得後は、競技別指導者資格やフィットネス資格へステップアップすることも可能になります。

・競技別指導者資格
学校や商業スポーツ施設などで競技別の専門指導を行なう方におすすめの資格です。指導員・コーチ・教師・上級指導員・上級コーチ・上級教師と指導をする場所や競技のレベルによって6つから資格を選択できます。

・フィットネス資格
地域の公共施設や商業スポーツ施設などで体力づくりなどの指導を行なう方におすすめの資格です。指導する対象によってジュニアスポーツ指導員・スポーツプログラマー・フィットネストレーナーの3つから資格を選択できます。

・メディカルコンディショニング資格
病院やクラブチームなどで健康管理や競技能力の向上のための指導を行っている方におすすめの資格です。受講の条件などに応じてスポーツドクター・アスレティックトレーナー・スポーツ栄養士・スポーツデンティストの4つから選択ができます。

・マネジメント資格
地域のスポーツクラブなどでマネジメントを行っている方におすすめの資格です。アシスタントマネジャー・クラブマネジャーから選択ができます。

NSCA認定パーソナルトレーナー

NSCAの資格認定者数は全世界で46,000人を超えると言われています。以下の2つの認定資格は日本語での受験が可能になっています。

・CSCS
全米資格認定委員会(NCCA)の承認を受けている資格。スポーツパフォーマンス向上を目的としたアスリートやチーム向けの資格で「基礎科学」と「実践/応用」の両方に合格することで資格を取得することができます。

・NSCA-CPT
国際的にもっとも信頼性の高いパーソナルトレーナーの認定資格で、NCCAの承認を受けています。健康と体力のあらゆるニーズに応えるパーソナルトレーナーの資格で、トレーニングの知識と技術に加えて運動生理学、医学の専門知識が必要になります。また、この資格取得はNSCAの会員であることが必須条件です。

健康運動指導士

健康運動指導士は、医学的基礎知識、運動生理学の基礎知識などをもって、効果的な運動の指導を行なうための資格です。

日本健康スポーツ連盟が実施する研修を受けて合格することで資格取得ができます。

少子高齢化社会の今では、介護の現場や医療のリハビリ、高齢者のスポーツジム利用などが見込まれるため、 資格を持っておくとよいでしょう。

お店に就職してから社内研修を受ける

ジムインストラクターはアルバイトから社員へ昇進する道もあります。

ジムによっては、資格をとるための研修講座のサポート制度を設けているので、そういったサポートを利用して資格を取得することも、出世の近道のひとつです。

例をあげると、入社をして1か月間の研修で、基礎知識として必要なことを学び、現場に入りインストラクターのアシスタントをしながら実務経験を積む、などです。

働きながら研修を受けて知識やスキルを身に付けることができて、現場の経験もすぐにできるというのが、この方法のメリットです。

専門学校・大学で知識を身に付けてから働く

体育系の専門学校や大学などで身体についての基礎知識に加え、以下の専門知識まで幅広い知識を習得することができます。

・生理学
・機能解剖学
・栄養学
・運動理論

またトレーニングのメニューに加えて指導方法や、コミュニケーション能力という重要な知識もえることが可能です。

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未経験でも募集しているお店を探すには


ジムには研修制度を設けているところがあり、未経験でもジムインストラクターになるためのサービスが充実している企業もあります。

どのジムやスタジオでもそういった制度が設けられているわけではありませんが、フィットネスクラブで全国展開しているような大手企業は、研修制度が充実している傾向にあります。

求人サイトでは勤務地・業種・雇用形態・給与・特徴など検索条件を指定して検索することが可能です。自分の希望にあった条件で検索をしてみましょう。

未経験の人ほどインストラクターとして成功する可能性があります

未経験からでもインストラクターとして活躍できる方法を解説してきました。

ジムインストラクターに求められる「スポーツや身体の専門知識」「コミュニケーション能力」「体力や肉体の管理」をしっかりと磨いて、必要な資格を取得すると有利に働けます。

また、資格を多く持っておくと選択肢も増え、さまざまな施設で活躍ができるでしょう。

利用者は体力維持のため、ダイエット、ストレス解消、アンチエイジングなどさまざまな目的で訪れます。顧客を明るく健康的にするお手伝いができる、インストラクターという仕事はとてもやりがいのある仕事ではないでしょうか。

未経験であっても、指導者としての意識をしっかり持つことができれば、成功する可能性も出てくることでしょう。

出典元
公益財団法人日本スポーツ協会
NSCA Japan

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