スポーツ整体師とは? 目指せる資格5選と取得方法を紹介!

スポーツ整体師は、アスリートや運動愛好者の体の不調やケガをケアし、パフォーマンスを最大化するための専門家です。整体技術を駆使して、体のバランスを整えたり、効果的なトレーニングとリハビリをサポートしたりします。

今回は、スポーツ整体師を目指すためのおすすめの資格5選と、取得方法について詳しく紹介します。体のメンテナンスに興味がある方や、スポーツ分野でのキャリアを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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スポーツ整体師とは?

スポーツ整体師とは、スポーツをしている方やプロアスリートの体のケアを専門とする整体師のことです。一般的な整体師が幅広い体の不調に対応するのに対して、スポーツ整体師は運動による特有のケガや疲労回復・パフォーマンス向上など、スポーツに特化した知識と技術を持っているのが特徴です。

スポーツ整体師の活躍の場は?

スポーツ整体師は、整体・整骨院に加え、スポーツクラブやジム、フィットネスセンターなど、活躍できる場所はさまざまです。

アスリートのトレーニング指導やケガの予防などのケア、ときには食事・栄養管理や休養にも気を配り、アスリートが試合で最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしています。

スポーツ整体師になるにはどうすればいいの?

スポーツ整体師になるには、専門的な知識と技術を習得することが重要です。必要な資格やスキルについて、具体的に見ていきましょう。

必須の資格はなし|知識とスキルは必要

スポーツ整体師として活動するためには、国家資格のような特定の資格が必須ということはありません。しかし、人体やスポーツに対する深い知識や、高い施術技術が求められます。

専門学校や講座で体系的に学び、しっかりと知識を身につけることで、より安全な施術をおこなうことができるようになるでしょう。

スポーツ整体師になるためにはどんな知識・スキルが必要?

スポーツ整体師には、機能解剖学や運動生理学など、人体やスポーツに関する専門的な知識が必要です。もしも知識を持たないまま施術してしまうと、効果が見られないばかりかケガが悪化してしまったり、新たな問題を引き起こしてしまったりするリスクもあります。

正しい知識を持つことで、安全で効果的なケアを提供できます。スポーツ整体師になるためには、まずはしっかりと学習することからはじめましょう。

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スポーツ整体師を目指す方におすすめの資格5選

スポーツ整体師には資格は必須ではありませんが、目指すためには資格の取得をおすすめします。資格の取得までに講座を修了したり試験に合格したりといった過程が必要なため、必然的に知識が身につくからです。

また、資格を取得していることで、一定のスキルを有している証明になるため、就職に有利に働く可能性があります。

ここからは、スポーツ整体師におすすめの資格を5つ紹介します。

IHTA|リラクゼーションセラピスト1級など

IHTA(国際ホリスティックセラピー協会)は、整体やヨガ・ピラティスなど、スポーツに関する資格を多数認定しています。

そのなかの一つであるリラクゼーションセラピスト1級は、スポーツ整体に活かせる資格です。

資格取得には、検定に申し込んだのち、技術試験と学科試験からなる認定試験に合格し、認定証の発行を受ける必要があります。指定校の卒業や講座の修了といった要件は設けられておらず、誰でも受験することが可能です。

一方で、認定校であるYMCなどのスクールでは、試験に向けて必要な知識や技術を取得できる講座が開催されています。こういったスクールでは、機能解剖学や運動生理学などのスポーツ整体に必要な知識を、基礎から応用まで幅広く、体系的に学ぶことができるでしょう。

引用元
IHTA 国際ホリスティックセラピー協会|資格をとりたい
YMCメディカルトレーナーズスクール|整体師の資格を取得できる養成講座
YMCメディカルトレーナーズスクール

NESTA|PFT

NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)では、PFTという資格を認定しています。この資格を取得すれば、科学的に裏付けされたトレーニングプログラムを提供して、一人ひとりのクライアントのニーズに応じ、効果的な指導ができる能力を持つことが証明されるでしょう。

PFTの取得には、以下の要件が求められます。

【必須要件】
・NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである
・CPR・AEDの技能を習得・保持し定期的にトレーニングを積んでいる
・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム 「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」にて、カリキュラムを修了する

【該当要件】
・次の1~4のうち、1つ以上の項目に該当する
1.1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
2.1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
3.体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
4.NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みである

引用元
NESTA JAPAN(ネスタジャパン) -全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会-
|PFT認定について

NSCA|CPT

特定非営利活動法人 NSCAジャパンが認定するCPTは、パーソナルトレーナーとしての専門性を証明する、国際的に認知された資格です。CPTは個人のニーズに合わせたトレーニングプログラムを作成し、クライアントの目標達成をサポートするための知識と技術が求められます。

この資格を取得するためには、NSCAが提供するCPT認定試験に合格する必要があります。試験は、運動生理学、解剖学、トレーニングプログラムの設計、クライアントとのコミュニケーションスキルなど、広い科目から出題されるため、しっかりと学習しておきましょう。

CPT認定試験の受験要項は、以下の通りです。
・NSCAジャパン会員である
・満18歳以上
・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
・有効なCPR/AEDの認定者
・NSCA-CPT認定試験に合格

引用元
NSCAジャパン|NSCA-CPT

財団法人健康・体力づくり事業財団|健康運動指導士

健康運動指導士は、財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する資格で、健康維持や体力向上を目的とした運動指導の専門家です。

健康運動指導士は運動プログラムの設計から指導までを担当し、健康状態や目標に応じて適切なスポーツ指導をします。この資格があれば、スポーツジムやフィットネスクラブをはじめ、地域の運動指導や介護・福祉施設の健康促進活動など、幅広い場面で活躍できるでしょう。

資格取得には、健康運動指導士養成講習会を受講するか健康運動指導士養成校の養成講座を修了し、健康運動指導士認定試験に合格したのち、健康運動指導士台帳に登録されることが必要です。

また、健康運動指導士の称号を獲得してからも、5年ごとの登録更新が求められます。

引用元
財団法人健康・体力づくり事業財団|健康運動指導士 健康運動実践指導者
財団法人健康・体力づくり事業財団|健康運動指導士

財団法人健康・体力づくり事業財団|健康運動実践指導者

財団法人健康・体力づくり事業財団では、健康運動指導士のほかに、健康運動実践指導者の資格も認定しています。健康運動指導士が運動メニューの作成から指導までを担当するのに対し、健康運動実践指導者は具体的な運動の実践指導に特化した資格です。

こちらの資格も、講習会を受講するか養成校の養成講座を修了し認定試験に合格したのち、健康運動実践指導者台帳に登録されることで資格が取得できます。また、登録後も5年ごとの更新が必要です。

引用元
財団法人健康・体力づくり事業財団|健康運動実践指導者とは

自分に合った職場を探すにはどうすればいいの?

自分に合った職場を見つけるためには、いくつかの方法があります。スポーツや医療といった特定の業界の職場を探す場合、専門的な情報源やツールを活用するのがポイントです。ここでは、自分に合った職場を探す方法を2つ紹介します。

就職・転職エージェントを利用する

一つ目は、就職・転職エージェントを利用する方法です。自分のスキルや希望に合った求人とマッチングしてくれるだけでなく、履歴書の書き方や面接対策など、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。

スポーツ・医療業界に強いエージェントを選ぶことで、業界特有の情報やネットワークを活用でき、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。

求人サイトで探す

二つ目の方法は、求人サイトの利用です。求人サイトでは、掲載された求人情報のなかから、自分が希望する条件で検索・絞り込みをして、自分にあった職場を探すことができます。

求人サイトにもスポーツ・医療業界に特化しているサイトがあるので、そういったサイトを利用してみましょう。とくに求人サイト「リジョブ」では、リラクゼーションや治療といった分野の求人が豊富に掲載されています。勤務地や業種・雇用形態など、自分の条件に合った求人を効率よく検索することができるでしょう。

整体師の履歴書で押さえておきたいポイントとは?

整体師の履歴書では、所有スキルや経験を明確に伝えることが重要です。基本的な書き方から志望動機の伝え方まで、適切な内容を押さえ、自分の強みや熱意をアピールしましょう。

基本的な書き方をおさらいしよう!

履歴書は丁寧な字で書くのが基本です。誤字・脱字には十分注意し、略字・略称の使用も避けましょう。もしも間違えてしまった場合は、新しい用紙にはじめから書き直してください。読みやすく、明確な情報を記載することが大切です。

志望動機ではどんなことを伝えるべき?

志望動機では、整体師を目指した理由や、その職場の志望理由を伝えます。とくにスポーツ整体に関心がある場合、熱意や経験を具体的に述べることで、より効果的なアピールになるでしょう。

面接で好印象を与えるには?

面接での好印象は、身だしなみやマナーのほか、事前の準備も重要なポイントです。

身だしなみ・マナーを忘れずに!

面接時には、清潔感のある服装と整った髪型が基本です。とくにスポーツ整体師のような医療・フィットネス業界の職業の場合、清潔感は重視されやすい傾向にあることを覚えておきましょう。

また、社会人としての礼儀正しい受け答えや、相手の話をよく聞く姿勢も重要です。

質問にスムーズに答えられるように準備しておこう

面接には、よく聞かれる定番とされている質問があります。事前に調べて自分なりの答えを準備しておくことで、スムーズに自信を持って回答できるでしょう。

スポーツ整体には専門的な知識とスキルが必要!

今回は、スポーツ整体について紹介しました。スポーツ整体は、スポーツをする人に特化した整体で、運動による特有のケガや疲労回復・パフォーマンス向上などのサポートをおこないます。

必須とされる資格はありませんが、機能解剖学や運動生理学など、人体やスポーツに関する深い知識が必要です。資格を取得する過程の学習でスキルを身につけることができ、また、一定のスキルを所有しているという証明にもなるので、資格の取得をおすすめします。

スポーツ整体師の求人を探すなら、求人サイト「リジョブ」の利用がおすすめ。豊富な掲載数の求人情報のなかから、自分にぴったりの職場を探すことができるでしょう。

リジョブは転職満足度98%※と非常に高い評価を受けています。リジョブを利用して、スポーツ整体師への道を踏み出してみてください。

※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)

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