堀越さんの話などから流行を意識し常にアンテナを張る大切さを感じました
今回は新宿にある『LaLarOomo』にお邪魔しました。
ここが聞きたい！『美容師という仕事について』
――美容師を辞めたいと思ったことはありましたか？
何度もあります。実際に辞めて、ヘアメイクをやっていた時期もありましたし。でもやっぱり美容師の仕事が面白いし自分に合っていると思って、戻ってきました。離れてみてわかるってヤツですね（笑）美容師の仕事をしている中で、自分が何をやりたいかということを考えるようになって。そこで、自分のやりたいことが適えられる環境を探していました。自分が思うスタイルや流行を提供していきたいと思って、お店を始めたというのもあります。
――一度美容師を辞めてしまうと復帰するのは難しいですか？
そんなことはないと思いますが、スタイリストになってしまうとお客様への責任がでてきます。スタイリストになったらぶれずにいた方がいい。例えば1駅でも離れたサロンに移動しただけでも、お客様にご足労をかけてしまうでしょう？結局美容師はお客様とのつながりが大切だし、信用関係のことを考えたらあんまり転職はたくさんしない方がいいと思います。
ここが聞きたい！『就職するにあたって』
――メイクやネイルの資格取得しておいたほうがいいですか？
女性はネイルの資格はあったほうがいいと思います。男性はあまり必要ないかな。ヘアメイクがしたいんだったら必要だと思いますが…ヘアメイクと美容師はぜんぜん違うからね。進みたい道によって、資格を取るか考えた方がいいと思います。
――その他にはなにか身につけておいた方がいいことはありますか？
資格を取ることももちろん良いと思うけれど、流行をキャッチするアンテナをはっておくことが大事ですね。当店ではディーラーさんを呼んで、スタッフは常に勉強しています。今のトレンドは「癒し」と「香り」かな。最近はアルガンオイル系が流行ってますね。ディーラーさんは、僕が流行りものが好きだと知っているので、色んなものを持ってきてくれます。そういったものをみて勉強していますよ！流行りものは面白いし、楽しみにして下さっているお客様もいるのでよく取り入れています。
ここが聞きたい！『学生時代のご自身について』
――学生の頃を振り返ってみて、いかがですか？
まず美容学校に入ったきっかけが本当に不純で（笑）将来のことはあんまり考えていなくて、本当は何もしたくなかった（笑）でも学校に行かなきゃと思って何となく美容学校に入ったんです。本当にたまたまでした。でも、やってみたら想像以上に面白くて、運がよかったと思います。
――学生時代にがんばったことはありますか？
正直がんばったことと言えば、バイトくらい（笑）学生時代、練習は授業で十分だったのであまりしなかったんですが、今となっては人に教えるのが難しくて。完成したものは見せられるけど、失敗したものをどうしたら良くなるかを教えるのが大変だったりします。
――学生時代もっとやっておけばよかったといことはありますか？
美容師になると遊べる時間があまりとれなくなるので、学生時代、もっと遊んでおけば良かったなと思います。遊びの中からいろんなことを知って、自分の幅を広げるべきですね。美容以外の知識も大切ですよ！
レポートを終えてみて…
後藤 祐介さん
人や場所、髪への細やかな気配りができ、それでいて気さくな堀越さん。
僕も将来は堀越さんの様な美容師になりたいと思いました。
佐藤 美乃里さん
堀越さんの話や、店内にある多数の流行りのもの（モロッカンオイルなど） から流行を意識し、常にアンテナを張る大切さを感じました。
お話をお伺いしたのは…
LaLarOomo(ララルーモ) 店長：堀越太輔さん
生年月日：1982年6月8日
出身地：東京都
血液型：Ｏ型
都内有名店でのスタイリスト・ヘアメイクの経験を経て、2013年に美容室をOPEN。「to give a joy of beauty」を元にお客様に美を提供し、日々リピーターを増やしている。
Salon Data
LaLarOomo(ララルーモ)
都内有名店で経験を積んだ、スタイリストが揃った実力派サロン！
忙しいお客様にも時間を気にせずご来店いただきたいと24時が最終受付。
ヘッドスパなどメニューも充実しています。
