「東京の美容室と言えばここ」そう思ってもらえるブランドに成長していきたい【AMA TOKYO 代表 蓬莱たけるさん】#2
韓国ヘアのスペシャリストとして、セミナー講師やメディア出演なども多数。今回は、美容師の蓬莱たけるさんにインタビュー。
名門・AFLOAT出身であり、先輩である間嶋崇裕さんと共に2022年に立ち上げたAMA TOKYOは、年々業績を伸ばしている今注目のサロン!
そんな人気店を支えている蓬莱さんの人物像とは?
【後編】では、独立から新サロン立ち上げまでと、AMA TOKYOの魅力を掘り下げます。
正社員と業務委託の両軸で、自由に働けるサロンに

――AFLOATで経験を積み、AMA TOKYOを立ち上げることになったきっかけは?
AMA TOKYOは、僕と間嶋の二人で代表を務めているのですが、実はAFLOAT時代に立ち上げた会社なんです。
大手サロンでいろいろ経験させてもらった中で、もっとこういう働き方ができたらいいんじゃないか? こんな体制が作れるのでは? と、新たな考えが出てきました。
自分たちでそれを形にしてみようということでスタートしたのが始まりです。
――働き方の形とは?
例えばですが、社員雇用しかない場合、もっと働きたいと思っても労務の規則で意外と難しい。営業時間が決まっているし、休みもとらなくてはいけない。でも業務委託という形にするともっと自由がきいたりします。
逆も然りで、プライベートの時間を大切にしたい派も働く時間が調整しやすいようになります。
――なるほど、今は働き方が選べるというのもポイントなのかも。
両軸作りたくて、うちは社員雇用と業務委託のどちらかを選べるようにしました。今いるスタッフだと割合的には半々くらいです。
最初は正社員だったけど、仕事の幅を広げたいということで、業務委託に変えたスタッフもいます。途中で変更OKとしているので、ライフスタイルや仕事への向き合い方に合わせてしっかり考えてもらえればと思っています。
――オープンが2022年とのことですが、現在は何店舗に?
1号店がここ表参道で、今は池袋にあと3店舗。池袋には韓国のヘアケアブランド「AYUNCHE(アユンチェ)」とのコラボサロンがあり、ケアメニューも充実していますよ。

――サロンとしては韓国スタイル推しなのでしょうか?
いろんな得意を持ったスタッフが多いですね。
僕は韓国ヘアを研究して打ち出してきましたが、もう一人の代表の間嶋は日本のスタイルに強いし、ウルフやボブに特化したスタイリストもいます。
一つに限らず、多方面に特化したプロ集団というのがうちの強みかもしれません。
絶対にここで働きたい、意欲と本気度が伝わる人材を求めています

――サロンとしては、これからどんな人材を求めていますか?
今はやはり組織としてもっと強くなりたいので、本気でうちで働きたい人を求めています。
プライベートの時間も大切という考え方もあり。だけど、20代の頃から全力で取り組んで力をつけた方が体力もあるし、充実するのかなとも思います。そして、30代からもっと豊かに成長していけるのでは。
――採用で重視することは?
採用もいろいろ工夫していて、昨年は特別選考会というのを11月に実施しました。
採用のタイミングとしてはすごく早いのですが、1年生の11月の時点で会社を決めている子はかなり本気度合いが高いのかなと。
AMA TOKYOに絶対入りたいという意欲がある、就職に対しての意識や想いを強く持っている、そういう部分をしっかり見たいです。
――サロンワーク以外のお仕事もあるのでしょうか?
セミナーや撮影、メイクのお仕事など、呼んでいただくことが増えました。僕だけでなく、他のスタッフも外部仕事は多くて、去年は全部で300件近くありました。
メディアなどへの露出が増えればサロンとして認知度が上がるし、スタッフの経験にもつながるので積極的に参加できればと思っています。
――働く環境としてこだわっていることはありますか?
正社員と業務委託が選べるというのは一つのポイントですが、お店での働き方は基本的にはほぼ同じです。
マインド的には、とにかく美容を楽しみながら働ける環境を作りたいです。若手の頃って、覚えることがたくさんあって、なかなか前に進めず悩むことも多いですよね。
でもそこで諦めてほしくないので、先輩たちがうまく関わってフォローすることで、前向きにがんばれる雰囲気を作っていきたいです。
目標は200人企業。地盤を固めながらさらに大きくなっていきたい

――今後の展望をお聞きしたいです!
AMA TOKYOのブランディングにさらに力を入れて行きたいです。
ありがたいことに業界では知ってもらえるようになってきましたが、一般の認知度としてはまだまだです。
東京の美容室といえばここ! と、みなさんに言っていただけるくらいの存在を目指しています。
――出店の予定はありますか?
計画していますが、エリアをどこにするか悩み中です。次の出店エリアでいろいろ変わってくると思うので、そこはみんなで慎重に話し合っています。
会社としては、地盤を固めながらもっと大きくなっていきたですね。今、従業員が60人いますが、200人が目標です。
今年の新卒は21人採用しました。いい人材がたくさん来てくれたので、みんなでがんばっていきたいです。

――最後に、蓬莱さんにとって「働く」とは?
僕は本当に仕事大好き人間。働くことが人生の根本かもしれません。
今までいろんな大変なこともあって、がんばってきたけれど、やっぱり仕事は好きと思える。
――美容師という職業の魅力って何ですか?
こんなに楽しく喋りながらできる仕事、他にないでしょ?(笑)
サロンでは、練習して、話し合って、みんなでがんばって何か目標を達成できた時、新しい景色が見えた時は本当に最高。
僕自身のことで言えば、まだまだ美容師として上手くなりたいです。新しいスタイルを作ったり、技術的にももっと高めていきたい気持ちがあります。
――代表になった今でもそう思えるのは素晴らしいです!
美容師の仕事をずっと続けたいというのはもちろんありますけど、仲間たちとみんなでサロンをやっていきたい、その気持ちが一番強いかもしれません。
取材・文:青木麻理(tokiwa)
撮影:高嶋佳代
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