美容部員の志望動機で伝えるべきこととは？｜面接で気をつけたいポイントとは
美容部員を目指して求人に応募する際には、志望動機を明確にしておくことが大切です。志望動機の考え方と志望動機の例文、面接時の注意事項についてご紹介します。
美容部員になりたい！ 志望動機ではどんなことを伝えればいいの？
美容部員として働く場合、まずは求人に応募して採用してもらわなければなりません。ここでは、美容部員の志望動機としてなにを伝えるべきなのかを解説します。
志望動機とは？ どんな風に考えればいいの？
求人に応募する際に提出する履歴書には、「志望動機」という欄があります。面接でも「なぜ美容部員として働きたいのか」は必ず問われる質問事項のひとつです。この志望動機があいまいだったり、ただ単にその化粧品ブランドが好きだからという理由で応募したりしている場合には、もう少ししっかり練りこんだ方がよいでしょう。
志望動機を考えるときに必要なこととは？
志望動機を客観的に考えるためには、そのブランドの魅力だけでなく競合するほかのブランドとの差異、美容業界全体の状況などを踏まえる必要があります。そして、そのなかでなぜその企業を志望するのか、複数の視野で考えなければなりません。つづいては、それぞれの視点について確認しておきましょう。
1. ブランドの研究｜働く目線でブランドに触れる
志望動機ではいかにそのブランドが好きかということよりも、そのブランドの美容部員として働いてなにをしたいのかを伝えることに比重を置くとよいでしょう。働く目線で客観的にそのブランドについて触れているほうが、熱烈なファンだとアピールするよりも好感を持たれます。
他社と比べてその企業のどこがよいのか、美容業界でどのような役割を果たしているのか、その企業の美容部員として働くことでお客様にどうなっていただきたいと思うのか、という志望動機を伝えることが重要です。
2. 美容業界の研究｜競合他社についても知っておく
応募する化粧品ブランドの企業について客観的なコメントをするためには、そのブランドだけでなく、競合他社などを含めた美容業界全体について知っておくことが大切です。まずは美容業界誌や化粧品業界誌などの専門雑誌、就活のための業界研究がまとめられている本やサイトを活用して、研究してみるとよいでしょう。
さらに、志望企業の競合他社にはどんな企業があるのかを調べ、そのうえでなぜ応募する化粧品ブランドの企業で美容部員として働きたいのか、という志望動機をまとめてみましょう。
上手に熱意をアピールしたい！ 志望動機で伝えるべきこととは？
履歴書や面接で美容部員になりたいという気持ち、志望動機を伝える際に、どのような要素を含めるとよいのでしょうか。
1. 美容部員になりたいと思った具体的なエピソード
志望動機を伝える際には、自分が美容部員を志すきっかけとなった具体的なエピソードに触れることで、ストーリー性が生まれ、相手に熱意を理解してもらいやすくなります。
2. そのブランドや店舗でなければダメな理由
美容部員として働くのが夢であるとして、なぜ応募する化粧品ブランドの企業でなければならないのかという理由も必ず明記しましょう。
3. 入社後の目標・仕事を通した自分の将来像など
入社できた場合、どのように仕事に取り組んでいきたいかだけでなく、仕事を通じて自分はどんな人間になりたいかといった、より広い視野のビジョンを問われることもあります。それらをしっかりと答えられるように準備しておきましょう。
こんな志望動機はNG！｜好きや憧れのみ
化粧品ブランドのような固定ファンに繰り返し商品を買ってもらう必要がある企業は、就職してみて「イメージと違った」と感じられてしまうことを危惧します。せっかく自社ブランドのファンだった人が、美容部員として働いてみたことで、そのブランドに悪いイメージを持ってしまうことは二重の損失となるからです。
このような理由から、ブランドが好き、憧れていたといった志望動機では採用を決めるための説得力に欠けてしまうので避けるようにしましょう。
履歴書にはどう書くべき？ 志望動機の例文を紹介！
「ポイントはわかったけれど実際に履歴書の志望動機を書く際にはまだ迷ってしまう」という方のために、3つの例文をご紹介します。
エピソードで美容部員になりたい気持ちをリアルに伝える
なぜ御社でなければならないのかを客観的に伝える
御社でどのように働いていきたいのかを前向きに伝える
面接で志望動機を伝えるときに気をつけたいポイントとは？
志望動機を整理できたら、次はいよいよ面接本番の準備をしましょう。いくら説得力のある素晴らしい志望動機があっても、それを面接の際に上手に伝えられなければ意味がありません。採用担当者の心を動かし、採用を勝ち取れる面接にするための志望動機の伝え方と、面接で気をつけたいポイントについてご紹介します。
1. 笑顔でハキハキと対応しよう
自分自身が緊張すると、どうなるか知っていますか。緊張すると声が小さくなる、早口になる、うつむいてしまうという自覚がある方は、大きな声でゆっくりと、顔をあげて話をするように気をつけましょう。
美容部員は接客業です。面接の際には話す内容と同じくらい、態度を見られています。緊張していてもうつむかず、面接官の目を見て、笑顔でハキハキと話すようにすることが大切です。「採用面接の際に緊張するのは当然」と開き直ってしまうとラクになるでしょう。
2. 順序よく伝えよう
面接官は履歴書を見ながら面接をしている場合が多いものですが、複数の面接官がいる場合には履歴書が手元にない面接官もいることがあります。聞いているだけの人も理解しやすいように、なぜ美容部員になろうと思ったのか、働くのがなぜ御社でなければならないのか、入社後のビジョンについて、をそれぞれ順序よく伝えられるようにしておきましょう。
ただし、面接のやり方によっては答える順番が変わることもありますので、面接官の言葉をよく理解して回答することが大切です。
3. 履歴書の内容にプラスして答えられるように
志望動機については、より具体的に履歴書の内容にプラスして伝えられるように準備しておくとよいでしょう。とくにエピソードを話す際には、履歴書に書いたものをそのまま読み上げるように話すのではなく、地名や店舗名など、より具体的な内容を加えながら話すことで信ぴょう性が増します。
さらに面接では、面接官からより深堀して質問されることがありますので、想定される質問をピックアップして、どう答えるのかを考えておくと安心です。
採用担当者に熱意を上手にアピールしよう！
志望動機では、美容部員になりたい理由、その企業で働きたい理由、自分が目指したい姿を具体的、客観的に整理して準備することが大切です。面接では緊張していても、ハキハキと笑顔でアピールできれば相手に熱意も届くでしょう。
参考元：
アフロート美容専門学園 美容部員の志望動機を書く時のポイント・美容部員に向いている人・志望動機の例文を紹介
