素直で成長意欲がある美容好きの人のマッチ度が高い傾向。やりがいを感じられるようにサポートを【アトリエはるか 人材マネジメント部 採用担当 八谷亜優子さん】#4
美容業界を目指す学生、新天地を目指す人たちにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
前回に引き続き、ヘア&ネイル専門店として全国に65店舗を展開をしている「アトリエはるか」採用担当の八谷亜優子さんにお話を伺います。
最終回となる今回は、採用事情の総まとめ! アトリエはるかが最もほしい人材とは? 求める人材がもたらしたケースもあわせて伺います。
お話を伺ったのは…
アトリエはるか 人材マネジメント部 採用担当 八谷亜優子さん
ヘアメイクアーティストとして14年活動したのち、人材マネジメント部に配属。現在は、採用に関する業務に従事。
4つのキーワードが求める人材のカギに

――「この人だ!」と採用を決めるポイントは?
素直で成長意欲があり、美容が好きで取り組む覚悟がある人。それに加えて、チームワークを大切にできること。
アトリエはるかではそれぞれの職種のスタッフが一緒に働いていて、別の職種のスタッフの手伝いをすることが当たり前です。たとえば、ヘアメイクスタッフがネイリストスタッフのサポートをするとか。他にも、新人では技術不足なスタイルを要求されたら途中で先輩に代わるなど、予測不能な状態にも周囲と協力し合って取り組む必要がありますし、いずれの場合も店舗内の連携が必要不可欠なのです。
自分のことだけをやっていればOKということではなく、いかに周りと連携して、お客様を笑顔にできるのかが重要視しているポイントです。周りの人が成功したら自分のことのように嬉しいと思える人は向いていると思います。
――実際にそういう人を採用して、サロンに与えた影響を教えてください。
当てはまる方は、店長として活躍しています。
うちでは、全部の技術を習得するのに1年くらいが目安と考えられていますが、合格した技術から接客に入ることができるので、合格する技術が増えるほど評価してもらう段階が早まります。個人差はありますが、早い人だと最短2年目にして店長に抜擢されたスタッフがいました。
誰かのために一生懸命になれる人が活躍中
――求める人材であればあるほど、役職にも抜擢されやすいのですね。
求める人材が全員必ず店長に抜擢されるとは限りませんが、自分のことと同じように周囲のことを考えられる人が個人としても、役職についても活躍しています。抜擢されるには、周りから「この人に店長をやってもらいたい」と思われる人でなければ難しいと思っています。
――では、あまりマッチしないと思う人の特徴を教えてください。
アトリエはるかはチームで仕事に取り組むため、利己的な人はマッチしにくいかもしれません。一人で取り組むことが好きな人よりも、目標に向かってチームで協力し合うことが好きな人の方が合うと思います。
学生のうちにいろいろな経験を。入社後のサポートも積極的に

――学生時代に経験しておくと良いことを教えてください。
学生のうちにいろいろな経験を積んでほしいです。たとえば、自分の知らないところや話題のスポットに旅行したり、美容の知識を増やすために勉強したり。本を読むことや人気の飲食店に行くこともおすすめです。自分の経験として蓄積し、のちに接客にも役立つはずです。
――入社後に期待することは?
いきいきとやりがいをもって働いてもらうことを一番期待しています。
説明会のときから一番身近でいろいろなやりとりをしているので、いざ入社して楽しそうに働いている様子が見られることをとても嬉しく感じます。これからも現場で働いているスタッフたちがいきいきと働けるようにサポートしていきたいと思っています。
アトリエはるかが求める人材の特徴まとめ
1.素直で成長意欲がある人
2.何事にも周りの人と協力して取り組める人
3.一から学ぶ姿勢を持てる人
取材・文/東 菜々(レ・キャトル)





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