最後まで諦めない姿勢を評価! 面接は「アトリエはるか」でなければいけない理由を明確に【アトリエはるか 人材マネジメント部 採用担当 八谷亜優子さん】#3
美容業界を目指す学生、新天地を目指す人たちにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
前回に引き続き、ヘア&ネイル専門店として全国に65店舗を展開をしている「アトリエはるか」採用担当の八谷亜優子さんにお話を伺います。今回は、一次選考と二次選考について。
お話を伺ったのは…
アトリエはるか 人材マネジメント部 採用担当 八谷亜優子さん
ヘアメイクアーティストとして14年活動したのち、人材マネジメント部に配属。現在は、採用に関する業務に従事。
一次選考では第一印象と一生懸命に取り組む姿勢が好印象

――重要視している一次選考についてお聞かせください。
どのような流れで行われるのでしょうか?
毎年変動はありますが、面接官2人に対して学生が6〜8人まで。私と、本部の教育担当者またはサロンの店長が同席します。
試験内容は面接というよりも、グループでのディスカッションがメインで、だいたい2時間かけて行います。
――試験時間について、一般的な選考に比べると長いようにも感じますが。
私たちは、志望者の取り繕った姿ではなく、「普段」の様子を見られることを望んでいます。一般的な選考時間ではそれを見極めることが難しいですが、時間をかけるほどその人の素の姿を見られる確率は高いです。より細部までその人を知ることができますし、ギャップを生まずにお互いの理解を深めるために必要な時間なのです。
――選考時に重要視しているところは?
接客業ですから、第一印象も重要視しています。元気良くお客様を迎える必要があるので、最初から暗い印象が強い方は不安を感じてしまうかもしれません。そのため、この一次選考時は練習だと思って、口角を上げて話す大切さをお伝えしているのです。
二次選考ではアトリエはるかでないといけない理由が聞きたい
――では、一次選考を通過したあとの流れを教えてください。
一次選考を通過した方には、グループ面接を受けていただきます。面接官は役員以上の2名で、学生は5人くらいで行います。
――二次選考の面接で必ず聞くことは?
会社に入りたい理由を聞いています。ヘアメイクアーティストやネイリストになりたい動機よりも、なぜアトリエはるかに入りたいのかを重要視しています。ただ、その職種を目指すだけならうちじゃなくても良いですから、数あるサロンの中でもうちを選んだ明確な理由を聞きたいのです。
――志望動機の他にしている質問はありますか?
過去のことをベースにした質問が多いと思います。今まで、どのような経験をして、それをどう乗り越え、過ごしてきたのかなど、揺らがない過去の出来事について詳しく聞かせてもらいます。
――二次選考で好感を持たれる人の特徴を教えてください。
自分の言葉で自分の想いを簡潔に答えられる人は好感を持ちやすいです。
中途採用で求める人材はお客様の笑顔のために動ける人

――中途の採用について、フローを教えてください。
履歴書を持参いただいて、1回の面接で合否を決めます。
――もともとどういう職種の方からの応募が多いですか?
サロンに所属しているスタイリストだったり、ブライダルやフォトスタジオで活躍するヘアメイクアーティストが多いかなと。ヘアメイクの仕事を希望する方のほとんどが、所属していたサロンとのマッチ度や雇用形態のギャップを感じて退職しています。
――どういう人材を求めているのですか?
美容を通じてお客様を笑顔にしたい、いろいろな人を輝かせたいなど、相手を喜ばせたいと思っている方が望ましいですね。技術面でいうと、どれか一つと言わずにトータルで技術を身につけたい人には合っていると思います。
評価が高くなる一次・二次選考&中途採用のポイント
1.苦手なことでも一生懸命に取り組むことができる
2.アトリエはるかでなければいけない理由が明確にある
3.中途採用は美容を通じてお客様を笑顔にしたい気持ちが伝わる人
取材・文/東 菜々(レ・キャトル)





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