ネイリストが美容師免許を取得するメリットとは? 働きながら通える専門学校・通信コースを紹介

2020年現在、ネイリストとして仕事をするうえで必要な国家資格はありません。しかし近年、美容師の免許を取得するネイリストが増えています。そこで、ここではネイリストが美容師免許を取得する理由とメリットを解説していきます。

働きながら美容師免許を取得することができるスクールもご紹介していますので、美容師免許取得を検討されているネイリストの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ネイリストが美容師免許を取得するメリットとは?

ネイリストが美容師免許を取得することには、多くのメリットがあります。ここでは、具体的にそのメリットをみていきましょう。

お給料UPにつながる|ネイルだけでなくヘアカットもできる

最近は、ネイルサロンが併設されている美容室が増えています。ネイリストとして施術ができることに加えて美容師としてカットやカラーなどの施術をおこなうことができれば、当然ながらネイルの施術だけおこなうよりも高い収入が望めるでしょう。

ネイルとヘアスタイリングの施術をおこなえることで、お客様のトータルコーディネートが可能になります。それはお客様との信頼関係を築くことにつながり、結果として顧客獲得に役立つはずです。

まつ毛エクステ(まつエク)・まつ毛パーマの仕事もできるようになる

ネイルと美容室を併設しているサロンが増えていますが、ネイルとまつエクが併設したサロンも近年増えています。

まつエクは美容師免許を取得していないと施術がおこなえないと法律で定められているため、美容師免許は必須です。美容室同様、2つの施術をおこなえることで収入アップと合わせて顧客獲得につながります。

就職先の選択肢が増える・PRポイントになる

ネイルとまつエク、ヘアスタイリングの施術がおこなえるとなれば、就職においても選択肢が広がるでしょう。ネイルと美容室が併設されたサロンで両方の施術をおこなうのもよいですし、将来的に美容師1本でやっていきたいとなれば、ヘアスタイリストとして美容室に就職することが可能です。

「複数のわらじ」をもっていることは、自分の将来性を広げることにもつながります。

独立開業してサロンを開く時にも役立つ

将来的に独立を視野に入れている場合、ネイルとヘアスタイリング、まつエクの施術を複数提供できれば、1人でも多くのメニューを提供することができます。

近年はエステやネイル、まつエクなど複数の施術を提供する「トータルビューティーサロン」が増えていますので、多くの施術を提供できるサロンは珍しくありません。複数の施術をおこなえる技術は、独立開業のうえで大きく役立ちます。

美容師の資格を取るにはどうすればいいの?

美容師の資格を取得するためには、いくつかのステップを踏んだうえで試験を受けることが必要です。ここでは、資格取得までの流れについて解説していきます。

美容師の国家試験に合格する必要がある

美容師免許は国家資格になりますので、国家試験を受験して合格することが必要です。試験は年に1回になるので、しっかりと勉強スケジュールを立てて臨むようにしましょう。

国家試験の受験資格とは?

美容師の国家試験を受験するためには、美容師の養成施設で所定のカリキュラムを修了する必要があります。一般的に「美容学校」と呼ばれ、現在は中卒以上であれば入学が可能です。

美容学校にはさまざまなコースが設置されており、全日制と夜間制は2年以上、通信制は3年以上のカリキュラムを修得することで受験資格を得られます。また美容室の実務経験がある場合は、これよりも短い期間で受験資格を得ることが可能です。それぞれのスキルなどによって、受験資格が変わってきます。

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働きながら技術が学べる! 専門学校の夜間部・通信コースを紹介

現在ネイリストとして活躍している人が美容師免許を取得する場合、できれば働きながら美容学校で勉強したいと考えるのではないでしょうか。ここからは、働きながら通うことができる美容学校とカリキュラムをご紹介します。

東京文化美容専門学校 夜間部

東京文化美容専門学校は、「夜間部」を設置している学校です。昼間働きながら2年間夜間部に通い、美容師国家試験の受験資格を得ることができます。

学費が比較的手頃であることと、6年間国家試験の合格率が100%であることから人気のある美容学校です。

出典元:東京文化美容専門学校 東京文化の夜間部が選ばれる理由

エビスビューティカレッジ 夜間部

エビスビューティカレッジの夜間部は、少人数制でしっかり技術を習得できる点が特徴になります。

恵比寿という通いやすい立地にあり、おしゃれなエリアであることから感性を磨きやすい環境が人気です。美容師免許を取得するための必須科目のほか、メイクやカラーコーディネートなどが学べる選択科目が用意されています。そのため、ネイリストとしての技術を磨くことにも役立つでしょう。

出典元:エビスビューティカレッジ 夜間部

日本美容専門学校 夜間部

日本美容学校の夜間部は昼間部とまったく同じカリキュラムで進みますので、技術不足の心配がありません。

課外授業としてまつエクやエステティックを学ぶコースもありますので、さまざまな技術を身に着けたい人にぴったりです。日本美容学校の夜間部は、入学資格を「高校卒業以上」と定めています。

出典元:日本美容専門学校 通信科

通信科もアリ

日本美容学校は、通信課程を設置している学校です。通信課程は中学卒業以上で入学できますので、学歴を気にする必要はありません。夜間部よりも仕事と学業の両立がしやすいうえに、授業料が低価格となることも魅力です。

山野美容専門学校 高等課程

数ある美容学校のなかでも広く知られている「山野美容専門学校」の夜間部は、国家試験合格に向けてのサポートが充実しています。さらに、卒業後の就職サポートが手厚い点が特徴です。

サロンのなかにはネイルと併設されているところもありますので、新たなキャリアを目指している人に対する将来性が広がります。

出典元:山野美容専門学校 高等課程

通信課程もアリ

山野美容専門学校は、通信課程を設けている学校です。スクーリングに通いやすいカリキュラムが組まれていることから人気があります。

美容学校の通信課程は、スクーリングの期間が決まってしまっているところが多いのです。しかし山野美容専門学校では、季節ごとのスクーリングと夜間のスクーリングから通いやすい方を選ぶことができます。さらに、3年間の学費が安い点も魅力です。

出典元:山野美容専門学校 通信課程

NRB日本理容美容専門学校 夜間部美容科

NRB日本理容美容専門学校の夜間部美容科は、トータルビューティーコースとスペシャリティコースの2つのコースを設けています。

トータルビューティーコースでは着付けを学ぶことができるので、より幅広い技術を習得したい人におすすめです。スペシャリティコースでは、よりヘアスタイリストとしての技術を深く学ぶことができます。2年間、昼間過程とまったく同じカリキュラムで学べる点がポイントです。

出典元:日本理容美容専門学校 学科紹介夜間部美容科

通信科もアリ

NRB日本理容美容専門学校は、夜間部の場合は高校卒業以上の学歴を必要とします。しかし通信課程は、中学卒業以上から入学が可能です。ただし講習科目が増えるため、学費については学校に確認してみると良いでしょう。

美容師免許を取得して仕事の幅を増やそう!

働きながら美容師免許を取得することは、決して簡単ではありません。しかしスキルを大幅に広げることができるため、確実な収入アップが期待できます。とくにまつエクとネイルサロンが併設しているところが増えていますので、両方の施術ができれば仕事の幅を増やすことが可能です。

美容師免許取得に向けて学ぶことでサロン運営についての知識や衛生面など、ネイルとは違った分野での学びを得ることができます。さらに国家資格を取得したことで、自分自身の大きな自信にもつながるでしょう。社会人向けに通いやすいカリキュラムを用意している美容学校も多いので、ぜひ美容師免許の取得を検討してみてください。

出典元:
厚生労働省 理容師・美容師免許の取得まで
理容師美容師試験研修センター受験資格

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