こだわりが光る! サロン専売プロダクト名鑑 『Shell Bearオリジナル/ShellBear銀座店』
サロンのこだわりが垣間見える自社開発のプロダクト。配合成分が珍しいもの、パッケージにこだわりがあるもの、開発者の想いが込められているものなど、そのラインアップは実に様々です。
ここでは、各サロンで開発されたプロダクトについて、開発者にインタビューを実施。毎回様々なヘアサロンの専売商品をご紹介します。「自社開発したい!」「他社のこだわりを知りたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
今回は、2015年1月に誕生した働く女性のためのサロンShellBear銀座店が開発した「シャンプー、トリートメント、オイルのShell Bearオリジナル」をご紹介します。
「Shell Bearオリジナル」を開発したのは…
ShellBear銀座店 代表 熊谷壮太郎さん
ShellBear 銀座店 代表。美容師歴10年。日本屈指の有名店で腕を磨いた後、新店舗立ち上げに関わる。その後、2015年1月に自身のブランドであるShellBearをオープン。得意な施術は、ショートの似合わせスタイル。趣味は銀座巡りと撮影。
「洗練された空間で、上質なオリジナル商品をご提供!」
――まずは、ShellBear銀座店について教えてください。
ShellBear銀座店は、30~40代の働く女性をターゲットにしているサロンで、コンセプトは大きく2つあります。1つ目が「ナチュラルできれいな髪のご提供」です。「おしゃれの流行を追うよりも、その方が本来持っている魅力を引き出す髪型」をご提供しており、そのために商材には、とくにこだわっています。最新のものから、長く愛せる人気商品までを厳選して取り揃えていて、その1つが世界初のオーガニック認証をとった「villalodola」のカラー剤です。他にも「MOROCCANオイル」や「Aujuaオージュアトリートメント」なども揃えています。
――2つ目は、どのようなコンセプトでしょうか?
2つ目のコンセプトは「プライベート空間でのサービス」で、プライベートな雰囲気を生むためには、いくつかこだわりがあります。まず、物件がビルの5階に入っていて、入口はオートロックです。安心感と特別感を演出することができる他、路面ではないので外が気になることがなくリラックスできる環境が整っています。
また、店内をカーテンで仕切っていることもこだわりのポイントです。人数によって席を囲うことができるので、友人同士やカップルで足を運ぶお客さまもいらっしゃいます。銀座は、ビジネスパーソンで賑わっている洗練された大人の街なので、疲れている方々が日常を忘れてくつろげる雰囲気を目指しました。
――それでは、オリジナル商品について教えてください。
開発した商品は、シャンプー、トリートメント、オイルの3つがあります。最初に作ったのはシャンプーで、開発のきっかけはサロンの方向性に合った商材がなかなか見つからなかったからです。そこで、できるだけオーガニックの成分を使った商品を作りました。
また、スタッフが手荒れで困っていたことも「商品を作りたい」と思った理由です。そのため、小さなお子さまにも使用できるほど、身体に優しいシャンプーに仕上がっています。お客さまから「肌感がとても心地よくてうれしいです」という声を聞くことも多いですね。
次に、トリートメントはシャンプーに合わせて開発しました。こちらも成分はオーガニックにこだわっており、「素髪に近いサラサラとした指通りになりました!」という感想をいただいています。ちなみに両商品ともにパッケージにこだわり、銀座の街並みをイメージした上品なデザインに仕上げました。
――続いて、オイルはどのような商品なのでしょうか?
オイルは、自然体のスタイルを好むお客さまのために作った商品です。こだわりのポイントは扱いやすさで、もっとも心地よく使える最適な粘度を求めてテストを繰り返しました。現在の商品は、手の平に乗せた時に、体温で適度に溶けるので「伸ばしやすくて、髪にもよくなじむ」と好評です。
サロン発のオリジナル商品を成功させる3つのポイント
サロン発のオリジナル商品を成功させるポイントをまとめると下記の3つでした。
1.サロンに導入している商材とマッチする商品を開発する
2.成分にこだわり、お子さまでも安心して使える品質に仕上げる
3.扱いやすさを求めてテストを繰り返す
現在は銀座にも個室型サロンが増えていますが、オープン当初はそれほど多くはなかったという熊谷さん。「シャンプースペースも完全個室で、スタッフや他のお客さまから施術中の顔が見えないように配慮しています」と、笑顔で話します。銀座で働く洗練された女性から高い支持を得ている「Shell Bearオリジナル」に興味がある方は、サロンに足を運んでみてはいかがでしょうか?