販売力のある美容部員を育てるには? 美容部員の新人教育の方法とポイントまとめ

化粧品やヘアケア商品を販売する美容部員はただお会計をするだけでなく、お客様の相談にのったりアドバイスをしたりしなくてはなりません。商品の知識だけでなく、高い接客スキルが必要です。
また、美容部員の振る舞いや身だしなみがブランドイメージを左右します。

美容部員の教育内容は多岐にわたるため、はじめての新人教育で苦労されている方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな悩める方のために美容部員の教育方法とポイントをご紹介します。

私はこうして育てる! 販売力のある美容部員の育て方

美容部員の教育のゴールは仕事を覚えてもらうだけでなく、販売力のある美容部員に育成することです。しかし、実際は仕事を覚えてもらうだけで精一杯で、そこまでは手が回らない方も多いのではないでしょうか。

うまく教育できるようになるためにはある程度の経験が必要ですが、教えるときのポイントを知っておくことで効率よく新人社員を教育できます。今回は、経験豊かな先輩が実践している新人社員の育て方をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

なにを教えるべき? 美容部員の新人教育の方法とポイントを解説!/

新しい仕事を覚えてもらうためには、新人社員に繰り返し練習して覚えてもらうしかありません。ですが、教える側もできるだけわかりやすいように、そしてモチベーションを維持しやすいよう考えてあげることも大切です。そこで、新人社員がわかりやすく仕事が覚えやすい教育方法と美容部員の教育でどうしても外してはならないポイントをご紹介します。

新人社員と関係を築く

基本的には新人と仲よくなるというよりは、信頼関係を築くことが重要です。たとえば、質問をしたときにどんな些細な質問にも丁寧に答えれば、わからないことはどんなことでも質問できると信頼してもらえるでしょう。

しかし、信頼関係が築けていないと、わからないことをそのままにする、できないことは適当にごまかす、ミスをしても報告をしないなど、仕事を覚えないだけでなく、のちのち大きなトラブルに繋がる可能性もあります。信頼関係を構築するためには、こちらから挨拶をする、呼ぶときはきちんと名前で呼ぶ、相手の意見を尊重するなどが効果的です。

接客マナー|笑顔や細やかな配慮

美容部員には基本的な接客マナーが必要不可欠ですが、お客様のほとんどは今よりもきれいに、そして魅力的な女性になるために商品を購入します。そのため、美容部員には女性らしい振る舞いと話し方、細やかな配慮も求められるでしょう。

だからといって「もっと女性らしく」と説明しても、どこをどう直してよいかわかりませんよね。新人社員にはどのような接客マナーが必要なのか、具体的に教えることが大切です。たとえば、商品やお釣りを渡すときは片手を添える、会話をしているときはアイコンタクトと笑顔を絶やさない、お客様とは適度な距離間を保つなどといった細やかな配慮を心がけることが該当します。美容部員の接客マナーにおいて、これらは大切なポイントであることだと教えてあげましょう。

身だしなみ|ブランドの顔として相応しい身だしなみを

ブランドのイメージは商品のパッケージや店内の装飾だけなく、美容部員の身だしなみにも左右されます。美容製品はブランドイメージがとても重要なので、美容部員にはそのことをじゅうぶん周知させておきましょう。自社ブランドのコンセプトにあったヘアスタイルやメイク、色使いなどを紹介しておくのもおすすめです。

また、お客様がその商品を使ってどのような効果がえられるか、美容部員をみて判断することもあります。美容部員には取り扱っている商品を使う部位(スキンケア商品を取り扱っているならお肌、ヘアケア商品なら髪の毛)のお手入れ方法を伝授し、日ごろからきれいに保っておくことも大切です。

商品知識|インプットするだけでなくアウトプットも

一方的に仕事を教える「インプット」よりも、自発的になにかをさせる「アウトプット」のほうが、学習効率が高いといわれています。そのそも「インプット」というのは、講師が資料を作成・配布し、講師がすべて教えるもので、「アウトプット」は講師の話を自分でまとめさせ、やり方を考えさせるものです。

美容部員には商品や美容の知識を覚えてもらうことが重要なため、「インプット」になりがちです。しかし、「アウトプット」の教育を心掛ければ学習効率を向上させるだけでなく、教える側の理解度も確認できるので大変おすすめといえます。

技術研修|まずは自分が実演してみせる

最近は便利なソフトやアプリがいろいろあるので、だれでも簡単にきれいな資料が作れるようになりました。ですが、資料の質と教えられる側の理解度は比例するわけではありません。教えられる側としては、やはり詳しい説明がある資料を読むより、実際に目の前で実演してもらったほうがわかりやすいです。

実演するときは工程を細かく分け、その都度気をつけるポイントを説明しましょう。実演して見せたあとは新人販売員にも実際にやってもらうと、より理解度がアップします。もし、このとき間違ってしまったとしてもその場で注意できるので、すぐに訂正することが可能です。

できたところはきちんと褒める

新人教育の担当になったら、通常の業務をこなしながら新人社員の指導をすることになります。仕事を覚えてもらうだけで精一杯になってしまう人もいますが、大変な思いをしているのは新人社員も同じです。できないことを指摘するばかりでなく、できていることに気づいたら、面倒臭がらずきちんと褒めてあげてください。

褒めるという行為は、相手に自信をもたせ、やる気にさせるだけでなく、自分の仕事が間違っていないことを確信させることができます。褒めるときは「がんばってるね」「よく覚えたね」といった曖昧な言葉ではなく、どの仕事の「どこ」が「どのように」よくできていたのか、具体的に褒めてあげることがポイントです。

注意点は叱らず伝える

何度も同じ間違いをされたら、ときには感情的になってしまうこともありますよね。だからといって、感情に任せて叱るだけでは新人社員に仕事を覚えさせることはできませんし、新人社員との関係も悪くなってしまう可能性も。必要なのは、直すべきところを的確に伝えて注意するということだけです。もし感情的になってしまったときには、一度深呼吸をして心を落ち着かせましょう。

新人社員が同じ間違いをしたり、業務を忘れてしまったりする場合は、その仕事の必要性を理解していないこともあります。仕事を教えるときは仕事内容だけでなく、なぜその仕事が必要なのかについても説明するようにしましょう。

教えたことのフォローもおこなう

新人社員のなかには、わからないことをうまくまとめられなかったり、相手に迷惑を掛けたくないという思いがあったりして、自分から質問をしない人もいるはずです。そのため、質問がないからといって新人社員が仕事を理解してくれたと勝手に解釈してはいけません。

時間が経てば経つほど質問はしづらくなってしまいます。また、質問せずに仕事内容を忘れてしまったときには、再度教える必要が出てきてしまうのです。教えっぱなしにはせず、早いうちにこちらからフォローをしてあげましょう。どのくらいできるようになったか確認してあげるだけでなく、色分けしたタスクリストやスケジュール表を作成するなどして、やるべき仕事が視覚で確認できるようにしてあげると親切ですよ。

新人教育は根気強く丁寧に! コミュニケーションを取りつつ進めよう

新人社員にはさまざまなタイプがいるため、なかには何度も繰り返しやらないと覚えられない人もいます。器用で物覚えがよい人にとっては同じことを教えることは耐え難いかもしれませんが、新人教育では根気と丁寧な教え方がなによりも大切です。新人教育1年目はとくに大変かと思いますが、今回ご紹介したことを参考にコミュニケーションを取りつつ、がんばってみてはいかがでしょうか。

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