軽さ!肌触り!華やかさ!どれをとっても満足度十分!【光透けるストール#2】
日本国内のモノづくり、どのくらいご存知ですか?
大量生産に埋もれて、ますまず価値のあるものが見失われていくいまこそ、丁寧なモノづくりをしているブランドを知るべき時です。
日本全国の、さまざまな“モノ”や“コト”をストーリーを交えていま一度見直してみるこの連載では生活を豊かなものにしてくれるモノやコトに出会えます。
軽くて華やか「光透けるストール」の秘密とは?
この“光透けるストール”を手に取った人は、大概の人が「大判なのに、なんて軽くて、そして肌触りがいいのかしら!」と驚くといいます。
このストールが誕生するのには、生地メーカーの熱い想いがたっぷり込められたストーリーがありました。
春のおしゃれにも大活躍する、このMade in Japanの美しいストールの人気の秘密をお教えします。
Part2.薄くて軽くて、そしてカラフル!
静岡県掛川市にあるテキスタイルメーカー「福田織物」が作る「光透けるストール」。前回はこのストールが生まれるまでのバックストーリーをお届けしましたが、今回パート2では、このストールの魅力についてお伝えします。
静岡県掛川市にあるテキスタイルメーカー「福田織物」が作る「光透けるストール」。前回はこのストールが生まれるまでのバックストーリーをお届けしましたが、今回パート2では、このストールの魅力についてお伝えします。
さらりと巻くだけで、いつものコーディネートが違うものになる深く美しい色のストール。ストールは、85㎝×200㎝という大判サイズなので、いろいろな巻き方を楽しめます。そしてこのサイズなのになんと重さはたったの45g! しかも薄いので、畳めばスマートフォンサイズにまでコンパクトになるのだとか。だからバッグの中にいつも一枚忍ばせておきたくなるストールです。また、首に巻きつけた状態で、80パーセント光を遮蔽するとのことで、UVカット加工はされていなくとも、しっかり首回りの光を防いでくれるということが検査で証明されているそう。コットンだから夏専用? なんていうことはありません。超極細の糸を織り上げているので、巻きつけるとふんわり空気を含み、冬でも大活躍です。また、薄手のコットンだから自宅で手洗いもでき、いつでも清潔で気持ちよい状態でストールが巻けるのもうれしい限りです。
無地だけでも全30色という豊富なカラーバリエーションに加え、最近ではプリント柄も登場。プリントは、横浜にあるプリント工場で行われています。上品な透け感が、重たくなりがちなプリント柄も軽やかに見せてくれるので、いままでプリントのストールは苦手、というかたにもトライしてもらえるのがこのストールの魅力のひとつでもあります。すでに無地は色違いで何枚も持っているというヘビーユーザーもいらっしゃるとか。このプリントのタイプもきっとワードローブに加わることは間違いありません。
光透けるストールは、自社のショッピングサイト以外に、百貨店のポップアップショップなどでも手に入れることができます。どの色を選ぼうか、迷ってしまいそうですが、この世界的にも珍しい超極細の糸で織られたストールは、その高い技術力を考えるとかなりリーズナブルなお値段。機能的でいておしゃれな色や柄のラインナップ、とストール好きをときめかせる要素がたくさん。好きな色をシーズンごとに増やしていく楽しみもありそうですね。世界的なラグジュアリーメゾンからも愛される、メイドインジャパンのすぐれたテキスタイルから生まれたストールは、本当に上質なものを手に入れるという意味でも価値があるものです。
構成・文/高橋麻紀子
季節を通してファッションを楽しむための必需品【光透けるストール#1】 >>