マカオ

医食同源でおいしいチャイニーズ+αを満喫!美しくなる旅マカオ #4

かつてはポルトガル領だったマカオ。現在は中国に返還され、独立した自治区として以前よりパワーアップした人気の観光地として知られています。日本ではマカオといえばカジノのイメージがあるかもしれませんが、コンパクトな街には世界遺産をはじめ、さまざまな楽しみがぎゅっと詰め込まれ、訪れる人のスタイルで楽しめるという場所なのです。

たとえば、東洋と西洋が美しくミックスされた独特の雰囲気、豪華なホテルやスパ、豊かな食、エンタメなど、五感を全部使って楽しめるのがマカオの最大の魅力。つまり、美容に関わる人なら、得るものも多い旅先です。女子旅やファミリー旅、そして社員旅行など、近場の海外としておすすめの場所。五感を刺戟するマカオ旅を、さまざまな切り取り方で6回にわたりご紹介します。

パート4は、おいしいマカオ。医食同源ともいえる極上チャイニーズ、ここならではの豊かな食文化をご紹介します。

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旅先の楽しみはその土地のものを食べること。ホテルで極上チャイニーズ

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蒸した野菜にゼリー状のPeach Gum(桃の木の樹脂を固めたもの)という食材を使った一品。このPeach Gumは健康や美容に良いと言われているそう。

マカオは食の宝庫とも言える場所。チャイニーズにポルトガル料理にマカオ料理に、さらにはいろいろな国のおいしいものや、ミシュランの星付きレストランまで多彩。選択肢も多い分、何をたべるのか迷うところ。

まずは、安心して行ける、ホテルのレストランをご案内します。今回ご紹介するホテルのチャイニーズは、どこも厳選された旬の食材を用い、全体的に優しい味。脂っこさを感じることもあまりなく、健康にも良さそうです。まさに医食同源ともいえる、からだがよろこぶチャイニーズをいただけます。

1軒目はマカオ半島にあるラグジュアリーホテル「MGM マカオ」のレストラン、インペリアルコートへ。ここはモダンラグジュアリー広東料理ということで、フレンチのようなスマートな料理がいただけます。厳選した素材でヘルシーな料理がでてきて、もたれません。パート4のトップ画像にある龍をあしらったショープレートのテーブルセッティングやレストランのインテリアもなにやら運気が上がりそうな雰囲気です。

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龍が大胆にデザインされた柱が印象的。

この「MGM マカオ」は、ホテルももちろん素敵。自然光が降り注ぐアトリウムには、巨大な水槽があり、その周りにレストランやカフェが軒を連ね、客室もスマートラグジュアリー。そして、ホテルのカジノ側の入り口には、金運を引き寄せるオブジェが。取材時は申年だったので、金のなる木のオブジェには、よくみると猿があしらわれています。

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MGM マカオのアトリウム。この時は蝶が空中を待っている飾り付け。シーズンや催しでこの飾りも変わります。中央に見えるのは巨大な水槽。美しい熱帯魚が泳いでいて、ここも人気の撮影スポット。どれだけ広くて大きいかは、映っている人の大きさと比べてみてください。
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どこのホテルに行っても必ず運気が上がる飾りがあります。携帯の待ち受けにする人もいるとか。

コタイ地区のホテルレストランは注目のウィン・パレスで

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7室あるヨーロッパのオペラハウスのような個室。記念日をお祝いしたりするのもこんな個室ならまた格別な思い出に。

パート1でご紹介した「ウィン・パレス」。ここのメインダイングとも言えるのが、ウィン・レイ・パレス。こちらも広東料理のダイニングですが、女性なら誰もが可愛い!といってしまう、ゴールドと翡翠色を使った、宮殿風のインテリアがとても素敵です。どの席からもパフォーマンスレイクの眺めを楽しめるので、食事しならがエンタメも充実という、欲張りレストランです。ランチは飲茶をメインに、夜はコースやアラカルトで季節限定メニューを出しています。

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なんともいえない上品な味わいながら、一度口にしたら忘れられない滋味深い味のチキンスープ。卵の白身が美しいアクセントに。
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飲茶も上品。一番右のきのこの形のものは、実はきのこじゃなくてココアを使った甘い飲茶。見た目も凝っています。
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デザートに出てきたピンクグレープフルーツが入ったマンゴープリンならぬスープ。お腹いっぱいでも食べられる、濃厚でいて優しい味。

帰りには、食事中に調味料として出てきた、レストラン特製のXO醬をお土産に。一般には販売していないスペシャルなもの。食事の最後にテーブルを担当する人にお願いしてみてください。

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XO醬は、各ホテルのレストランがオリジナルで作っている所が多く、レストランで店頭販売していたりしますが、ここではオーダーしないと買うことができないので、とても貴重なお土産になること間違いなしです。

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海辺のリゾートでいただく絶品ポルトガル料理

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ポルトガル料理は、マカオで食べるべきもののひとつ。街中にもレストランがたくさんありますが、ちょっと足を伸ばして海沿いにある気持ちのいいレストランへ。目指すのはコタイ地区からならタクシーに乗って15~20分程度で到着するコロアン地区にある「ミラマー」。緑に囲まれ、海まですぐ近くという、自然の中にあるお店は、かわいい内装、カジュアルな雰囲気で、豪華なホテルや世界遺産の街並みとも違い、リラックス度満点です。車で少し移動するだけでがらりと環境が変わるのもマカオの魅力のひとつです。

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あさりにエビにイカ、とシーフードづくしのメニュー。
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名物のシーフードたっぷりのリゾット。
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ポルトガル料理を代表する、バカリャウ(干し鱈の塩漬け)の料理。

ここでのおすすめはシーフードを使ったメニュー。とくにバカリャウをつかった料理は、ポルトガルの味そのもの。ボリュームもあるので、みんなでシェアしていろいろなメニューにトライしたいお店です。

焼きたてのエッグタルト。これもマカオ名物!

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日本でも最近よく見かけるようになったエッグタルト。じつはコロアン地区にある「ロード ストーズ ベーカリー」がマカオのエッグタルト元祖のお店。元はポルトガル式のエッグタルトをベースに、このお店がオリジナルレシピを考案して、香港などに広まったものなのです。ミラマーでランチを楽しんだあと、少し移動してここでエッグタルトのデザートをいただくのがおすすめのコース。コロアンの本店はいつも賑わっていますが、店の奥で絶え間なく焼いているので、出来立ての熱々を食べられます。これがまた絶品なのです。

マカオ料理は絶対に食べておきたいもののひとつです!

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マカオタワーが目の前に見える「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」は1976年創業の長い歴史があるレストラン。初代オーナーは、船のコックをしていたので店内のインテリアは船のイメージでとても雰囲気のいいお店。決して広くない、街のレストランですが、大人気なので予約して行くのがおすすめです。スパイシーなソースがかかったアフリカンチキンは、マカオ料理を代表するメニューのひとつ。カニのカレー炒めとともにみんなが注文する人気メニューです。ポルトガル料理のバカリャウのコロッケなどもおすすめ。ボリュームたっぷりの蒸し野菜で、バランスもばっちりです。

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マカオ料理は大航海時代に、インドやアジアを中継してマカオにスパイスをもたらしたことで生まれた料理。香辛料が多く使われているのが特徴です。こちらは名物のアフリカンチキン。このあとお店のひとが、ほぐして食べやすくしてくれます。
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形が可愛い、バカリャウのコロッケ
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旨味が凝縮された、カニのカレー炒め。ジャスミンライスにかけていただきます。
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たっぷりの蒸し野菜が料理のつけあわせにぴったり。

マカオの豊かな食はいかがでしたか? 医食同源のチャイニーズ、たっぷりのスパイスを使ったマカオ料理などでからだも元気に。パート5では、高級ホテルが集まるマカオの、スパ天国レポート。美しくなる旅のメインともなる、オススメのスパをご紹介します。

撮影・取材・文/高橋麻紀子

MGM マカオ
https://www.mgm.mo/enウィン・パレス
http://www.wynnpalace.com/jpミラマー
http://miramar.com.mo

ロードストーズベーカリー
http://www.lordstow.com

ヘンリーズ ギャレー マキシム
http://www.henrisgalley.com.mo

取材協力/マカオ観光局
http://www.macaotourism.gov.mo

極楽スパ天国をめぐり尽くす!美しくなる旅マカオ #5>>

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