当サロンへ来られない方もに! 楽々セルフケアグッズ紹介『アスカクリニカルサロン』
サロンの価値観がわかりやすく現れるのが、セルフケアグッズなどの商材の数々。「Recommended Items」では、そうしたオススメ商材をご紹介します。
セルフケアグッズがついたムックを出版
これまでに20冊以上の付録付きムックを出版されてきた小野里先生。サロンに来られない方でも自分でケアができるというコンセプトのもと、商材開発をなさっています。
「『靴に入れるだけ! インソールダイエット』は付録のインソールを靴に入れて歩くと突起がツボを刺激して美脚になるというもので、30万部ぐらい売れたそうです。今までで一番好評だったのがインソールだと思います。靴のなかに入れるだけなので簡単ですし、外からも見えませんからね。
足のむくみの一番の原因は、歩かないこと。今は交通手段が発達しているので、昔に比べて歩く距離も時間も短くなっていますよね。じっとしている時間が長いので、たとえ少しの時間でも、せめて歩いている間は足の裏に刺激を与えましょうというものです。これを入れて歩くだけでむくみに対してずいぶん違いますよ」
できる限り何もしないで効果が出るものを
「開発はかなり大変ですが、すべて私ひとりでやっています。もちろんすべてオリジナル。中国の工場と協力してコンセプトを形にしています。ひとり商社みたいなものですね(笑)。今は何でも『楽にできる』のが主流なので、本当は何もしないで疲れが取れたり痩せたりできるのが一番いいわけです。ですから、できる限り少ない努力で楽して効果が出るようにと、知恵を絞って開発しています。インソールも、この『耳ツボ貼るだけダイエット』も簡単に誰でもできるものですよね」
「サロンの施術を自分でやるためのグッズもあります。たとえば『小顔クッション』もそうですね。サロンでは小顔頭蓋骨矯正という施術を行っているんですが、このクッションを顔につけるだけで同じような効果が得られるというものです。フェイスラインがシャープになるだけでなく、頭や目の疲れ、首・肩こりにも効きますよ」
“温活”で身体が本来持っている能力を喚起
小野里先生は現代人が抱える不調の因果関係と改善策を、著書やグッズを通して広く伝えようとしています。
「今は身体を温める“温活”についての本を執筆中で、この秋に上梓予定です。こちらも楽に怠惰に、寝転がって温活しましょうというもの。なぜ“温活”なのかというと、その背景には日本人の体温の変化があります。昔の人は平均体温が37度前後だったんですが、今は平均が35度台の女性が多いでしょう。冷え性の人も多い。その原因は何かというと、交通手段が発達して歩かなくなったことと、冷暖房が普及して自分で体温を調節することができなくなっていることが挙げられます。昔は夏は暑く冬は寒いのが当たり前でしたから、食事を工夫したりして自分でその温度変化に対応してきました。それが、今はみずから温めたり冷やしたりするのではなく、外から与えられてしまっている。この状況を変えるためにどういうことをするべきかをまとめた本です。
すべての方がサロンに来られるわけではないので、こういった本やグッズを利用して自分でケアをすることで、少しでも身体に刺激を与えて本来の身体が持っている能力を喚起したいと思います」
サロンワークはもちろん、あらゆる経験と知識が商材開発にいかされているんですね。最後に今後の展望について伺いました。
「今後もサロンを広げていくというよりは、人を育てたり、サロンに来られない方でもセルフケアできるようなグッズを提案していきたいですね。そうすることで、私の持っている知識や技術が少しでもお役に立てればうれしいです」
Shop Data
アスカクリニカルサロン
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