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永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー! ため息誘う展覧会が9月に開催!

美に携わるプロフェッショナルにとって、必見! 9月8日から26日まで松屋銀座で行われる「グレース・ケリー展 モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス」は、モナコとの友好10周年を記念して企画されたもの。永遠のクールビューティとして知られた彼女のファッション、ジュエリー、モナコ宮殿秘蔵の映像や写真など、貴重なものが集められて展示されます。ここでご紹介する写真を見ているだけでも、わくわくしてきます。ぜひ、ご覧ください!

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
Grace Kelly ©Howell Conant / Bob Adelman Books, Inc.

1950年代に一斉を風靡したハリウッド女優グレース・ケリーをご存知ですか? 美しさはもちろん、演技も一流で、1954年の「喝采」では、見事アカデミー主演女優賞を受賞。オスカー像も手にしているのです。そんな彼女が絶頂期になんと結婚して引退。しかし、その後に待っていたのは、ヨーロッパの美しき小国のひとつであるモナコの公妃という、世界中の人々を驚かせたキャリアの転身だったのです。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
Grace Kelly ©Howell Conant / Bob Adelman Books, Inc.

グレース・ケリーの夫となった、モナコ公国のレニエ大公と知り合ったのは、カンヌ映画祭だとか。つまり映画がきっかけで、一国の公妃への道が切り開かれたというわけです。1956年1月5日に婚約を発表し、4月18日に結婚。美しい花嫁姿が話題になったカトリック式の結婚式は1957年4月19日のことでした。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
Grace Kelly ©Howell Conant / Bob Adelman Books, Inc.

今回の展覧会でも、この時のウエディングドレスが、モナコ宮殿によって、忠実に再現されて来日します。繊細なレースを惜しみなく使った芸術品のようなウエディングドレス。結婚式から半世紀以上も経っているというのに、今だにこのドレスは世界中の花嫁を魅了しているのです。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

他にも、妊娠中のお腹をパパラッチに撮られまいと思わず隠したエルメスのバッグが、のちに「ケリーバッグ」と呼ばれるようになったのはご存知ですか? もともとは「サック・ア・クロワ」という名称だったバッグが、このことをきっかけに、「ケリーバッグ」と改名されたのです。エレガンスの代名詞のようなこのバッグは、まさにケリーバッグの名にふさわしいものです。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016
シャネルのツイードのスーツ
永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016
ディオールのコート
永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016
マダム・グレのドレス

彼女の美貌をひきたてるのは、名だたるメゾンのワードローブ。今回の展覧会では彼女のクローゼットの中身からも必見のアイテムが来日します。シャネル、ディオール、イヴ・サンローラン、バレンシアガ、マダム・グレなど、名だたる有名メゾンがずらり。クチュールの技を間近でみる機会でもあります。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

もちろん公妃とジュエリーは切り離すことができません。初公開のティアラも必見ですが、このヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーも見事。ネックレス、イヤリング、リングというセットアップで作られたジュエリーは、正装をしたときに映えるジュエリーでもあるのです。本物のきらめきを確かめてみてください。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

また、ジュエラーのカルティエは、もちろんたくさんのジュエリーをグレース・ケリーのために製作してきましたが(婚約指輪もカルティエのダイヤモンド)、この展示では芸術品のようなクラッチバッグが公開されます。この緻密な作りは、精密なセッティングを要求されるジュエラーだからこそ。熟練した職人技が隅々にまで生かされています。

これらの珠玉の品々は、モナコ宮殿秘蔵の映像や写真とともに会場に展示されます。グレース・ケリーの世界観をとことん堪能できる機会でもあります。展示を見終わったら、ギフトショップも見逃せません。花を愛し、押し花でアート作品を数多く残したグレース・ケリーに敬意を表した、フラワーモチーフや、今回のテーマかカラーである赤を使った、オリジナルグッズがずらり。ブランドコラボレーションしたスペシャルアイテムも、こだわって作られたものが多く見逃せません。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

おすすめをいくつかご紹介します。このルージュは、パッケージにフラワーモチーフを使い、赤はグレース・ケリーをイメージした上品な色になっています。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

このフラワーボトルは、トップの部分にアロマオイルを落として楽しめるようになっているので、お部屋のインテリアとしてもおすすめです。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

パリの人気ビーズ作家マリアンヌ・バトルによるグレース・ケリーのブローチ。このデザイン以外にも3型あり、どれも可愛くて欲しくなってしまいます。

永遠のクールビューティ、憧れのグレース・ケリー
©beans Grace Kelly 2016

柔らかな錫の素材を生かし、自分のサイズで調節できるNAGE+のブレスレット&リングは、グレース・ケリーのテーマカラーをあしらったスペシャルバージョン。日本の精巧な技術とコラボレーションです。

モナコでは現在彼女のための博物館を建築中で、完成後は今回の展示物はそこに収蔵される予定。その後は門外不出になるアイテムも多いそうなので、日本で大規模な展示が見られるのはこれが最後になる貴重な機会だそう。

東京の後は、11月に横浜、2017年2月に大阪、2017年4月に名古屋と巡回するので、公式ホームページで最新情報をチェックしてください。

グレース・ケリー展 モナコ皇妃が魅せる永遠のエレガンス」

2016年9月8日から26日まで
松屋銀座8階イベントスクエアで開催

公式ホームページ
http://www.gracekelly-exhibition.com

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