AYA interview #3:メイクアップアーティストAYAさんが明かすオトナ肌ケア
藤原美智子さん、千吉良恵子さんなど日本を代表するメイクアップアーティストに師事し、ご自身も雑誌、広告、TVと大活躍を続けるAYAさん。昨年9月には自身初となる書籍『AYA MAKE』を発売。今、最も「メイクしてもらいたいメイクアップアーティスト」として、芸能人やモデルたちから支持を集めています。彼女のメイクへのこだわりや、メイクにかける“想い”をインタビュー!
オトナ肌の読者必見。30歳OVERメイクで、見直すべきポイントとは?
――素肌で勝負が出来る10代20代と違い、くすみや乾燥、小じわ等が気になる30代。コスメやメイク方法等で、見直したほうが良いことは?
「加齢により曖昧になってくるのがまつ毛の生え際、口びるの輪郭などの“キワ”。パーツのフレームをラインで補うことが大切です」
AYAさんの経験から、オトナ肌世代のメイクは、色を過剰に塗ったり盛ったりするよりは、キワを引き締めることが大切なのだそう。
「まつ毛の生え際を点でつなげるようにラインを描いたり、唇の輪郭をリップライナーで整えたり、パーツのフレームを丁寧に仕上げることで、加齢に抵抗する、美しいメイクをつくることができます。さらにメイクブラシなどのツールやコスメを少しずつバージョンアップさせるのも効果的なのではないでしょうか」
――スキンケアで、整えるべき点はありますか?
――多くの女性が抱える悩み。それは「毛穴」ですよね。30歳を超えた頃から毛穴が徐々に目立つようになってくるもの。どのようにカバーすれば、ヘルシーな素肌感や、美しいメイクが維持できるのでしょうか。
「今は毛穴カバー下地の種類が豊富なので、毛穴の状態や肌質に合わせて選んでみて下さい。頬のあたりの毛穴は表情でよく動くので伸びのよいまろやかなテクスチャーのもの、Tゾーンなどのテカリが気になる方は皮脂をコントロールしてくれるタイプのものがおすすめですよ。どんなに丁寧にファンデーションを塗っても、短時間で毛穴落ちしてしまう、という方は、下地を見直してみてもいいのではないでしょうか」
――コスメに関わらず、AYAさんが考える“大人の女性に必要なこと”とは?
「何か特別なことをする、というよりも、“当たり前のことを丁寧にする”のが大切だと感じています。でも、私自身もそうですが30代は仕事や家庭のことで思うように時間が取れないことも多いと思います。忙しい中でもアイラインをいつもより少し時間をかけて引いてみたり、リップの色を変えてみたり……そんな些細なことでも続けていくことで自信につながっていくのかなと思っています」
Profile
AYA
山野美容学校を卒業後、美容師経験を経て、2002年に『LA・DONNA』に入社。藤原美智子さん、千吉良恵子さんのアシスタントを経て、現在に至る。透明感が特徴的な、女性を内面から輝かせるようなメイクアップが特徴的。数々の女性誌やメディアで活躍中。
Information
本体価格1,300円
『AYA MAKE』宝島社 ISBN:9784800256560
- CHAPTER1
AYA’S STANDARD MAKE-UP 小顔にもなれるメイク論 - CHAPTER2
AYA’S WONDERLAND AYA的妄想メイクアップ - CHAPTER3
AYA’S HAIR COLLECTION STYLEをつくるヘアコレクション - CHAPTER4
AYA’S FAVORITE ITEMS AYA MAKEに不可欠なコスメたち
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